見出し画像

しめさば式ベストハンドレッド2023

割引あり

いや今年はさすがにやらないわけにいかんやろということで去年の1月からのツイートを遡りおれは何に反応してたのかとぼんやり思い出しながら並び替えてみた。配信も考えたがこれをひとりでうんうん唸りながら紹介するにはワイン2,3本開けないと厳しく減酒中なのであきらめた。ともかく映画はそこそこ見たが本は買うだけで読んでないし漫画もない。アニメもないしゲームもない、結局配信動画見すぎということが判明した。配信に関してはこちらもよろしくお願いします。

・あいけ式ベストハンドレッド2023

尊崇すべき本家。
・さやわか「さやわか式☆ベストハンドレッド2023」 @someru #ゲンロン231230

ほかにも、
米原式ベストハンドレッド2023(https://diontum.com/archives/714)とか
【新春特別企画!!】うりぼー式ベストXX2023
(https://shirasu.io/t/namaudon/c/tsuchiya/p/20231228153811)とか
【特別企画】ソラマジ式☆ベストサーティーナイン2023!
https://shirasu.io/t/magic/c/magic/p/20231228)
とかがあったりnoteにもいくつか投稿されている模様。なんかすごい!


100 SQUARE ENIX FINAL FANTASY XVI

2023年に唯一やったゲームがこれかよという。去年出た『エルデンリング』との落差が凄い。とにかく忙しい人用への配慮なのか何なのかプレイヤー側で難易度を好きに弄れて自動でいろいろやってくれるアイテムとかを最初から持たされていて、歯応えが全くない仕上がりになってしまっていた。結局ボタンテキトーに押してたらバトル終了してるというムービーゲーだった。あと米津の必要性が全く分からなかった。

99 GALNERYUS BETWEEN DREAD AND VALOR

デビュー当時から一応聞いている日本製バカテククサメタルバンドの14枚目。そんな出ているのかという感じでもはやテクニックもインフレしておりどこへ向かっていくのかという感じだけど、この音だよ!感があってやはり好き。

98 ゲーセン戦記-ミカド店長が見たアーケードゲームの半世紀

ゲンロン戦記っぽいタイトルに惹かれて、というのは嘘だが(ラクレだし意識はしてるのでは)界隈では有名なゲーセンの経営難をどう乗り越えたか、それにはゲーセンコミュニティと熱狂が必要で…みたいな話で面白かった。

97 わたぬき社長・アパレルの勝算 今までで1番雑だった…SHEINの闇を服のプロがban覚悟で大公開します

詳しい人がコモディティ商品を解説してくれるシリーズおもしろい。服の価格なんて安ければいいだろとか思っていたけど裏にはいろいろあるよね、縫製とか人件費とか…ってのが知れる。ポケット作るのめんどくさいらしい。

96 サタデーフィクション

ロウ・イエさんという中国の映画監督の作品らしい。原作は2019年らしいがアップリンクでやってたので見た。太平洋戦争開戦直前の時代の空気感とか出ていてまあまあ面白かった。白黒。

95 独裁者たちのとき

ヒトラー、スターリン、ムッソリーニら有名な独裁者たちの映像をコラージュしてなんかの美術作品のオマージュっぽい構図とかにしてなんか深そうな雰囲気とか出してる感じだった。辻田真佐憲さんの解説が面白かった。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15623709.html

94 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

これ単独で楽しめるかというとそうでもないんだけど、いわゆる映画勢の過剰な反応(こんなの映画じゃない!!)とか含めて面白かった作品。ラストにマリオのテーマとかが派手に流れるというベタな演出よかった。あとサントラが良い。

93 Winny

もちろんわたしはこの映画が出るまで存在すら知らなかったわけだが、ゲンロンカフェでのイベントなどもあり金子勇という天才を活かせなかった日本のクソ具合とかにげんなりできる映画。

