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2回目の絶竜詩戦争を白魔で平定した話

パッチ6.5も落ち着きいわゆるナギ節に入った頃、7.0を迎える前にもう一回くらい絶をやりたいな~と思っていた。
特に竜詩に関してはパッチ内クリアこそ果たしたものの、あまり周回が出来ず回収したい武器が幾つか残っていたので、やるなら竜詩にするかと決めて
メンバー集めを行ったのが始まり。

今回初めて固定のリーダーというものを行ったが、ロドストでの募集は最終手段として、メンバー集めはFCメンバーやフレンドから行った。お陰様で人柄等で心配する必要がなく、終始締める所は締めて、笑いのある良い固定だったと思う。

PT構成は「戦暗白賢リ黒踊召」の2キャス構成。

6.58現在どんな構成でも困ることはないと思うが、タンクについては無敵の有用性から暗戦構成になるようにそれぞれが得意な人をタンクとしてお声かけした。
せっかくもう一度やってみるなら最終フェーズの1:1:6受けをやってみたかったのもある。

無敵箇所を一応書いておくと…※P1は省略
・P2開幕(戦士無敵) 雷槍後(暗黒無敵)
・P3ソウルテザー(戦士無敵)
・P5風槍後(戦士無敵) 死刻後(暗黒無敵)
・P6カータライズ(戦士無敵/暗黒バフ受け)
・P7アクモーン2回目(暗黒無敵/1:1:6受け)
  アクモーン3回目(戦士無敵/1:1:6受け)

メンバー紹介

・戦士(バハ、テマ、アレキ済 / 初竜詩)
天獄編も落ち着いた頃、とあるコミュニティ①で辺獄零式4層にミラプリ用の装備を取りに行く話になり2~3日ご一緒した方。ご一緒した時も「私はライトちゃんだから~」などと言っていたが、技術的にどう見ても全然ライトちゃんじゃないのを強烈に覚えていて、お声掛けした。この方がライトちゃんだったら世の中のライトちゃんはどうなってしまうのだろう…恐ろしや。
良い意味でも悪い意味でも戦士の硬さをよく分かってる人。上手い。
たまにリプを連呼することがあり、終わりがプリになるため、リプは尻から出ている可能性がある。

・暗黒騎士(テマ済 / 初竜詩)
煉獄編、天獄編と一緒に固定をしていた方。今回はSTとして参戦。
絶の経験こそ多くはないものの異聞零式は全て踏破済み。
ちなみに竜詩が始まる直前にも短期の絶テマでご一緒していたが、せっかくだし暁月の絶もやってみよう~!的なノリでお誘いした。予習復習が上手な方。
笑いの沸点が低く、ちょっとした事でツボッてしまう。

・白魔導士(バハ、テマ、アレキ、竜詩、オメガ済)
筆者。メインジョブはレンジ3種です。皆の希望を聞きつつロールをアサインしていったら余ったところがPHかレンジだったけど、THの中に1人クリア済がいた方がダメージ感の把握等含めて安定するかなと思いPHをする事にした。
実はヒラでの零式以上の高難易度経験は殆どなく、通してちゃんと攻略したのは竜詩直前にやった短期の絶テマくらいで、その時は占星を出していた。
あとは天獄編の固定終了後、フリーになってからとあるコミュニティ②で遊んでいたのだけれど、そこで天獄零式のサブロールを練習していた中で、一応ヒラでも1-3層までは遊んでいた。

緩和後とはいえ最新拡張内の絶にヒラを出すのは不安しかなかったが、天獄編でのお遊び修行が利いたのか、無事杞憂に終わったのでヨシ!
竜詩におけるPHのTier的には占星がかなり有利な気がしますが、さすがに最新拡張の絶になんちゃって占星は出せる気がしなかった…。
あと、構成上1近接3遠隔になるので近接カードが配りづらいというのもあった(出せない言い訳)
ちなみに前回踏破時はガンブレ(MT)でした。

・賢者(テマ済 / 初竜詩)
天獄固定が落ち着いてフリーになったあと、とあるコミュニティ②で天獄編をご一緒した時に知り合った方。レイド歴は固定の中で最も浅いが、めちゃくちゃ上手い。特に目配せ的な意味でよく見ている方で、天獄編で遊んでいた時もフォローが輝いていたのを覚えている。
本人もいつか竜詩に行きたいと言っていたし、こんな上手いプレイヤーが埋もれているのは勿体無いという気持ちもあり、今回お声掛けした。

