瞳も心もキラキラに♪ロスフラワーを使ったキッズサマーWS
夏休みは7月、8月に各1日ずつ、キッズを対象にしたワークショップを開催しました。ロスフラワーを使った「サンキャッチャー」「ミニキャンバスアート」「ガーランド」の中から好きなものを選んでもらうWS、その様子をご紹介します。
夏休みなので自由研究要素を盛り込む
夏休みは、子供達にとってワクワクする時間であると同時に、自由研究のテーマという悩みもついてまわるもの。そこで、子供達にも是非知ってもらいたいロスフラワーを使用したWSで、「学び」と「作る楽しさ」の両方を感じてもらおうと企画してみました。
ロスフラワーのこと
お花屋さんや花市場で売れ残ってしまったお花、イベント装飾後の行き場のなくなってしまったお花、形や花のつき方によって規格外となり市場へ出荷されないお花、様々な理由でロスとなってしまうお花たち。
これらのお花たちは、そのまま何もしなければ綺麗なまま廃棄されてしまうことになります。流通しなくとも、人の手に渡らずに売れ残ったとしても、美しいものは美しいのです。それらを、作品作りという形にして新たな命を吹きこむ「フラワーサイクリスト」としての立場から、ロスフラワーについてのお話をさせていただきました。
子供達の好奇心
ロスフラワーという言葉を初めて聞いた子供達も多かったのですが、すごい綺麗!と言いながら、ワクワクした面持ちでお花を眺めてくれました。通常通り仕入れたお花も持っていきましたが、ロスフラワーと区別することなく、気に入ったお花たちをごく自然にチョイスしてくれる行動には嬉しさがこみあげてきます。好奇心をもって、作品に生かそうという気持ちが伝わってきました。
ダントツ人気は、サンキャッチャー
2回の開催で20名弱の子供達が参加してくれましたが、ほとんどがサンキャッチャーにロスフラワーをつなげていくWSを選んでいました。やっぱり女子はキラキラが好き、なんと男子も参加してくれました!色合いも赤や黄色の華やかなチョイスをしたり、グリーンやホワイト系、ブルー系などの大人っぽい色合いがお好みだったりと、様々なサンキャッチャーが完成しました。
ミニキャンバスアートもオリジナリティ豊かな作品に
イーゼル付きの手のひらサイズのミニキャンバスには、絵を描くようにお花を配置して、個性ある作品に仕上げてくれました。真四角の空間使いが面白く、白い余白を残すバランスの良さにも感心してしまいました。
大人女子は、シックなガーランドをチョイス
ガーランドとは、花や植物を使ったひも状の作品のことで、サンキャッチャーと同じように壁や上から吊して楽しむことができます。ひも状の部分にはゴールドの細いワイヤーを使用したので、サンキャッチャーより落ち着いたシンプルなデザインになります。中学生のお子さんは、ホワイトブルー系の大人っぽい色合わせがとても素敵でした。
親子でもご参加いただき、有意義な時間に
お子様だけではなく、親子でご参加いただく方も多く、ロスフラワーについての知識をより深めていただくことができました。親子でデザインの方向性に違いがあったのも微笑ましく、面白いやりとりがちらほら。
子供達は、みな真剣に、瞳をキラキラさせながら、真剣に取り組んでいました。完成品を眺める眼差しは、にっこりスマイル♪自由研究ギリギリで間に合って良かったー!と、お子様よりお母様の方が安心されていたり、その気持ち、本当によくわかります。
ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。お部屋に飾って眺めて、長く楽しんでくださいね。
大人とは違った斬新さで、毎回驚きと発見がある子供達のアイデアを見られるのは、良い刺激がたくさんあるので、今後もお子様向けのWSを定期的に開催していきたいと思います。
最後まで読んでくださり、誠にありがとうございました。