92 ますぢちゃんねる〜大人のワイン学校〜【衝撃】ソムリエ歴38年のマスターソムリエがサイゼリヤのワインの飲んだ結果...【ワイン紹介】

詳しい人がコモディティ商品を解説してくれるシリーズ。サイゼリヤとか重要じゃん?価格と品質のバランスが知れて楽しい。

91 The Killer

暗殺者が暗殺ミスるところからどうリカバーしていくかという過程を緊張感はあるんだがなんか笑ってしまう感じでシュールに描かれていて楽しい作品。

90 WEEKLY OCHIAI シーズン5 | どうすれば喜びを分かち合えるのか?

落合陽一(AI中心主義)と東浩紀(人間中心主義)は根本的に話合わないだろうなという予想を裏切ったり、やっぱりぜんぜんかみ合ってないな、とかってのを微妙な緊張感で楽しめる対談。第2弾も面白かった。

89 菊地成孔×tofubeats×荘子it 司会=imdkm 「2020年代に音楽はいかに応答するか」(2023/9/21収録) #ゲンロン230921

詳しくはシラスのレビューに書きましたのでそちらを。どう応答するか、といったあたりのそれぞれのスタンスが面白い。菊地さんはたまにご自身のラジオで東浩紀の名前を出していて、いつかガッツリ対談してほしいなと思って質問してみたんだけど微妙な反応だった。質問が悪いというか今年はゲンロンカフェで何回か質問してみたんだけど結構むずかしくて全然思ってることが言語化できていない。酒が足らんのか?

88 君たちはどう生きるか

君たちは、というかジブリはどう生きるか、という感じ。NHKのドキュメントで大叔父が高畑勲なんだというどうでもいい考察をあたかもそれが正解のようにして番組が練られていてこれだからいわゆる考察って浅くて面白くないんだよな、とか思ってたら同じこと言ってる人がけっこういて安心した。
これも米津の必要性が分からなかった。

87 福田村事件

オウムを追ったドキュメンタリー映画『A』とかの監督やってた森達也さんの作品らしい。年明け早々某右派界隈の有事の際の敵味方判別には「九九」の発音が有効です!とかいう限界ヘイト発言が話題になっていたがまさにこれの話じゃんという。映画としてはなんか中盤がだらだらしすぎでは感。

86 黙飯 MOKU MESHI TOKYO 兵庫)メシ目的の客が続々と集まるボートレース場内の信じられないカツ丼焼きそば

とにかく撮り方がうまいし編集もうまい。めっちゃメシがうまそう。地方のロードサイドの食堂の雰囲気とかも心地良くてけっこう見てしまう。

85 EROSIO | sukekiyo

DIR EN GREYのヴォーカルがやっている別バンド。独特の昭和歌謡感っぽいエモさがあって良い。

84 田中宗一郎×宇野維正 来阪トークバトル 2023年GW「ザ・ラスト・オブ・アス」編

2010sコンビによる2020年代のポップカルチャーはどんな感じなのかという側面と2人の微妙なプロレス具合が妙な緊張感があって楽しかった。

83 ガルシアさん【スペイン人リアクション】X JAPAN「Silent Jealousy」

ちょっと音楽に詳しそうな謎のスペイン人が日本の音楽(俺たちが知ってるやーつ)になんかいい感じのリアクションをしてくれる動画シリーズ。ギターソロに入って「え、やばいちょっと待って」とかいって興奮して再生止めるあたりが分かってる感あって楽しい。

82 Periphery V: Djent Is Not a Genre

パイパーバカテクプログレメタルバンドの7枚目。正直メタル勢はかなりインフレしてる印象だけど最後の曲『Thanks Nobuo』が、ファイナルファンタジーの作曲家、植松伸夫をリスペクトしたものというのが面白かったので入れた。

81 辻田真佐憲の国威発揚ウォッチ【イタリア奇行】我が荷物堂々退場す

まさかのイタリア旅行初日あたりに飛行機に預けた荷物が届かないトラブルにあい、その日に即立ち上げた突発配信。絶妙な落胆感が視聴者側に伝わって大変失礼ながらめっちゃ笑える。おもろすぎて10回ぐらい見た。

80 弓指寛治 "饗 宴"