・リーパー(バハ、テマ、アレキ、竜詩済)
天獄固定でご一緒していた方。なんでも出来る人だけど、心のメインジョブは赤魔導士。基本的にはめちゃくちゃ上手い方なのだが、極稀に前世の記憶に引っ張られているらしく雷槍でバグってしまう。
バグった彼は雷槍でトールダンを見失ってしまい、線を持ち逃げしたり、ブリンクで無理やり塔に入ろうとして通り過ぎたりする。
トークンを99個集めてマウントトールダンに乗るのが夢らしい。
前回は赤魔導士でクリア済。

・黒魔導士(バハ、テマ、アレキ、竜詩、オメガ済)
FCメンバーの一人。辺獄に始まり、竜詩、煉獄、オメガ、天獄と6.xでは最もお世話になったプレイヤーかもしれない。いつもありがとうございます。
普段はヒーラーメインの方でPHでもBHでもあらゆるシーンを支えてくれていた。そんな彼が「絶で一度くらい黒魔をやってみたい」と言っていたのを見かけて、竜詩でどうですか!とお声掛けした次第。
竜詩初回クリア時も同じ固定でしたが、踏破時のジョブは占星術師。
筆者が一方的にヒラの"お師匠様の一人"だと思っている。

・踊り子(アレキ、オメガ済 / 初竜詩)
FCメンバーの一人であり弊固定のツッコミ担当でもある。辺獄、煉獄、オメガでもお世話になりました。蒼天に思い入れが強く、竜詩は機会があればやってみたいと言っていたので今回お声掛けした。マルチプルなプレイヤーでなんでも必要十分なラインまで仕上げて来ていただけるので、今回はレンジをお願いする事に。飼い犬の「影の王」が可愛い。
メンバー感のしょうもないボケにド正論パンチなツッコミをぶつけてくる事があり、更に笑いを誘ってしまう。

・召喚士(バハ、テマ、アレキ、竜詩、オメガ済)
漆黒時代に組んでいた固定でご一緒していたキャスターの方。
他にキャスターで声掛け出来る方がなかなかおらず、お忙しいだろうなあと思いつつダメ元でお声かけしたところ丁度良いタイミングだったらしく、久々にご一緒出来る事に。
筆者は6.0からFCメンバーが主となる固定に移籍する事になったため、固定としては再生編以来の再会でした。以前ご一緒していた時とは比べ物にならないほど上手くなっていて、この固定での数ある驚きの中でも、1位2位を争う驚きだったかもしれない。特にコールでは大変お世話になりました。
前回も召喚士でのクリア。

・P1 教皇庁

絶にしては珍しい、いわゆるドアボスポジション。ミンチにしてやる!
1回通り抜けてしまえば再入場しない限り戦わないため、地味に練習回数が少ないせいか未だに初めて起こるミスがたまに発生する。

4人ずつで散会するハイパーディメンジョンについては完全に空気読み散開となっていたが、練習を開始して数日経ってから初めて散開先のお見合いによるワイプが発生してちょっと面白かったのは内緒。
それ以降は行き先のマーカーをコールする事でその事故はなくなった。

白的にはプレステマーカー後に2体を真ん中に寄せて貰った方が無理の少ない動きでヒールが出来て楽かもしれない。 といってもPHが1~2GCDくらいロスしたところで超えられないフェーズではないので、結局クリアまでそのままだった。

ハイパーディメンジョン1回目詠唱の後ろの方でベルを置けると、ハイパーディメンジョン2回分と、その後のホリエストホーリーに反応する。
更にホリエストホーリーに反応後に時限で残りの分も割れるので追加でラプチャーを入れれば割と十分なヒール量になる。
ここはベルが気持ちよく機能して好き。初日で突破してP2へ。

・P2 トールダン(正典)

P1を抜けた場合、ワイプ後はここからという珍しい絶。ナイツではお馴染みの英傑が流れるので意外とダレない。 オメガは少し見習って欲しい(

◆雷槍
あまり解法が分かれるギミックではないが、ホーリーブレードダンスはバフ受けを採用。 青玉は雰囲気で散開、トールダン前で頭割り後に搭を踏む3人はマップ中央を見て「右」「左」「真ん中」のコールで対応した。

