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悪いことはするな

「推し」というほどではないが、たびたび遠くから眺めては「いい曲作るな~」と好感を持っていた作曲家がいた。
 そしてある朝、目覚めた瞬間。その作曲家は、未成年にわいせつな行為をしようとするクソヤバ男になっていた。こんなことある? いや、こんなことある……?

「誤認逮捕かもしれないし……」と思いながら詳細を調べたら、冤罪どころか余罪が出てきそうな勢いじゃねぇかオイ。しかもやり方キモすぎだろ……。

 信じられないというか受け入れられないというか現実を認めたくないというか。一日中どころか二日目の夜に突入しても、心の奥のモヤモヤが晴れぬ出来事であった。

 脳がバグっているのか、件について考えると自然と笑顔になってしまう。
 精神的ダメージが何気にデカい。「推しってほどじゃないしまだマシ……」と心のどこかで思ってはいたが、けっこう好きだったのかもなあ、田中秀和。


 最近(というにはちょっと前すぎるが)、私は田中秀和氏が作曲・編曲を担当された『ヒミツキチューバー』という楽曲にハマっている。
 とてもキャッチーでちょっぴりヘンテコで、だけどオシャレで、「ニンジャ」として和風のエッセンスも忘れず、それでいて「いい曲だな~!」ってなる感じがいい(語彙力低下)。

 これね、なんと音源化されていないんですよ。私はこの曲にハマってから「音源化してくれ! あわよくばサブスクに!」ってずっと思ってたのに何しとんねんアホ!

 作者と作品は切り離すべきだという考えではあるんですが、自分はどうもそれが難しいタチらしい。
 オシャレサウンドの節々から「田中秀和」を感じた瞬間に彼の所業が頭をよぎり、「うわコイツキッショ!」ってなってしまう。辛い。

 まあ後半に入るとそんなことも忘れて「いい曲だな~!」になるんですがね。チョロいな自分。
 フルサイズ版の「ナイショの基地のドアよひらけ ヒミツキチューバー」のところとかヤバいっすね、脳汁ドバドバ出る。秀和氏、やっぱりいい曲作るな~(なんで微妙に上から目線なんだ)。


 このnoteは別に『ヒミツキチューバー』について語りたかったわけでも田中秀和の話をしたかったわけでもないんですよ。伝えたいことはタイトル通りです。
 皆さん、ほんとうに悪いことはしないでください。ほんとうに。

 悪いことをすると被害を受けた人はもちろん、好感を持ってくれている人まで傷つけることになりますからね。
 それに自分の作品を見て喜んでもらえた時、「でもコイツ駅で未成年尾行してわいせつ行為に誘ったクソキショ人間なんだよな」とか頭によぎってほしくないじゃないですか。

「自分に好感を持っている人なんていないし」とか思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはわかりません(否定はせんのかい)。
 まあ、もし自分のことを悪くねえな~って思ってくれている人がいたら嬉しいし、そういう人たちのことを悲しませたくないですよねって話です。


 シメの前にざっと読み返しているが、消沈したり激昂したり情緒不安定だなこのnote。まあそれだけダメージをくらってるってことで。

 今日のまとめ。

悪いことはするな

 以上!

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椎名
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