ゲンロンを知らなければ絶対に行っていないであろう文化。作品の導線が非常によくできていて素直に感動した。

79 ザ・ホエール

ちょっと悲しすぎる肥満症の男の話。一見の価値はある。

78 矢野沙織 The Golden Dawn

チャーリーパーカー直系のサックス奏者。菊地成孔プロデュース。ちょっとすごい『枯葉』がきける。

77 IN/SECTS vol.16(本をつくる)

去年はどういう縁か私自身同人誌を作る機会に恵まれたのでいろんな本づくりについて知りたかった、というのもあっていろんな人の本づくりへのこだわりが伺えた。他にも”場”の特集とかあって興味深い。

76 サーチ2

前回と何が違うんやというところは置いておいて、こういう凝った画面構成のものは個人的に好きなので入れた。

75 地下街への招待 B2 [特集]元町有楽名店街

神戸で見つけた同人誌。写真がとてもエモい。エモいというのももはや使い古されていて他に良い表現ないのかと思うがともかく廃墟とかってエモいし、いずれいい廃墟になるんだろうなという感じがするが地下街だと単に閉鎖されるんだろうか、もったいない。

74 ぼくたちの哲学教室

原題「Young Plato」のままでカッコいいしええやんと。北アイルランド・ベルファストにあるホーリークロス男子小学校を舞台にしたドキュメンタリー映画。教師って大変だなと。
この後に哲学カフェ的なものが開催されてけっこう楽しかった。

73 教養としての生成AI

足速いやつは車が出てくるまで価値があった、賢い奴はAIが出てくるまで価値があったというざっくりまとめに感心した。知識に価値がなくなった世界で人々はいったいなにをどう楽しめるのかが鍵だ。

72 アリスとテレスのまぼろし工場

岡田麿里はぜんぜんハマってないし無駄にエロかったりするのでなんか微妙だったんだけど現実と虚構の話とかとりあえずやっとかなきゃ的なやつがあってしかるべきよねという。作画とか良いし。

71 第3回 除籍本の世界

図書館の除籍本を高速で延々に紹介していく配信。知らない本ばっかりで楽しい。

70 「のぞみ」でプロレス

企画考えたやつが勝ち。

69 TERECO 江永泉と米原将磨「光の曠達」 2023年8月号 「音楽批評ってなんか難しくない?」「好きな音楽の話」

普段はかなりハードコアな題材とか扱ってて近寄りにくいんだけどこの月はちょっと分かりそうだった(読んでた本が何冊かあった)ので参加したら超たのしかった。音楽批評って書いてるけど批評全般にいえる話なんかもいっぱいあったので批評とか興味ある人は見るといいと思う。

68 脱構築研究会 Association for Deconstruction 25年後の『存在論的、郵便的』から『訂正可能性の哲学』へ(1)

過去にいろいろあって古巣を飛び出したチートキャラが再登場、みたいな感じでとにかく東浩紀がひたすらカッコいい動画。

67 ギガバンド 06 荒野を渡る旅人が一人 / 2023.4.22 神戸チキンジョージ

去年はバンド活動なんかも一瞬やらせて頂いたのだけど、それのきっかけになったライブ。ほかにもいろんなバンドが出てたんだけど彼らのこの曲がとても良かった。

66 いとエモし。超訳 日本の美しい文学 (サンクチュアリ出版)

見開きでババンと絵と文字で感動させられる。ずるい。紙盤の新海誠。

65 SunoAI

自動作曲ここまで来たか、という。笑ってしまった。

64 批評なんて呼ばれて

ゼロ年代批評と今をつなぐありそうでなかった同人誌。こういう本を待ってた。

63 Killers of the Flower Moon

石油掘り当てた金持ち先住民族の家に嫁いで全員ぶっ殺して財産ふんだくろうぜ、という無茶苦茶な話なんだけどなななんと実話らしい。ほんと欧米人はクソだな。

62 レッドロケット

元AV男優がファーストフード店の少女といい感じになってうんぬんみたいな、いわゆる無の感じで見れるやつ。こういうの必要。

61 しんかぞくのお家

なんかインディーゲームとかでありそうな、とあるルールに基づいてコンセプチュアルに交換日記をやってみたという展示。実際の日記が展示されていて、在廊されている方にお話し聞けたりと貴重な体験ができた。

60 CLUB SNOOZER

1995年12月に始まったいかしたパーティ、略してクラスヌ。レジデントDJは🖖田中宗一郎。らしい。こういうの初めて行ったけど楽しかった。酒のんで適当に踊ってるだけで楽しいもんである。

