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京都金杯24メモ

あけましておめでとうございます。
今年もぎりぎりになったりするかもですがこんな感じでnoteにまとめたりできたらと思います。
写真は新年開けて一番初めに行ったラーメン屋の蛇の目屋さんです。個人的に鶏白湯がおすすめです。


コース形態について

京都1600
 3角まで712mと長いため、先行馬が多ければペースが上がる。残り1200~800辺りまでが上り坂で、向こう正面の終盤から3角にかけて上がり、3角から4角で一気に下りきる。下り坂からペースが上がることが多いため直線は平坦だがペースが上がっていると前は止まる。下級条件を逃げきってきた馬が上級条件の外回りに移って捕まるケースがある。
 年明け前には使われてきてないAコース替わりのため、イン有利になりやすい。インの先行馬から差し馬は注意。京都開催時の京都金杯を見ても、内の馬で決着したり内をロスなく回した馬がよく来る。向こう正面が長くペースが上がりやすいことから同距離~距離短縮組が優勢。京都1600経験馬は注意だが、12月開催の阪神1600経験馬も来たりする。冬のタフな馬場のためか4F戦になるためか、例年はそこまでスピード勝負にならなかったりする。ただし今年は改修後であったり暖冬で芝が剥げてなかったりする可能性もあるので馬場は要確認。

能力比較(ハンデ込み)

アヴェラーレ         
アルナシーム        
 ーー
メイショウシンタケ 
シャイニーロック 
セッション      
ドーブネ              
 ーー
コレペティトール      
アンドヴァラナウト   
セルバーグ  
トゥードジボン        
マテンロウオリオン   
ーーー
消し候補
ビューティフルデイ   
フリームファクシ    
ルプリュフォール    
サヴァ
タイムトゥヘヴン
ダノンタッチダウン
ドルチェモア

各馬短評

アヴェラーレ
S:A?
Cr:B
加速力:A~B
持続力:B~C?
 瞬発力戦向き。基礎スピードが高く、重賞~OPクラスのメンバーでSペースになれば追走は容易で、直線も馬なりである程度追走できる。ただ、使える脚は長くなく、かつペースがそれなりに流れたり早めに脚を使うと厳しい。内枠でロスなく回すか、直線までずっと控える競馬が向く。早めに動かしたい騎手はあまり向かなそう。そこそこの位置を取り、かつ中盤緩んで足を溜められるため、短縮ローテよりは延長、同距離ローテでの方が合う。
 京都1600は向こう正面が長く差し展開になりやすいが、コース替わり初週のため内がきれいで内伸び馬場になりやすいのが懸念点。中盤はがっつり緩みやすいので展開自体は向く可能性は高い。

アルナシーム
S:B?
Cr:A~B?
加速力:B
持続力:B?
 TSはそこまで高くない。Crはそれなりによく、函館や阪神内も仕掛けながら外から上がっていける。TSが求められないタフ目な馬場や展開かつ平坦な馬場がいい?前走パフォから能力はそれなりに高いと推定。
 スピードは並程度なので、中盤がっつり緩んでスピード勝負となる際は合うかどうか微妙だが、それなりに流れる持久戦気味想定なら。上がりはあまり要らないのは良いが、周りのメンバーとのTS差があるかどうか。

アンドヴァラナウト
S:B~C
Cr:B~C
加速力:B~C
持続力:B
 基礎スピードがそこまで高くない。東京や阪神外回りでは好走。中盤緩んで脚が溜まり、直線勝負で前が垂れればやや浮上。

コレペティトール
S:C
Cr:B
加速力:B
持続力:B
 ハンデ戦の3勝クラスを勝ち上がり。スピード馬場では前が捉えられるほどの脚がなく、追い込み展開でロスなく運んだ結果であり、あまり評価はできない。
 内枠且つ前走より軽斤量が魅力だが、極端な特殊コースではない為評価できないか。

サヴァ 
S:C
 芝では重馬場で好走。速い上がり自体は使えるがTSは高くはないか。タフ馬場で。

シャイニーロック 
S:B~C
 逃げないと厳しい。出足もあまり速くなく押して押して先頭へ立つ形。マイペースに逃げられれば残り3~4Fから仕掛け始めてそれなりに粘れる。内からでも外からでも先行意識は高い。

セッション
S:B
Cr:B?
加速力:B
持続力:B~C
 スピードはそれなりにありそうだが使える脚が短そう。Sからの直線瞬発力戦向きで、ドーブネが逃げるならセットにしたい馬。アーリントンCのタフ目な馬場で残ってはいるが、世代限定戦なのでペース流れそうなら疑問視で。

セルバーグ
S:C
 中京記念はやや内有利TBで後続に放っておかれたか直線でしっかり垂れても捉えられず。関屋記念は途中から主張するが早めに捕まえられた。逃げて、かつマイペースに逃げられないと厳しい。かつ中京記念のように放っておかれないと厳しい。今回は逃げたい馬が多く、この馬も主張するならペースは速くなりそう。