慣れた頃には頭割り組が最速で右の塔を取る遊びをしだしたり、右のTierが高まってくると次は真ん中を最速で取り合うなど、流行りが循環するという謎の文化が生まれていた。

またヒラ2名+DPS1名だった場合は真ん中のTierが高くなったり、ヒラ1名+DPS2名の場合はさっさと左右を取って真ん中にヒラを置くムーヴが流行りらしい。
ちなみに肝心のヒラはというと、塔踏み時に差し込みヒールは必要ないように組み立ててあるため特にギミック処理には影響しない(
白魔的には雷槍明けにミゼリを撃ちたいのでリリーを消費しておく必要があるので一見ヒールしているように見えるかもしれない。

雷槍にも慣れてきたある日メルシーを避けた直後、青玉が付かない事を確認したリーパー氏が「右右右右右!」と右の塔を取るべく熱いパッションで最速コールをしたものの、彼は何故かトールダンを見失っており、2騎士から線が発生した後にブリンクスキルでトールダン前に合流しようとした結果、線を奪ってグシャグシャになるという珍事が発生した。
その後も彼は時たま雷槍でバグってしまうのだが、面白いのでヨシ!(開始1分くらいだし)

ちなみにヘヴィインパクトやメルシーに被弾してヒラDPSから戦闘不能者が1名出た場合、蘇生持ちがトールダン正面に発生する塔の場所で蘇生を入れる事でワンチャンス拾えるので是非チャレンジしよう。

初見が4人いるし、さすがに初日は越せないだろうなと思っていたら何故か数回抜けて、初日から聖杖を見る事が出来ていた。

◆聖杖
色々細々としたルールが固定によって変わるギミックだとは思うが、みんとっとをベースにして、南北の塔処理は召喚さんがコールを入れて極力対角の塔を目指せるように調整していた。特に聖杖の早期安定化は召喚さんのおかげなので、本当に感謝しかない。
GGパターンについては、個人的に足音を聞く方法が一番やりやすいと思う。メスラの場合は3歩足音が聞こえたら少し止まると良い。個人的な勝率は1勝0敗。

また最初の4:4で頭割りに分かれるところはタンク調整を採用しかけたところ、負荷を分散出来るペア調整方式に切り替えた。
ゼフィランを北として、北4名、南4名で散開する事は一般的な処理と同じだが、弊固定では聖杖開始前にMT/ST、H1/H2、D1/D2、D3/D4でペアを作る。
開始後、ペア同士の頭上のマーカーのみ確認して何もなければ所定の散開方向へ、相方もしくは自分に逆の散開位置へ行く必要が出た場合のみ相方に立ち位置を入れ替えるコールをしていた。

こうする事でタンクの負荷が減る点と、必ず両グループにヒラが1名ずついる形を作れるのでヘルス管理等が安定する。 このフェーズも当時苦労したよなあと思っていたが、今回は活動3日目にして突破。処理法が洗練されているのも大きいのかもしれない。

また、Patch6.1の時はトールダンを倒すのがギリギリになってエーテルバーストのアニメーションが発生してしまうと、バリアが全部消えてしまうというバグ(?)が存在していたが、6.58でも特に修正はされていない。
これ仕様だったんですね…

・P3 ニーズヘッグ

中から中から~中中中~はい外外外~
ジョブによっては素受けで最大HPの1.7倍近いダメージから始まるニーズフェーズ。この手の攻撃に対しては軽減がやや薄めな構成のPTになるため、綿密に計算して臨んだ。

メインギミックとなる堕天のドラゴンダイブについては、絶バハのネールフェーズをもう少しスッキリさせて令和版にした感じ。
並行処理が苦手な人は結構慣れるのに時間が掛かってしまうと思われるが、皆慣れるのも早かったように思う。また、練習日数を考えると早い段階から聖杖の突破率が比較的高く、単純にトライ数が多かったのも良かったんだと思われる。

