見出し画像

【カラーリングの自由研究#1】F1のカラーリングから見る2021年のカラーリングトレンド予想!

どーもしーなありさです。
今回は【カラーリングの自由研究】と題してしーなさんが気付いたカラーリングあれこれを書きながら、自分なりに考えたことをまとめていく不定期更新シリーズとなります。
書いていく内容はしーなさんの個人的な感想とかなので一意見として大目に見てやってください。

と言うわけで第1回目のテーマは「F1のカラーリングから見る2021年のカラーリングトレンド予想」です。

モータースポーツの最高峰であるF1。そこから生まれた要素は様々な場所に活用されています。ではカラーリングもそうなのではと言うことでF1のカラーリングを違う角度から観察してみましょう!

新しいトレンドは2色デザイン?

画像1

先日アルファタウリの新車「AT02」が発表されました。
カラーリングを見た時の感想は「めっちゃシンプル!」と言った感じでした。シンプルを掲げてカラーリングをしているしーなさん的にこのカラー好きです。そして気になったのは「なんでこんなにシンプルにまとまってるんだ?」と言ったところ。そしてよく見て見るとこの車両を構成する色は3色であること。その内ロゴを含まない場合のデザイン上の色は2色だけなのです。
カラーリングを作ったときある人ならわかるかもしれませんが、2色構成って結構難しいです(僕は苦手です笑)。
色が少ないとデザイン上の自由度というものが減り、シンプルというか単調になってしまいます汗
そう考えるとプロのデザイナーさん達の凄さを思い知らされます。

AT02以外で2色デザインのF1車両は何台いたんだろうと思い去年の車両を見返してみました。

ルノー R.S.20

画像2

黄色と黒の2色構成。自分の好きなチームでもあるルノー何ですが、2色でここまでカッコよくできるのすごいですよね。
黄色のメイン色に黒のアクセント。いいぞこれは!!
…と見ていたのですが、シーズンが進むと3色になっていました。

画像3

E-TECHロゴが上部に移動してその部分に青が追加され3色に。

フェラーリ SF1000

画像4

一見単色っぽく見えますが、マシン下部が黒で塗ってあるので2色構成のSF1000。赤をメインに黒のアクセントで塗られているシンプルの王道と言った印象のカラーリング。イタリア国旗のストライプはデザインと言うよりロゴだと思うのでここには含んでません。実際どっちなんでしょうかね汗
このカラーリングはフェラーリのブランド力あってのカラーリングだと思います。フェラーリだからカッコよく見えますしフェラーリだからこのシンプルさが許される、特別感のあるカラーリングです。

レッドブル RB16

画像5

このカラーリングは3色構成と間違えやすいですが、実は2色です。
パッと見だと紺色、黄色、赤色の構成に見えますが、この黄色はレッドブルロゴの黄色なので実際は紺色と赤色だけなのです。赤色も文字や数字の部分ではなくちょっと入ってるラインのことを指してます。
このカラーリングはロゴに含まれている色を上手く活用したものとなっているのでとても参考になる1台です。

アルファタウリ AT01

画像7

アルファタウリの去年の車両も新車同様2色構成のカラーリングとなっています。これもレッドブルと同様にロゴを上手く使って一つの柄として成り立たせています。

こうして見返すと2色構成のカラーリングは4つ程しかないんですね…。
これだけでもこの構成がいかに難しいかを物語っている気がします。

ただ年々カラーリングを見ているとよりシンプルになっていく傾向にあるようにあり、この2色デザインがより多くなっていくのではないかと勝手ながら予想を立ててみたいと思います。
ここまでシンプルに仕上げられるとカッコいいのもそうですが”ブランドとしての強さ”というのも表現できるとも思います。実際これだけシンプルなものを成り立たせられるのはデザイナーの力量もそうですが、チームの”ブランド力”があってのものなのです。

シンプルなデザインに溶け込むロゴ

画像7

この記事を更新している途中に新たにアルファロメオを新車「C41」が発表されました。これまたカッコいいデザインだと思い見ているとまた新たなトレンドの匂いが…!
リアカウルの部分にあるアルファロメオのロゴがデザインにより溶け込むように配置されています。レッドブルがロゴを上手く活用しているのと似ていますが、こちらはロゴがフラットなデザインになっていて”デザインの一部として機能する(伝わりづらいニュアンスですいません。)”ようになっています。最初に書いたAT02でもこのようなロゴの使い方をしているのがわかります。

画像8

よりロゴの使い方を進めたものとすれば2020年のチャンピオンマシンであるメルセデスF1のW11があります。
メーカーロゴが模様として使われているところがオシャレですよね。

このようにロゴを上手く溶け込ませる使い方も1つトレンドになるのではないかと予想させてもらいます!


いかがだったでしょうか?勢い任せで書いたのでいつもよりわかりづらい記事になった気がしますが…
これから不定期に【カラーリングの自由研究】と題してカラーリングについて自分なりの考えや気づいた点などをまとめていきますので興味がある方は次の記事も見て頂けると幸いです。

では次の記事でまた会いましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?