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先輩や上司の意見は結構間違っている

社会人をしていると先輩や目上の人から色々言われることがあると思いますが、どのくらい真剣に相手をしていますか?

中には真面目に100%受け止めて、精神的に病んでしまう人もいますが、結論からすると、"自分で判断した上で"、必要なら受け止めるのが良いと思います。

一般論と私の経験を中心にまとめてみました。ちなみに私は46歳なので、ここで言う先輩や目上の人は50~70代の人になります。

一般論

  • 日本は儒教の影響を受けており、年上を敬う習慣があり、年配の人ほど年功序列の傾向が強い。但し、年配の人の言っていることが正しいとは限らない。

  • 日本は製造業中心の産業構造の中にありと、正否は二の次で、軍隊のようにルール、組織を重視する傾向が強い。そのため正しいかどうか考えず、「ルールだから」と主張する人が多い。

  • 人間の能力は座学と経験で向上させることが基本だが、日本企業は経験偏重であり、年配の人ほど経験だけで物事を語る人が多い。そのため、自分もしくは会社独自のガラパゴス的な意見を主張する人が一定数いる。

  • 日本企業のマネージメントスタイルは第二次世界大戦後に帰国した人たちによって作られており、上意下達、現場任せ、ネバーギブアップ、ギブアップするなら自害しろを軸とした旧日本軍のマネージメントスタイルそのもの。それを平成から令和にかけて少しずつ欧米のマネージメントスタイルに変えてきているが、未だに過渡期。年配の人ほどこの環境で育った人が多く、「上司の指示だから」と主張する人が多い。(「失敗の本質」という書籍がありますが、このことについて触れており、是非読んで欲しい。)

  • 撤退戦が苦手で、方向転換出来ない人、自分の失敗を認められない人が多い。今の50〜70代は失われた30年のど真ん中で生きてきたが、自分たちの責任で日本が衰退したと考えている人が少ない。

自分の経験

  • とある年配の社員が偉そうなことを言っていたが、自分が追い越し上司になった途端に言うことを180°変えてきた。全く主体性がなく、信用できなかった。

  • 前の会社のとある事業部が存続をかけて新製品を開発していた。ただ、周りから見れば絶対売れない製品、結果はもちろん失敗。本来であれば、取締役全員が本気で話し合って止めるべきだったのに、事業部の担当役員の意見を尊重してしまった。しかも失敗したあとで、「やっぱりな、失敗すると思った」と言っている始末。

転職して3週間が経過しました。新しく職場は快適で、今のところ上司とも部下とも良好な関係です。先日はランチに誘って頂き、野菜カレーを食べました。
お互いリスペクトしあいながら、この関係を維持したいです。

#自己啓発 #転職


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