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書評 『知の体力』

この本で最も心を打たれる部分は筆者の永田氏が愛する妻を亡くした経験について
触れている部分だと思う。

愛する人を失う事が何故悲しいかといえば、二度とその人に会えないからではなく、
愛する人の前で輝いていた自分を失ったからである。という描写は見事だ。

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