WEB小説という戦略

どうもこんばんは!simonです。


僕は介護士をやりつつライターとしても活動していますが、このたび小説投稿サイト「小説家になろう」で小説の連載を始めました。

「小説家になろう」はご存知の方も多いと思いますが、プロ、アマ、年齢、性別問わず誰でも自作の小説が投稿でき、無料で読むことができるサイトです。


誰でも自分の作品を見てもらえるとあってその作品数は755322作(2020/8/22時点)と膨大です。

それだけに質にもバラつきがあるのですが、僕が今回仕事の合間を縫ってWEB小説を書こうとしたのにはWEB小説ならではのメリットが多く存在するからです。


今回の記事では僕の今後の展望を含めたWEB小説戦略を語らせていただきます。

もしかするとプロ作家を志望する人やアニメ、映画などのクリエイターになりたい方にも参考になるかも知れませんよ?


なぜWEB小説なのか?①PDCAサイクルが回しやすい


小説を世に出す、ということを目標に掲げた時、真っ先に思いつくのが新人賞などの懸賞小説へ応募することだと思います。

もしくは出版社に直接持ち込んで読んでもらうというのも昔からある手段です。


上の2点で共通するメリットは、作品が書籍化するまでに自己のレベルが上がっている事です。

懸賞小説の場合は基準に達しなければ選考から落ち、評価すらされませんし、持ち込みはプロの編集者に良い点、悪い点を指摘してもらいブラッシュアップができます(まあ、全部一からやり直してくださいと言われることもままあるようですが)。


その点においてWEB小説は投稿するのは自分の意志で出来るので、作品の巧拙は関係ありません。そして自分の小説が面白いかそうでないかは読者の反応でダイレクトに分かります。

ここで簡単に「小説家になろう」の評価システムを説明すると、まず読んだ小説を、また読みたいと思ったらブックマークします。これによりその作家に2ポイントが入ります。さらに評価ポイントを★5つまで入れることが出来るので、一人最大7ポイントが付きますね。


この総合評価ポイントが高いほどランキングが高位に表示されるということです。


投稿してからしばらくしても評価が上がらないようであれば、自分の作品は面白くないのでは?と判断できるわけです。


しかし、ここでガッカリする必要はありません。

投稿した作品はいつでも編集できます。


内容を抜本的に変えてもいいし既存の話の前にエピソードを割り込ませることもできます。それでもブックマーク数が伸びなければ思い切って別の作品を書いてみるのもいいでしょう。


そうやって、どんなジャンル、テーマ、作風が多くの読者に読まれるのかを肌で感じ、独自のメソッドを確立できる、いわばマーケティング戦略ができるのです。

なぜWEB小説なのか?②メディア化しやすい

WEBで小説を書き続け、人気が出ると出版社から声がかかり書籍化が決まり、作家デビューする方も珍しくありません。

出版社側も本を出すなら売れる確率が高いものを出版したいのが本音ですから、ファンを多く抱えるWEB小説は金の卵とも言えます。


さらに書籍の売れ行きがよければコミカライズされ、また人気を獲得することができればアニメ化、と言う流れに乗ることも出来ます。

メディア化の希望があるのであれば、WEBへの投稿はその近道となり得るかもしれません。


今後の展望

ここまで、WEB小説投稿のメリットを紹介しましたが、これは一般的な流れであり、僕自身の活動の目的とは少し違います。

では、僕のWEB小説に投稿する目的をお話ししましょう。

今後の展望①作品のポートフォリオ化

ライターとして活動していく中で、クラウドソーシングなどで案件を探しているとyoutube動画などのシナリオライターを募集していることがよくあります。

自分がストーリーを書けることをアピールするために作品を書き溜め、リンクを紹介すれば、そこで採用される可能性があります。


毎日のように投稿していればそれだけで根気強く取り組める気質であることもしってもらえるし、人気が高ければ、それ自体が付加価値にもなるでしょう。そのためには毎日書き続ける不断の努力が必要ですがやる価値はあります。

今後の展望②電子書籍化

作品がたまって行けば、何十万文字と単行本数冊分に匹敵する文字数を書いている事でしょう。

そうなったら出版社から声が掛かるのを待つ必要はないと僕は考えています。

今は無料で電子書籍を出版できる時代。

自分で書籍化することが出来るのです。


電子書籍化することのメリットは、売れた分の利益がまるまる自分のものになることはもちろんですが、自分をブランディング化できることも大きな武器です。

自分で一から出版するノウハウがあれば、出版代行などの仕事もできますし、他者に話を持ち掛けて出版プロデュースをすることも可能になります。

他のWEB作家が「自分も電子書籍を出したいけど、どうすればいいかわからない」と思った時、僕のTwitterやnoteを見たらどうなるか……分かりますよね(笑)

今後の展望③アニメ企画

僕にはアニメ映画を作るという夢があります。

「君の名は」や「風の谷のナウシカ」など、名作映画を観て「こんな映画を自分で作れたら」と思いを馳せたことは一度や二度ではありません。


実は小説を書いているのもアニメ映画のためです。

何故かといえば、僕は現在コピーライターの修行中ですが、ライターの仕事を知ることで分かったことがあります。


それはライターという仕事はただ記事を書くだけにとどまらず、イベント企画やプロデュースなどを手掛けることも可能だということです。

そして、今僕が学んでいるのはセールスコピーライターとしてのスキル。

人の購買意欲を刺激し、商品を売るための技術です。

その技術でもって自分の作品を売り込むことができれば、その時に緻密な企画を立てることができれば、これまで夢でしかなかったアニメ映画の制作が実現できる!

と本気で思っています。

もちろん企画力は必須ですが、その時のために自分の小説という武器があれば、それをもとに映画化するための企画書も作成することができるはずです。

ライティングスキルはそんな無限の可能性を秘めています。

まとめ

アニメ映画を完成させる。

それがコピーライターの仕事を知った時に掲げた目標です。

人は文章1つで動かすことが出来る。

喜ばせ、泣かせ、怒らせ、悲しませ、怖がらせ、感動させる。

感情をフルに刺激した先に待っているのは金銭的な利益だけではないと思っています。

WEB小説という媒体はそれだけでは無料で手軽に楽しめる読み物に過ぎませんが、自分の想いを、アイディアを形にして感動を提供するということはとてもクリエイティブな技術で、それに感動した人が他の形でこの作品を楽しみたい!と思えば書籍化、映像化とマルチに発展することができるのです。

まだまだ始めたばかりの小説ですが、僕の作品がいつか本棚に並び、映画となって皆さんのを感動させることができる日がきっと来ると思っています。

その日を楽しみにしていてください(^^♪





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