59 聖地には蜘蛛が巣を張る

邦題がクソだが内容は良かった。娼婦連続殺人事件を追う記者役の方が実際に第三者によるセックステープ流出によってスキャンダルの被害者に遭い、なぜか被害者側が解雇されイランからフランスへ亡命、というとんでもない経緯で出演されているらしく独特な緊張感がある。

58 ハマのドン

菅政権時のカジノをめぐる横浜市の選挙の奮闘をハマのドンこと藤木氏中心に密着する形のドキュメンタリー。見ると分かるが、タイトルはハマのドンではなくハマの市民ということ。権力は腐ると豪語する自らはどうなんだろうという疑問はあったが勝利に涙する姿には素直に感動した。というツイートが残ってた。ツイッター便利。

57 京都大学レジリエンス・フェスティバル2023

表現者クライテリオン主宰の藤井聡さんのちょっと引いてしまうほどエネルギッシュな演説が生で聞けて楽しかった。大学のイベントではありえないぐらいの客入りだったらしい。

56 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

ハリソン・フォードとかインディ・ジョーンズとかよくわかってないんだけど個人的にはマッツ・ミケルセンのナチコスが見れてよかった。

55 Q/N/K『21世紀の火星』

元SIMI LABのラッパーQNと菊地成孔が組んだドープすぎるアルバム。Lee Kan Kyoさんのジャケットが好き。Life is beautifulが聞きやすくておすすめです(他はドープすぎて胃もたれするかも)。

54 コロニアの子供たち

1989年、チリ。ピノチェト政権下で隠され続けた歴史を少年のまなざしが云々という要は元ナチ残党パウル・シェーファーとかいうおっさんが南米の独裁政権下でえぐいカルト隔離施設運営していてジャニー喜多川的なこととかやりまくってた実話に基づいた話。人類えぐい。

53 「岸辺露伴は動かない/岸辺露伴 ルーヴルへ行く」オリジナル・サウンドトラック

菊地成孔が立ち上げた新音楽制作工房のパッケージ作品。毎年私塾に作曲志望の方が大勢来るのだがとある年に異常にクオリティが高い奴が集まったことがあり彼らを集めてそのままギルド制作集団にしたということらしい。ここでしか聴けないサウンドが大量に収録されていて面白いが映画は見なくてよい。

52 364: Busy Policing in Hyrule (N)

ゆるいかんじでテック系の話とか聞けて面白い。音が良い。

51 Everything Everywhere All At Once

通称エブエブ。カンフーとマルチバース(並行宇宙)の要素を掛け合わせた異色のアクションアドベンチャーとの触れ込みどおりバカっぽくて楽しい。

50 【エルメス・LVMHに学ぶブランドマネジメント】インバウンド時代の伝統文化ビジネス/最大の参入障壁はトラックレコード/「安いモノ」ではなく「文化」を売れ/伝統工芸の担い手問題/【13代 中川政七】

街とか歩いてると結構目につく中川政七商店を立て直した経営者(今は会長退いたらしい)の哲学が聞けて面白かった。というかしゃべりが上手いよな当然か。

49 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

アニメーションがすごすぎてなんかアニメーターが労働問題とかで揉めてたレベル。話があまり乗れなかったので次回に期待。

48 SUPER DOMMUNE 2023/10/21 「AMBIENT KYOTO 2023」SPECIAL!! 〜 アンビエント・ジャパン・クロニクル @ 練馬区立美術館

AMBIENT KYOTO 2023の解説配信。アンビエントミュージックとは何なのか、ということはもっとじっくりゆっくり考えたいなと思った。AMBIENT KYOTO 2023自体も坂本龍一の『async』を 京都新聞ビル地下の駐車場で爆音で流したり、コーネリアスの「霧中夢 ‒ Dream in the Mist ‒」という作品ではめっちゃ濃いミストを充満させた部屋の中で流したり、視聴体験自体のアンビエンス(音場)をいろいろ変えていく試みがされていて面白かった。