一応処理についてもざっくり書いておくと
・サイコロ1番→サイコロ付与でフワっとBCDに1名ずつ立つ。ハイジャンプならそのまま開始。
イルスパが発生した場合は初期位置の移動を行いBスパイン、Dイルーシヴ、Cハイジャンプとした。
・サイコロ2番→サイコロ付与でニーズ正面側へ、左右に開いてどちらに塔を落とすかアピールする。イルスパorハイジャンプで立ち位置の入れ替えはしない。
・サイコロ3番→サイコロ付与でニーズ正面側へ、全員ハイジャンプが付いた場合のみ「左」「真ん中」「右」でコール。
イルスパが付いた場合のルールはサイコロ1番と同じ。

こうする事で発生するコールはサイコロ3番のみとなり、牙尾or尾牙のコールに対するノイズが減る。優先度対応にすることも考えはしたが、3名からの優先度になった場合混乱する可能性があるためコールで対処することにしていた。

その後の4塔についてはみんとっとで紹介されていた、分体からのスコグルをB側とD側でまとめる方法を採用した。
またタンクが戦暗だったのもあり、P1で使った無敵のうち戦士についてはここでも使用が出来る。結果的に戦白賢からのバフは全て暗黒へ寄せられている。そのおかげで暗黒自身のバフワークが安定しない時期でも着弾が耐えられずに死んでしまうという事はほぼ無かった。
もちろん自己バフもある程度入れてもらう必要はあるが、線取りさえ出来てしまえばとりあえず突破できるという状況は精神的負荷も低いし、操作難度も下げる事が出来るので、戦暗にして良かったなあと思ったポイントでもある。

このフェーズもそれなりに時間がかかるだろうなあと思っていたが、活動5日目、ニーズ到達からして見れば2日目にして突破。 ニーズを通してのミスが殆どなくなったのは活動10日目頃だったが、それでも早めに突破して先のフェーズへ挑めた事は大きい。

ここでケアすべきは2回ある連旋に伴って発生する5名での頭割り。耐えられる分のヘルスを確保する事と、それぞれに軽減が欲しいが、終焉の竜詩である程度持って行かれるためバランスが大事。 白としては1回目の連旋詠唱9割くらいからテンパランスを入れる。開始前にミゼリを作っておいて開始と同時にミゼリ→ラプチャー→ディア更新で移動しつつベルを置いていた。

テンパランスについてはパッセや陣の様な設置型のスキルと仕様が似ており、効果時間20秒という表記に対して、実効果時間はサーバー側のTick周期に依存するため実際は21~23秒ほど軽減効果が持続する。 2回の頭割りはタイムライン上21秒の間隔が空いているが、テンパランスであればタイミングが良ければ2回分軽減することが出来る。覚えておくと良いかもしれない。

・P4 邪眼~救出フェーズ

パッチ内でやっていた時からあんまり気にしていなかったフェーズ。
今回もそんなに時間は要さなかった。何故かこのフェーズだけリーパー氏がオネエ系になってしまう。救出フェーズのシャリベルかに引っ張られているのだろうか…
邪眼フェーズの注意点としてはミラージュダイブを2回受ける対象のヘルスを充分に確保しておくことくらい。

特筆する事は無いが、白を選ぶメリットとして救出フェーズでオルシュファンにベネが使える事は挙げておきたい。
「ピュアオブハート」の「ト」でベネを飛ばそう。

・P5 トールダン(偽典)

◆風槍
この辺りから戦闘時間も10分近くなり、ここで再びの運動会フェーズとなるため擦り合わせが大事になってくる。絶竜詩のフィールドの方がタイル模様が綺麗に整列はされているが、ドラヴァニア雲海にある「サルウーム・カシュ」という場所がほぼ同形のフィールドになっているため、偽典に入る目途が立ってきたら事前にここで立ち位置の確認や動きの擦り合わせを行ってから風槍を迎えられると良いだろう。
解法の種類はそう多くないギミックだと思われるため、内容については省略。
ヒラ的にはリキッド対象のヘルス管理が多少必要にはなるが、ミゼリを作るために適当にラプチャーをばらまいていたら気にする必要がなかった。

