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重賞分析(京都金杯編)

今回の京都金杯は京都ではなく中京です。

という訳でいつものように過去5年の同レースの結果を元に分析という訳にはいきません。

今回は中京芝1600mハンデ戦とい条件で過去レースを調べてみました。

するとnoteを読んでいる方は知らない悪夢の出来事を思い出す羽目になってしまいました。

忘れもしない昨年の中京記念。阪神開催となり荒れると踏んでいて調教バイアスからもなんと簡単に6頭まで絞れてうまく人気薄がはまっていました。

3連複で購入し40万近い配当が当たったと大喜びしていた矢先・・・よく見ると数字が違う・・・そうポチッとミス発生。。。泣けました(T_T)

まぁそんな馬鹿な奴の話はさておいて前記の通り中京記念は昨年は阪神開催だったので2014年~2019年の中京で開催された中京記念を元に分析しました。

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(表の見方)                            左の列は開催日、馬場、ペース(S・M・H)、左から2番目の列から順番に着順、枠番、馬番(色分けは上り順位です。黄色が上り1位、青が2位、茶色が3位です。)、人気、4コーナー回った時の位置、調教(前走後から最終追切までの調教の強度と本数から分類分けしています。)、内容(前走後から最終追切までのメイン調教を坂路・トラック・併用とを割合を見て分類分けしています。)、最終追切(最終追切の場所)、強さ(最終追切時の動きを馬なり、強め、一杯で分類分けしています。)、併せ(併せ馬をした場合の結果。3頭併せの場合は先着・併用を優先して記載しています。)

次の表はメイン調教と最終追切を元に分類分けした数をだしています。

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この表のタテ軸は調教本数、横軸は調教強度でみてもらえるとわかりやすいと思います。

スパルタは中○週に対して本数も強度もしっかり調教された馬ということです。                                また軽めは中○週に対して本数は少なく、強度も弱かった調教結果馬という見方です。

~京都金杯分析~

レース傾向:基本的には人気馬が実力を発揮しやすいコースではあるがハンデ戦らしくちょこちょこ穴はくる。
穴のでる傾向はハッキリしているのでそこはピンポイントで押さえつつ人気馬の収拾をしっかりしていくことが的中の近道となる。

調教バイアス:本数・強度ともに標準あることが馬券になる一番の近道ではある。
とはいえ重賞レースとはいえ標準に該当する数は比較的少なく馬なり平均が多い近年の重賞傾向からすると比較的しっかり調教されて出走した馬が馬券になっていると感じる。

メイン調教:メインは圧倒坂路調教でやや併用調教が入ってくる。過去5年でメイン調教がトラックだった馬は2頭のみ。

最終追切:これはメインは坂路でも最終追切を南WやCWで追い切っている馬は過去5年で馬券内になった18頭のうち7頭おり、全て馬なりフィニッシュで2頭はトラックメイン調教の馬だった。
逆にメイン坂路調教で最終追切まで坂路の馬は18頭中11頭おり、2頭を除いて9頭は強め以上のフィニッシュで本数は少なくても調教強度は標準以上で偏っている。
このことから基本的には最後の坂を上りきるためのパワーを養うために坂路調教でハードにやっている傾向が伺え、結果として力のある人気馬が順当に結果をだすコースになっているのだと考える。

調教ラップ:18頭中5頭が2F目が最速だが残りの馬はラスト1F最速、またラストの1Fタイムは1頭除いて12.8以下で除いた1頭は12秒台3F連続でだし最後がへばったもの。
上り勝負になる傾向通り調教でもそこは顕著にでている。

穴馬:上記したように人気馬が人気にこたえやすい傾向のコースで穴馬はどんなパターンなのか過去5年で7番人気以下で馬券内になった馬を考察していく。
過去5年で7番人気以下が馬券になったので4頭で内7番人気は2頭、11番人気1頭、13番人気1頭と7番人気を穴と呼ばなければ2頭しかいないレベル。
しかし、この4頭以外に共通項目がある。
位置取りが4頭共に10番手以下、メイン調教は3頭が坂路で1頭が併用、最終追切は全て坂路(栗坂3頭、美坂1頭)、そして枠番が3頭が外枠(7枠2頭、8枠1頭)、1頭は内枠で1枠でハンデ52Kと軽ハンデ馬。
映像から見ても内枠は軽ハンデで内を回って坂あがってへばった馬を交わした感じなので実質穴らしい穴は1頭のみとなる。
それでも狙うなら外枠のメイン調教が坂路か併用で最終追切を栗坂で強め以上で実施しラスト1Fが12.5秒を切ってきた追切をできた馬なら期待はできる。

結論として基本は7番人気以内のメイン調教は坂路・併用調教馬、最終追切は坂路なら強め以上が○、南W・CWなら馬なりが○。
枠は外枠なら上り最速を狙える馬が馬券になりやすい。また1枠~5枠で馬券になっている馬でも4角3番手より前はいないので逃げるきるのは至難の業だと考えていい。

ここまで絞ると3連単BOX買いできる頭数まで絞れそうな気配はありますね。

しかし、昨年の中京記念同様に開催会場が変わると求めらる能力はかわる。そうすると求められる調教も変わるという意味では荒れる可能性も大いにあるとは感じるので穴条件は気にしつつ絞り込みはしていきたい。

最終見解はnet競馬の調教データを元に集計しているので出走馬の最終追切もそちらからとらないと調教ラップなどが少し各社によって異なる(計測される方の問題もあります。)ので前日の夜か当日の朝になります。

ここはしっかり当てていきましょう!!

あとがき:競走馬の名前を記載しないのは予想が名前を見ることで迷いが生じるのを防ぐために載せていません。

純粋にデータを見て自分なりの分析に使うもよしですので競馬を楽しんでいただければと思います。

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