余儀なく引っ越し
とある理由で6年間住んだ思い出のたくさん詰まった愛着のある部屋から移り住まなければならなくなった。
きっかけは11月初旬に突如電源の入らなくなった電気給湯器である。
今住んでいる物件は所謂オール電化と謳われるもので、ガスを利用することなく生活が出来るという物件だ。
料理をするに至っては、ガスコンロはもちろんなくて、IHクッキングヒーターによる加熱。
お湯は電気給湯器なるもので深夜電力を使用して、毎日夜中の定時に自動で水を電力で温め、370リットル溜め込んでくれる。
それが故障したとなると、何が出来なくなるのか、想像してもらえたらと思う。
自宅で風呂に入る時間が大好きな自分にとって、この電気給湯器が壊れたことはなかなかなストレスであった。
とはいえ、どんなものにも寿命はある。我々人間と同じく未来永劫なんの不具合もなく機能し続けるものなんてこの世にないと考えたら致し方のないことだ。
消沈した気持ちの傍、「数日だけ我慢して銭湯通い。気分転換にそれもありかー。」なんて思っていたが、まさか引っ越しを余儀なくされるとはこの時は思ってもみなかった。
つづく
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