サルウーム・カシュ
偽典のフィールド

余談ではあるがクリア済みからすれば想定以上に進みが早かったため、初見組のキャパを考えると予習範囲の落とし込みについてコントロールの難しさを感じ始めていた。そんなある日、その前日まで聖杖、ニーズ練習がメインだったにも関わらず、ヌルっとニーズを超え、更に邪眼、救出フェーズも抜けていきなり風槍に辿りつくという嬉しい誤算が発生した。

活動を早めに切り上げて、立ち位置の確認や擦り合わせを行うか…?しかし聖杖やニーズの安定化等も考えれば、今日の残りの活動時間を捨てるのは惜しい…。
そんな思考から「とりあえず風槍の事は置いといて、手前を安定させよう」という方針を伝えたのは良かったのだが、次のトライでまた救出フェーズを抜け、2連続で風槍に到達するという更なる誤算が発生したため、その日の攻略はそこで終了となり、残り時間を使ってサルウーム・カシュで擦り合わせと相成ったのであった。
攻略開始から6日目、活動時間にして15時間の事である。

全員クリア済ならまだ考えられる進捗だったんですが、初見4人いてこの進捗スピードはさすがに想像の域を超えていた。

◆死刻
攻略開始から9日目(22.5時間)にて到達。
いわゆるこまぞう式を採用した。視線については筆者と召喚でコール。

細かい立ち位置などは前述のサルウーム・カシュや以前の固定で作成していた散開図等も使用して摺り合わせをしたため、それほど時間はかからなかったように思う。

メテオの破壊についてはLB抜きテクステ持ち込みで検討していたが、踊り子入りの竜詩攻略が初めてという事もあり、削りの感覚が分かっていなかったのに加え、全員生存で初メテオの回は削り切れずワイプ。
テクステこんなもんか…?となってしまったため、次のトライではテクステは抜きにして黒魔にLB2を撃ってもらう形に変更。とりあえず先を見ようという方針になった。

※ちなみにテクステは何も悪くなく、以下の点が原因だったため一応記録として残しておく。
・60秒以下のアビやバーストは使用して良いタイミングではあるが、そこの確認や擦り合わせが出来ていなかった。
・効率的な破壊が出来ていなかった(複数体の巻き込み/キャストが長い黒魔への配慮等)
最終的には二天の開幕でキャスLB3を撃つ方針になったため、再びLB抜きテクステ持ち込みでのメテオ破壊に戻っている。

・P6 二天龍

一般的にはここからが絶竜詩戦争の折り返しと言われているフェーズ。
攻略開始から11日目、26.75時間で到達。先に書いてしまうがクリアが約54時間だったため、やっぱり折り返しというのはあながち間違いではないなと思う。

特にフェーズを通して続くフレースヴェルグの不殺の誓いが大変嫌らしく、フレース側の攻撃で戦闘不能者が出た場合にギミックの練習すら困難になってしまうシーンがかなりある。
また、2回発生する均等化についても、誤差を埋めやすくする予兆は出るとはいえ、それを3%未満にする必要があり絶アレキのP1が可愛く見えてしまう。最終フェーズ1つ手前で均等化は鬼畜過ぎる。

ちなみフェーズ終盤のカータライズに関しては、戦士無敵、暗黒バフ受けとした。ここを難しくする代わりに、最終フェーズのアクモーン2回目、3回目で楽が出来る1:1:6受けを可能としている。

大枠のギミックとしてはフェーズ中盤の邪念の炎+アクモーンかと思われるが、ここは解法が分かれるポイントになると思われるので弊固定の処理を下記記しておきたいと思う。

▼邪念の炎
ポイントとしては以下の二点。
・このギミックの直後にはMT/STへの滅殺の誓い受け渡しも発生するが、猶予が3秒と短く事故が発生しやすいポイントなため、タンクの優先度を極力確保している。
・VCはギミック処理における大きなアドバンテージであるが、対応時にコールが飛び交ってかえってノイズになるという事が起こってしまう。そのためノイズが発生しづらいコールの少ない処理を目指した。

◆白デバフ→フレース側(中央から優先度に従って整列)
※MT/ST/H1/H2/D1/D2/D3/D4
補足:白デバフ対象者は2名のため優先度の判断がしやすく、ここはPTリストのデバフ欄を見て優先度処理とした。

