「ももクロ 春の一大事2022 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会~」2日目@Jヴィレッジ
ももクロ 春の一大事2022 ~笑顔のチカラ つなげるオモイ in 楢葉・広野・浪江 三町合同大会~」2日目。晴天でこの季節には珍しいほど日が照り付け、暑かった初日とは打って変わってライブ冒頭から若干の小雨がぱらつく天候状態。雨が本降りになることも懸念されたが、ラストの曲がちょうど因縁の「Link Link」で小雨がぱらついてきたのもの本降りにはならず曇天はかえって身体に優しく、絶好のライブ日和となった二日目であった。
この日のセットリストはともに田中将大登場曲の「何時だって挑戦者」「吼えろ」でスタート。こちらもカバー曲ではあるが、ももクロ結成のかなり初期から歌われてきたおなじみの「ツヨクツヨク」へと続く立ち上がり。
ももクロちゃんZ名義の楽曲のためこれまではももクロの大規模ライブではあまり歌う機会がなかった「HERO」も両日にわたって歌われ、ももクロ楽曲の本格的なレパートリー入りを果たしたといえるだろう。
この日は新アルバム「祝典」からはすでに配信では発表されている「BUTTOBI!
」「HAND」が歌われた。「ツヨクツヨク」から「HAND」まで新旧取り混ぜた編成になったが、特に田中将大曲をたくさん歌ったのはコロナ禍で発売されたアルバム「田中将大」収録曲が大挙して歌われるアルバム発売後最初の大規模ライブとなったことに加えて、今後のライブではアルバム収録の新曲がある程度セットリストの中核を担うことになっていきそうなこともあるからではないかと思えた。
前日同様「春の一大事2022」の目玉は宗本康兵のピアノ演奏だけによる「希望の向こうへ」。新バージョンによる「モノクロデッサン」も胸を打つものであった。前日は最後列のDブロック、この日もCブロックの左端に近い、ステージからは遥かに遠い客席であったが、両日ともメンバーの乗るトロッコは近くを通る客席の位置であり、時間は短くほんの一瞬でもメンバーを近くで見る機会があるとそれなりの満足度はあり、この辺りにももクロライブ演出の妙味はあるのではないかと思った。
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