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【カラーリングの自由研究#2】カラーリングにも「マスク」!?

どーもしーなありさです。
今回は【カラーリングの自由研究】と題してしーなさんが気付いたカラーリングあれこれを書きながら、自分なりに考えたことをまとめていく不定期更新シリーズとなります。
書いていく内容はしーなさんの個人的な感想とかなので一意見として大目に見てやってください。

久しぶりとなる第2回目のテーマは「カラーリングのマスク」についてです。

名称が分からないのでこの場では「マスク」と呼んで進んでいきますが、昨今のGT3車両、LMP2などの車両で見られる主に黒色の部分。使い方次第でカラーリングやマシンの印象を大きく変えることのできる要素となるものをしーなさんなりに掘り下げていきたいと思います!

マスクをよく使う車種は?

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まず最初にどういった車でマスクが使われる傾向にあるのか。
特徴としてはフロントグリルの比率が少ない車種に多いように感じます。言葉にするとわかりづらいので写真を交えて説明していきますと

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R8 LMSのように特徴的なグリルを持っている車種はマスクの採用率は少なく、ウラカンGT3などのグリルの比率が低い車などではマスクがよく使われているように感じます。

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またLMP2車両では必ずと言っていいくらい採用されていますがハイパーカーではあまり採用されていないように感じます。

マスクを使う理由は?

幅広い車種で見られる「マスク」ですがなぜここまで利用されているのでしょうか?別になくてもカラーリングは成り立ちますし、カラーリング出来る範囲が狭まるからないほうが良さそうにも見えます。
ここからはしーなさんの考察や使い方になりますが解説していこうと思います。

車自体への印象付け

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これはフロント部に言えることですが一部車種では何もしない状態だとのっぺりした感じに見えてしまうことがあり、あまりカッコいいとは言えません(個人差あり)。そういった車種でマスクを使うことで車の顔を演出することが出来ます。それによって引き締まった印象を与えることが出来ます。

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主に車両の開口部を強調するようにマスクを使ってあげると周りと比べた時に同じ車種でも違った印象を受けると思います。
カラーリングとは少し違いますがスポーツカーやスーパーカーなどの車両で開口部を大きくするのは冷却性能を高めることと同時に車両に高性能な車という印象付けや威圧感を与えたりするそうです。なのでカラーリングで開口部を強調することで速さや存在感を与えることに繋がるのかもしれませんね。昨今の市販車にダミーダクトが多く配置されているのもこういった部分から来てるのかも?

デッドゾーンを作る

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ようやく出てきた「デッドゾーン」。
先程カラーリング出来る範囲が少なくなるからマスクしないほうがいいのでは?と書きましたが、しーなさん的には逆で減らした方がいいと考えてます。というのも上の488GT3を見てもらえばわかるかなと思います。
1枚目カラーリングではサイドスカート部とエアインテークの一部だけマスクを適用していますが、車両の凹凸の立体的になる部分でカラーリングに歪みが出てしまう。そこで2枚目のようにサイドの凹凸のある場所とエアインテーク全体にマスクをつけることでカラーリングの違和感が少なくなります。このようにカラーリングのデッドゾーンを作ることで自然なカラーリングになったり、カラーリング全体のバランスがよくなりスタイリッシュになると思います。

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いかがだったでしょうか?今回書いたものはカラーリングをする上での1つのテクニックとして紹介させてもらいました。やっていることはシンプルですが、シンプルだからこそ押さえておくとデザインもカッコよく仕上がると思います。読みづらい記事だと思いますが参考にしていただけると幸いです。

これから不定期に【カラーリングの自由研究】と題してカラーリングについて自分なりの考えや気づいた点などをまとめていきますので興味がある方は次の記事も見て頂けると嬉しいです。

では次記事でまた会いましょう!

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