◆紫デバフ→ニーズ側(中央から番号が若い順に整列)
※デバフが付いたら番号マクロで頭の上に数字マーカーをつける
※上記についてはMT/ST/H1/H2/D1/D2/D3/D4の順で1~8のマクロを用意して貰っています。
補足:並ぶ優先度を確認する際、PTリストのデバフ欄で持っている人を確認すると思われるが、デバフ対象者4人からの判断には慣れを要してしまう。そのため頭上に数字のマーカーを出す形にしてもらう事で、視覚的な優先度を確認しやすくしている。

◆無色は「奥」「手前」でコールして白デバフ持ちに重なりに行く
補足:白、紫については声を出す必要がないため、発生するコールは無色のみとなっている。

例:
◆白デバフ→ST、H1
◆紫デバフ→MT、D1、D2、D4
◆無色→H2、D3(奥か手前かコール)

ニーズ側← D4/D2/D1/MT 中央 STH2/H1D3 →フレース側

ヒートウィングの場合こんな感じ

・P7 騎竜神トールダン

攻略開始から19日目、46.25時間で到達。
ニーズフェーズよろしく最大HPの約2倍近いダメージを受けるアルティメットエンド・オルタナから始まる最終フェーズ。痛すぎませんか…?
ここである程度軽減を消費させる事で、最終フェーズで必要な軽減を分散させようという作りなのかなと解釈はしているけれども…。
前述したようにこういったダメージには軽減が薄い構成のため、こちらも綿密に計算した上で対処した。

今回のイメトレ会場

前回はタンクだった事もあり、バフ回しやスタンスを入/切するタイミング、挑発を入れるタイミングなど、グランコスモスでイメトレを綿密に行っていたが、今回は今回でガチャガチャヒールしてるわけにも行かないだろうなあという事で再びイメトレに利用させてもらうことに。
P7突入時点でのHリリー/Bリリー数を想定して数を揃えた状況を作って、画面上にPinPで最終フェーズの動画を流しつつ、実際のヒールワークと滑り撃ちを含めた移動も練習。特にギガフレア中は必ずインスタントヒールを確保しておく必要があるため、リリー数の調整はしっかりと行った。

また、アサイズについてはPatch6.3からリキャストが40秒化しているため、回転率が良くなっている。P7開幕からリキャが上がった状況でスタートするため手癖で即回してしまいがちだったが、少し寝かせる事で最大使用回数は確保しつつヒールワークの一部に組み込める。
個人的には1回目エクサフレア後のトリニティが2発目が着弾したあとから入れ始めるのがおすすめで、そこからリキャで回した場合アクモーン前に減っているMT/ST/H1/H2のヘルス確保として機能しつつ、ギガフレアの3発目着弾後のAAへのヘルス確保として機能してくれる。

エクサフレア
一般的な背面を使用して避ける方法を採用。前回タンクで攻略した際はGCDどのくらい粘れるかなあと思っていたら、攻略中に2回踏んでしまったが、今回はまだ踏んでいない。消化終了まで踏まずに終えたい。
別に足りているので特に順番は変えていないが、白賢の場合はエクサ後のAA受けを賢→白の順番にした方が白側のUptimeは稼げる雰囲気。
さすがに全て滑り撃ちは怖すぎるので、ところどころインスタントを挟みながらの回避としていた。

アクモーン
全部で3回来る中で、2回目、3回目とヒット数が増えていく連続頭割り攻撃。通常受け(3:3:2受け)した際の1発のダメージ量はヒラDPS側が約110000を3人でシェア、タンク側が約140000を2人でシェアとなっている。つまり通常処理の場合の素受けはヒラDPSが約37000、タンクが約70000となる。
今回は1回目は通常処理としているが、2回目、3回目については片方のタンクが無敵を使用する1:1:6受けを採用している。
1:1:6の場合の頭割り素受けダメージはヒラDPSで約18000、1人受けタンクが約70000となり、ヒラDPSへのダメージがかなり軽くなるのはもちろんの事、1人受けタンクに関しても無敵を切っている方からの短バフ支援等が入るため通常処理に比べてかなり硬くなる点が良い。
特にアクモーン3回目については、軽減自体もかなり厚くなるためクリア回こそ日和ってヒールをしていたが、あまりの減らなさに周回に入ってからはヒールをせずバーストに参加しているくらいの余裕がある。
二天竜で頑張った分以上のリターンが得られる処理法かなと感じたので、ぜひ工夫して1:1:6受けを体験してみて欲しい。

