広島平和祈念式典について広島市長へ抗議メール送信

広島市長 松井一實殿（市政へのご意見・ご要望：https://www.city.hiroshima.lg.jp/ques/questionnaire.php?openid=4&check 及び メールアドレス：katsudo@city.hiroshima.lg.jp へ送信）

広島平和祈念式典について抗議文

米国による広島への原爆攻撃から79年。
平和の祭典と言われるオリンピックがパリで開催されたが、それを尻目に、ウクライナ紛争や、イスラエルによる、パレスチナ、ガザ地区への侵攻、虐殺により多くの方々が尊い生命を毎日、失っている。
みてくれだけは平和に見えるが世界は残酷である。
米国による広島、長崎への原爆攻撃以降も世界は当時と何ら変わっていないのである。
それでも、世界で唯一、原爆による核攻撃を受けた被爆地である広島、長崎から反戦、反核、平和のメッセージを訴えなくてはいけない。
それが、原爆で生命を失った方々、原爆症で苦しむ被爆者の方々に対する約束であり、慰霊であると思う。
しかし、広島市長である貴殿は、去る、8月7日の広島原爆忌において、パレスチナ、ガザ地区を侵攻し、罪のない非戦闘員を虐殺しているイスラエル大使を広島平和祈念式典に招待した。
あってはならない事である！
イスラエル大使を招待した件について、多くの抗議の声が上がっていたはずだ！
その抗議の声を傾聴することもなく、抗議の声を上げる人々を弾圧しようとする動きも見られた！
一方、このような状況で長崎市長の鈴木史朗氏はイスラエル大使を不招致を英断をした。
その英断によって、長崎市長は長崎平和祈念において、米、英、仏、伊、欧州連合（EU）、カナダ、オーストラリアに「大使よりも格下の外交官を派遣する」といった不当な外圧を受けた。
更にはイスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使は5日、長崎市の平和祈念式典に招待されなかったことについて、長崎市長が安全面の懸念を「でっち上げている」として非難。
このような謂れのない、長崎平和祈念式典を冒涜する卑劣な欧米各国、イスラエルの外圧を見て広島市長である貴殿は何を思うか？
恥を知るべきではないか？
広島平和祈念式典にイスラエル大使を招致した事は世界に誤ったメッセージを送った事になる！
パレスチナ、ガザ地区においては、幼い子供達、非戦闘員が、シオニスト政権、イスラエルの軍隊に毎日、毎日、虐殺されている！加害国であるイスラエルを広島平和祈念式典に招致するということは、イスラエルによるパレスチナ、ガザ地区への侵攻、虐殺行為に対してお墨付きを与えたようなものである！
広島市長である貴殿が世界で唯一の被爆地広島の首長として発するべきメッセージとは何か？
如何に、貴殿が広島平和祈念式典で美辞麗句、綺麗な言葉を並べても、行動が伴わなければ、説得力は持たない！
言動一致という言葉があるが、広島平和祈念式典におけるイスラエル大使の招致は言動不一致である！
長崎市長のように、外圧を受ける覚悟で、イスラエル大使を不招致するという選択肢は無かったのか？
今回の平和祈念式典においては、広島、長崎において、ハッキリと明暗が分かれた。
イスラエル不招致にて行われた長崎平和祈念式典こそ、世界に正しく被爆地としてのメッセージを発信したと言えるだろう。
広島平和祈念式典は欧米各国、イスラエルの世界戦略の為に被爆地広島が利用されたと評価されても過言ではあるまい。
上記を以て、広島市長による広島平和祈念式典にイスラエル大使を招致した件について断固抗議する。
誠意ある回答を強く願う。

以上

令和6年8月12日
日本未来会議メンバー
木島伸一
電話：◯◯◯
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