タイムトゥヘヴン
S:C
Cr:B~C?
加速力:B?
持続力:C
 基礎スピード低め、前が垂れた所を追い込む形でないと厳しいか。


ダノンタッチダウン
S:C?
 富士Sは逃げの手に出たが3,4角からやや手ごたえが怪しくなり、直線押していくが坂でとらえられた。直線粘る段階で仕掛けたエターナルタイムやステラヴェローチェに迫られるレベル。
 NHKマイルは外有利。馬場のきれいなところを通り、直線も馬場の中ほどを通っていたが、内に切れ込み馬場の荒れた所を通って脚が鈍ったか。

トゥードジボン
S:C?
 高速馬場、逃げないと厳しい。近走は開幕週やスピード馬場での押し切りが目立つ。スタートはそれなりで二の足もそれなりにつく方。清水Sはハンデ戦でメンバー内ではやや軽め位の斤量で押し切り、最高斤量を背負ったルージュラテールとの着差もそこまでつかず。シャイニーロックの逃げの形に近いのでこちらも放っておかれたら。
 3走連続で斤量が下がっていっている先行馬なのが魅力ではあるが、先行馬が多めの組み合わせ、かつ向こう正面が長い京都1600では高評価とまではいかないか。ただ、外の逃げたい馬との斤量差から逃げはしやすい。

ドーブネ
S:B
Cr:A~B
加速力:A~B?
持続力:C
 基礎スピードは割といい方。脚が長く使えない為か逃げる場合はかなりしっかりペースを落として直線勝負になりがち。
 連勝してきたLが共に小頭数なのが気がかり。スタート自体は良いが、内から主張したい馬も多く最高斤量を背負っていることからもメイSのような控えて外目を回す展開になるのも考えられる。ただし東京1800と比べると向こう正面が長いため前のいい位置を取りに行くことも可能ではある。どういう展開でもロスは大きくなる枠であり、流れることも想定されるためこの斤量では手が付けづらい。

ドルチェモア
 近走の内容的にも厳しいか。

ビューティフルデイ 
 距離延長でメンバーそれなりに強化されるため、あまりいい方向に働かなさそう。

フリームファクシ
S:B
Cr:A~B?
加速力:A~B?
持続力:B~C それなりの距離短縮組。前走が苦しい展開だったことを考えると、S逃げの馬が居る今回はもしかしたら展開が合うかもしれない。スピードはそれなりだが、マイルの追走に耐えられるかどうかは微妙なので、なるべくペースが緩む展開が欲しい。

マテンロウオリオン
 内をロスなく回ってきたいので外枠、かつ斤量重目はマイナスか。

メイショウシンタケ
S:B
Cr:B?
加速力:A~B?
持続力:A 
 差し展開待ち。末脚は常に使え、TSもL~ハンデ重賞クラスなら十分にあるので展開待ち。逃げ馬が多く流れる展開が予想できるので、内をロスなく回れる今回は展開がハマるかもしれない。

ルプリュフォール
 直線短く、かつ前半からそこそこ流れる1200気質な1400で外差しなら、なので流れること自体は良いが距離長いかもなのと外出しにくそうなのが懸念。

展開予想

 行きたい馬が何頭かいるが、ドーブネが行くか、トゥードジボン、セルバーグ、シャイニーロックのどれかがしっかり主張するかで展開はかなり変わりそう。
 ただ、ドーブネは最高斤量且つ外枠なので無理に出そうとすると脚を使うし、ペースも上がりかねないので無理な主張はしなさそうに思う。枠や斤量的にもトゥードジボンが一番行きそうだが、セルバーグが被せる可能性が一応ある。どちらにせよペースは上がりやすそうかつ4F戦くらいになりそう。
 トゥードジボンは逃げても目標にされる可能性は高い。プレッシャー掛かってどうかで微妙。セルバーグでも放っておかれなさそうなので逃げ勢は切りで考える。ペースがそこそこ流れる想定なのでドーブネ、セッションはセットで下げたい。フリームファクシも同様。ペースが流れてそれなりの位置からそれなりの脚を使える馬を頭で考える。
 この場合アルナシームとメイショウシンタケは割と魅力。位置を取れてこのメンバーではスピードもあり、Hペースでも耐えられるアルナシームを上位。メイショウシンタケは差し~追い込みが届くなら。
 コレペティトールの内枠が地味な魅力。それ以外が正直微妙だがオッズがかなり甘くつくなら程度で。前が垂れる想定且つスピード高い馬も少ないのでアンドヴァラナウトがもしかしたら…?
 一番能力高い想定のアヴェラーレは能力以外噛み合わない印象。今日のルメートル騎手を見る限りスタートが上手い騎手だが、行かせたいタイプに見えるので、スワンSのようになる印象。ペースが落ち着きにくそうなのも、内枠ならまだ抑えられそうだが大外枠なのでどうかといったところ。単勝オッズでは12~13倍ほしい。



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