47 ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

日本では池袋グランドシネマサンシャインと109シネマズ大阪エキスポシティ、2か所にしかないIMAX®レーザー/GTで視聴。確か2,600円ぐらいした。たけぇよ。当然むっちゃでかい画面で大迫力大音響でめっちゃ興奮できたけど肝心のお話がなんかAIとか悪いよね!的なやつで残念だったな。まあお話とかどうでも良くて家に絶対置けないデカイ画面で映画を見る!ということが重要なので脚本とかは些事。こういうの増えるんだろうな、デューンとかオッペンハイマーとかちっさいモニターで見る意味なくて、もはやIMAXで見ないと意味がない。

46 別れる決心

とはいえこういうふつうにみれる良作とかも重要。

45 菊地成孔と大谷能生の「XXX et XXX」【第1巻】「マイルス・デイヴィスと東宝映画」

嘗て相容れなかったテーマ、しかし細部で融合している可能性の高いテーマを2つ掲げ、それを同時に語ることによって魑魅魍魎な化学反応を振りまきながら、文化批評を行いDOMMUNISM的接続を果たす「XXX et XXX」!!!!!
というかつての基地外深夜ラジオ水曜WANTEDコンビに宇川直宏が加わったという胸焼け必至のやばいプログラム。

44 も、もっと!すてきに!ミュージックデイズ NES BAND

ゲーム機にMIDIコントローラーをつなげて人力でゲームミュージックを演奏してしまおう、というこちらもちょっと頭の狂ったバンド、NESBANDの演奏が近所であったので行ってみたら案の定おじさん号泣してしまった。あぶない。

43 29th Sunset Live 2023

フジロックはいろいろあって行けなかったので福岡の糸島で開催されるこちらに参戦。とにかく当日アホほど暑かったこともあってお目当てのバンドの方が体調不良になってしまい聞けなかったのが残念だったがそれでも酒!砂浜!音楽!フェス!最高!という具合でした。

42 ガイアの夜明け 追跡!ビッグモーター

日本中を震撼させたブラック企業にこのタイミングで迫ったという面白すぎる番組。闇しかなかった。

41 怪物

細かい伏線とかは原作よんでくれということらしいがそういうのやめてほしい。それはともかくラストの天国感はよかった。

40 さやわかのカルチャーお白洲 ついに発表!「さやわか文化賞2023」!!!

批評家さやわかさんが主宰している配信番組「カルチャーお白洲」にて文化賞をやろうという企画。実際私も応募したがほかにも応募がめっちゃあって1つ1つ丁寧に講評がされていて大変勉強になった。

39 Bappa Shota  ●亡率40倍の世界一汚染された国の現状がとてつもなかった

島田紳助がおすすめしてた旅行系YouTuber。しゃべり上手くて編集もわかりやすくてクオリティ高い。

38 「第三回株主総会3HOURS」菊地成孔、荘子it 、田中宗一郎

菊地さん発熱につき延期になっていた企画。どういうながれになっていくのかなと思いきやめっちゃ金のはなししてた。

37 aftersun

雰囲気とか音楽とかとてもよい。ただ時間軸とかがコロコロかわってわかりにくいなと思うところがあったけどまあそんなことはどうでもよいと思える良さがあったな。ゆっくり見たい映画。

36 DESTINY 8 - SaGa Band Arrangement Album Vol.3

ファイナルファンタジーの植松伸夫が『THE BLACK MAGES』を立ち上げた頃、当時えらい興奮した記憶があるのと同時にロマサガの音楽もやってくれー!と思いながら幾星霜。もはやゲーム音楽をバンドで演奏する、ということ自体は全然珍しいことではなくなったが未だに「あの頃」で興奮できるというのは楽曲の強みなのか思い出補正なのか、いずれにせよトラック10決戦!サルーイン -Final Battle with Saruin-の間奏部分に初代ロマサガのサルーイン戦の一節が引用されていて「これこれ!!!こういうのだよ!!!」と頷きが止まらない完成度になっている。

