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約1500円!可能性を秘めたラッカバルガアリタビート

バルガアリタは「出た時&攻撃時山上がコスト5以下のカードを使える」という面白い効果を持ち、上振れた場合格上にも勝ちうるデッキだ。前に運用していた構築は以下の通りで、1500円ほどで組める。

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運任せ、しかし堅実なビートダウン

豊富なマナブーストとサーチ手段により早期にバルガアリタを出し、適宜バルガアリタを増やしながら攻撃していく、いたってシンプルなビートダウンである。そんな単純な戦法でも超次元のメタクリーチャーや様々な除去を運任せながら放っていけるため、運任せとはいえ安定性は高い構築となっている。


良い点・悪い点

◎デッキの目標がシンプル

このデッキの回していく上での目標は「バルガアリタを出すこと」のみである。マナをある程度溜めながらバルガアリタをサーチし、早期にバルガアリタを着地させる。その後も追加のバルガアリタ着地を狙ってサーチを繰り返しながら殴っていけば、バトルゾーンは自ずと整っていく。

◎「ハズレ」の削減

このデッキにはマナブースト札が14枚入っている。低コスト踏み倒しデッキにしては過剰すぎないか?と思うかもしれないが、実際の所はそんなことはない。確かにこのデッキは山札から多くのカードを使用するため、マナはあまり重要ではない。しかしながら、今回採用しているマナブースト札は全てマナブースト以外の効果も持っている点に注目してもらいたい。バルガアリタから踏み倒すのは完全にランダムなため、ただの除去札ではどうしても腐るタイミングが出てくる。そういった場合でも、マナブースト効果を持った札なら一定のアドバンテージが得られる。

◎超次元による臨機応変な対応

このデッキにおける第2の要と言えるのが超次元である。呪文コスト増やSTに反応するランデスなど、弱いものではあるが最低限の妨害は超次元のみでも事足りる。バルガアリタを引けない時の超次元グリーンレッドホールによる疑似マッハファイター&ハイドラギルザウルスによるトリガーメタには何度助けられたか分からない。

△除去・速攻に弱い

ビートダウンという戦法の都合上仕方ないのだが、バルガアリタが除去されてしまったり、出す前に攻められるとかなり辛い。

△バルガアリタに依存している

バルガアリタを封じられると打点の形成がとたんに難しくなる。


総評

実際にしばらく回してみると、安価でとても回しやすい上に戦える性能も兼ね備えた、良いデッキだと分かる。筆者が普段コントロールを多く使っているのもあるが、山札から何が出るか分からないドキドキ感は回していて楽しい。初心者だけでなく経験者でも楽しめるデッキになっているといえよう。新弾ではこのデッキに相性のいいカードも多く出ているし、面白いことに値段に目をつぶれば高額なカードも導入できるため、使う人に合わせて様々な進化の可能性がある。ぜひ作ってみて、あなた独自の進化ルートを探してみてほしい。

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