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マロ返 〜結婚について〜

ほんっっっっっとうに長らくお待たせいたしました!
以前より頂いていた「結婚」についてのマロ返です。

どんなマロを頂いたかと言いますと……

このおふたつを頂きました。

ふたつ目のご相談に答えていたら、ひとつ目のご質問の答えにも自ずとなるなと思ったので、合同という形で回答させてください。

本当はニキ燐要素も入れながら〜と思ったのですが、それをしたら解釈と欲望でぐちゃぐちゃの写経をお届けすることになるな…?と思ったので、今回ニキ燐要素はまったくないです。

もちろん、結婚に対して私が思っていることと、ニキ燐の結婚に対して私が思っていることは重なる部分もあります。
ですが基本的には私の考えのみですので、ニキ燐の話もするかもな🎶と思って見にきた方は、大変申し訳ありませんが、こちらでブラウザバックした方がいいかもしれません😢

それでは、質問の回答に行きますが……

まったくヤバくないと私は思いますよ!

人生には色んな生き方の選択肢がありますし、それを選ぶ権利は本人にあります。

なんの話?と思うかもしれないですが、ひとつ、私の好きなドラマの話をさせてください。
「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマなんですが、私はそのドラマのラストシーンがすごく好きなんです。

簡単にあらすじを説明すると、派遣切りにあい、再就職先を探す主人公の女性と、独りを愛する独身サラリーマン男性が、「雇用主=夫」「従業員=妻」 の関係からなる「契約結婚生活」をスタートさせる!というお話しです。正に「結婚とは?」が大きなテーマになっているドラマですね。

二人は色んな紆余曲折がありながらも、最終的には結ばれていきます。「ふーん。結局結ばれたのなら、契約結婚じゃなく結婚に踏み切るってこと?」と思う人が多いと思うんですが、このドラマの最終回はそういう展開ではないのです。

どんなラストシーンなのかと言いますと、フレンドパークにルーレットを投げるゲームがあるじゃないですか?あれのパロディをしてるシーンなんです。主人公の二人が、回るルーレットに向かって矢を投げて、その矢が当たった未来を次々に見せるっていう、そういう感じの。

その中には二人が結婚式を挙げるシーンもあるんですが、それだけがルーレットの中にある訳じゃありません。数ある選択肢の中に「結婚」も入っているっていう終わりなんです。

結婚という形を選んでもいいし、選ばなくてもいい。もちろん一人のままでだっていい。
本人が一番生きやすい選択が出来ることを肯定してくれるような、そんなラストでした。

きっと現代に「そういう世界だったらいいな」と思う人はたくさんいるし、実際私もそうです。
私はそこそこ歳のいったオタクだという自覚があるんですが、今のところ子供はまったく欲しくないし、付き合うのは良くても、異性と一緒に生活するのはちょっと嫌だなあ〜って正直思ってます。

だけど悲しいことに、そういう思想がフィクションになったり、物語になって支持されるというのは、現実ではその状況が「当たり前」じゃないからだと思います。

一気に100年くらい時が経って、当たり前に自分らしい生き方が出来る世界がくればいいのにって思います。もちろん、100年後が生きやすい時代かどうかなんていうのも、当然わからないですが。

つい先程フォロワーさんに教えてもらった、哲学者のサルトルの言葉で、「もっといい時代はあるかもしれないが、これは我々の時代なのだ。我々はこの革命のただなかに、この生を生きるよりほかはないのである」というものを見つけました。本当にそうだなと思います。

いつでも多数派と違う選択をする人の人生は、それなりにしんどいです。でも、ヤバくはないです。絶対に。ヤバくないですよ。

長くなってしまって申し訳ないんですが、次は具体的な話を少しさせてください。
結婚をしなくても、自分の心地良いと思う場所を獲得していく方法についてです。

勝手な解釈だったら本当に申し訳ないんですが、きっとマロ主さんは不安なんだと思うんです。結婚しない人生って、普通に生きてるとあまり想像がつきにくいですし。

これは私の思いつきですが、もし結婚しない人生を選択することに不安があるなら、結婚しない人生のモデルケースを、たくさん見てみると良いのかなって思います。
理想に近い暮らしをしてる人を見つけて、どんな生き方をしているのかを探る。そしたら、自分がどういう価値観を持っていて、どうしたらその価値観に合った暮らし方が出来るのか、見えてくると思います。

大変長くなってしまいましたが、最後にもう一回だけ。あなたはヤバくなんてないですよ。

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