35 手条萌(from 強い気持ち・強いしらす)どうして推し評論は退屈なのか? 幻影と消費のグロテスクな語り

34 辻田真佐憲の国威発揚ウォッチ【忘年会配信】歳末なので自由自在に雑談します【無の配信】

傘さし出した時はまじで笑った。

33 宇野惟正 写真良すぎる。マジで初期のビートルズみたい

NewJeansおじさん面白い。

32 Babi Yar. Context

ロズニツァ監督の『バビヤール』裁判の映像などもあるのだが実際谷底につき落とされちゃんと死んでいるか見回りに来た兵隊に革靴で踏まれながら死んだふりをしてやりすごすエピソードなどは壮絶すぎて震える。ナチの兵隊たちが絞首刑に合う映像も無修正で流れる。

31 だいまつのDEEP探検隊【バブル遊園地】大阪中心部で不人気により10年で閉園…商業施設一体型の遊園地「フェスティバルゲート」

いわゆるデッドモール系の動画。ふだん関西圏に生息しているためあの建物の空虚感はこういう経緯で出来ていたのか、などが知れて大変たのしい。かつてのバブル遺産という愚かな夢はどこかマンチュリア的な想像力にも通じるのかもしれない。

30 今井 むつみ (著), 秋田 喜美 (著) 言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか (中公新書 2756)

本買うだけで積むことが多いのだけどこれは18きっぷで名古屋から品川まで行く間に読めた。いろいろな言語のオノマトペを軸に言語の本質、意味論や認識論なんかにも接近していく。レヴィストロースに読ませたい。

29 【ブレイキングダウン】「何笑ってんだよ!!」威勢が良すぎる高校生とぬりぼうの息がピッタリすぎるw【切り抜き】

おもろすぎる。

28 ビュロー菊地チャンネル 大恐慌のラジオデイズ

菊地成孔がやってるラジオ。彼の魅力はなんなのか。楽曲、バンド、DJ、ラップ、サックス、書籍、ジャズ、映画、批評、ラジオ、ブログ、ファッション、フロイト、プロレス、ルックス、南米、グルメ、タトゥー、追悼文、エロティシズム、笑い方、メディア、現代音楽、ダンス、アフリカ等々彼のどこに惹かれたの?という以前弊配信で菊地成孔ファンを集めて語った配信があったのでちょっとだけ公開しておきます。長いですがよければどうぞ。

27 くっきー ! の引田くっきー !【肉煙検証】くっきー!一番タバコが美味い焼肉の部位を調査

たとえがいちいちおもろい。

26 ナポレオン

役者がめちゃくちゃよかった。中年のペーソスというか愛に生きる男ナポレオン、戦闘シーンも迫力があり緩急のバランスも良くとてもよかった。

25 爆クラ in DOMMUNE<第103夜>「作曲家、吉松隆にテルミーホワイ? 現代音楽撲滅運動アンド世紀末抒情主義、についての現代クラシック考」ゲスト:吉松隆

吉松隆がドミューンに!!!湯山さん宇川さんありがとおおおお!!!という感じで大興奮で聞いてました。後半のクラシックDJもめちゃよかった。

24 東浩紀突発#109 ぶんまるから見えたゲンロン/シラスの未来ほか

お二人がたいへん楽しんでくれたようでなにより。ここで言っていた「ピカソの絵と自分の子供の絵の良さを人は区別できない問題」めちゃくちゃ興味深いので今後も考えていきたい。

23 シチリアサマー

時代の要請なのかなんなのかこういうクィア系の映画が増えているがそんな事情は置いておいてともかく家族急に態度変わりすぎやろとは思ったがいい映画だった。『君の名前で僕を呼んで』を超える感じではなかったけど。

22 ガーディアンズオブギャラクシーvol.3

『Creep』やばい。ジェームズガンほんとうまいな。お話もこういうのでいいんだよという感じでGOGはロケットが家族を取り戻す話だったんだなと納得。泣ける。

21 藤井風 花

シンプルにめっちゃいい曲。なんなんだ。

20 アステロイドシティ

可愛い映像の裏で原爆実験とかしてていろいろ複雑な構造の作品。スカヨハが良い。

19 訂正可能性の哲学 (ゲンロン叢書)

東浩紀の集大成。『存在論的、郵便的』からの一貫した宿題を終わらせたといつか語っていたが、あまりに読みやすいため自分も含め読者はいろいろ見落としがちになってしまうのではないかということも思った。訂正というキーワードもかなり日常的に使うワードなのでその頻出さと裏にある哲学的な深みをスルーしてしまう可能性のほうが大きそうだな、という懸念(人生ってやっぱ訂正が重要でしょ、的な)。

18 野生の食べ物 WILDERNESS COOKING 大きな魚を捕まえて大きなタンドールで焼きました!村の魚の日

アゼルバイジャンの大自然でひたすらなぞのおっさんが料理作ってる動画。画質がめっちゃいい。IMAXで見たい。

17 ROTH BART BARON "BEAR NIGHT 4" Live at Hibiya Open Air Concert Hall|July 16th, 2023

ROTH BART BARON(ロットバルトバロン)というシンガーソングライターの三船雅也さんが主宰しているインディーフォークバンドが日比谷野外音楽堂でやっていたライブ。現地参加。タナソーも来てたらしい。ここでの『赤と青』が良すぎてカバーしてえ!となった。

16 現実チャンネル 【縛り旅3】京都から海が見えるまで歩く・所持金1万円・スマホなし

喋り方がクセになる。パンチラインが強い。なぞの感動。

15 ヒトラーのための虐殺会議

静かな狂気に震撼する。アイヒマンまじ怖すぎる。

14 午前4時にパリの夜は明ける

1980年代のパリを舞台に、ある家族が7年にわたって織りなす物語をつづった人間ドラマ。シャルロット・ゲンズブールがひたすらいい。

13 東浩紀×辻田真佐憲 「2023年を『訂正する力』で斬る!──『訂正する力』刊行記念」

現地参加。前半靖国でコミケ開催とかっていう想像力が実は重要なんじゃないかという重要な問題提起をしていて興味深いなと思った。アフターは朝6時まで続いた模様…

12 首

なにも期待してなかったが意外に良かった。中村獅童が狂っていてよい。

11 The Initial Impulse - EP NEMOPHILA

若手のガールズバンドとは思えない演奏技術でスリップノットやメタリカの難曲をすらすらカバーしていてひたすら度肝を抜かれる。やばい。なんなんだ。

10 カラー公式書籍「プロジェクト・シン・エヴァンゲリオン 実績・省察・評価・総括」

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の目標、工程、体制、費用、期間、プリヴィズ導入実績など制作実態をビジネス的側面からまとめたプロジェクトマネジメント報告書という世にも奇妙な本。差し入れの情報なども書いてあってあたまのおかしさを感じる。

9 CBCアナウンサー【衝撃映像?】ザコシがテレビの現場に乱入したら超予測不能な事態に!

高熱が出たときに見る悪夢というコメントがよかった。

8 セブンイレブン エリックサウス監修 ビリヤニ

めっちゃうまくて食いまくった。開発した部署すごい。

7 古風III冥丁

『夢十夜』が大変よい。

6 君は完璧で究極のゲッター

オリジナルよりこっちのが聞いた。30秒で鷲掴み。すげえ。

5 世界の果てに、ひろゆき置いてきた

高橋さんさすがというか。思いついてもやらんでしょをやるというやばさ。やってみたらひろゆきが単に優秀でディレクターがちょっと残念で雰囲気悪くなったりとか旅番組あるあるな感じで普通に面白かった。

4 TAR

要は男女入れ替えもの。『大奥』と同じ構図。権力の中枢を「女性」に入れ替えたところで人の本質は変わらないということと、後半の芸術の狂気に触れ脱欧米への可能性を示唆して終わる、というのがかなり分かりにくくはあったけど面白かった。こういうのが見たい。

3 simesabaAI

時代が可能にした謎のアプリ。自分がAIにされる気分はなかなか味わい深い。

2 BLUE GIANT

ボロ泣き。

1 ゲンロン シラス 非公式ミニ総会「ぶんまる」( 'ω' )ノ/『有や無や』『有や無や1.5』

1位は当然これですよね!?知ってた!?バンドやったり即売会やったり反省会やったりめちゃくちゃ楽しかった。みんなもやるといい。

いやーつかれたベスハンおわった!!!半日ぐらいかかったのでは!?!?
ようやく2023が終わった感じするわ!!!3月のゲンロン総会でぶんまるブース出しますよ。しめちゅーぶもよろしくお願いします。

おつかれさま!!!

ここから先は

0字

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?