ギガフレア
移動を強制される上に、バリア抜きで素受けすると最小ダメージになる距離だとしても、最大HPが低い組が即死する激ヤバギミック。しかも時間差で3回着弾するので、都度ヘルスをしっかり戻す必要がある。
以前攻略をした際は、タゲサの周りを着弾に合わせてグルっと動く方法を採用していたが今回は黒魔もいるためタゲサの中を突っ切って1発目の着弾位置に走り抜ける方法を採用した。
白的にはギガフレア初段に対してカウンターヒールになるようにケアルガを詠唱、次のGCDをラプチャーにして走り出しつつ一気に戻している。対角まで走り抜けたらケアルガを詠唱開始、ちょうど2発目の着弾があるのでそこのカウンターとして機能させてそのまま追加でラプチャー。ぐるぐる回らないおかげでヒールもかなり楽でした。
もしぐるぐるする処理法が採用されたり、2発目の着弾に対してカウンターのタイミングが噛み合わなさそうであれば、走り抜けながら迅速魔を仕込んでおき、2発目着弾までGCDを止めて当てる形をとってもいいと思う。
着弾間隔は4秒ずつとなるため、2回目を迅速ケアルガ→ラプチャーとする場合は着弾直後にケアルガを当てないとケアルガ分のGCDが回っている間に3発目が着弾する事になるため要注意(最終まで来れる人でそんなにまったりした人は居ないと思いますが。)
こんな短時間で戻すギミックは普段なかなか体験することが無いので、カウンターの詠唱GCDヒール+インスタントGCDヒールの場合、時間あたりのヒール密度は2GCDインスタントするよりかなり高いなあ、という考えてみれば当たり前の事を改めて実感させられたギミック

クリア回(+α)
最終フェーズ到達5回目にてクリア回となったが、1回目エクサフレアで踊り子が1デスしてしまい内心クリアは難しいだろうなあと思っていた。
まだ個人的に実戦も充分に出来ていなかった事もあったので時間切れまでの具合を確認するつもりで進めていたら、時間切れモーンアファー3発目着弾の直後、塔の失敗判定が来る前にギリギリ削り切る形となり、まさかのヌルっとクリア。
倒せると思っていなかったからか、クリア後も暫くなかなか実感が湧かず、後から手がジリジリと痺れるような感覚になった珍しいクリア回でした。

ちなみに見返したら時間切れ詠唱真ん中くらいでDoTを更新後、ミゼリを撃ち込もうと思ったのかラプチャーを撒いていたが、GCD数的に間に合わないと悟った様で次のGCDでグレアガを詠唱したものの詠唱途中にアファー着弾で死んでいた()
そもそも割といい形で時間切れに辿り着いたのがこのトライが初だったというのもあるが、DoT更新→グレアガ→迅速グレアガと撃ち込んでいればもう半GCDくらい少し余裕を持って倒せていたのではないだろうか…。
こういうところの機転の効かなさはまだまだだなあと反省しつつ、拡張内の絶でヒラを経験できたのはかなり良い経験が出来た気がする。

固定全体としては年度末~新年度にかかる形で固定が稼働していたため、どうしても日程が噛み合わず活動日が3~4日空くことがたまにあったり、諸事情で風槍到達直後から8日間、二天龍攻略中に7日間空くことになったりと、活動日が飛び飛びになってしまう事があった。
それにも関わらず思い出しフェーズが殆ど発生せず、ブランクをほぼ感じない固定だったのは本当に驚くしかなく、各々の予習や復習が綿密で素晴らしかったのだろうと思う。この場を借りて感謝を。

まだ周回は続きますが、忘れないうちに纏めておくかと書いてみたら、結構書くことがあったのでアウトプットはしてみるものだなと思ったのでした。

おまけ

パッチ内絶竜詩をやってた辺りから毎度記録するようにしているワイプ集計シート。進捗が目に見えるので精神衛生的に良いというのもあるが、既に攻略済みで過去のフェーズになっているにも関わらずワイプ率が多かったところなどについての分析や、ワイプ原因への対策に使ったりも出来るので結構便利。集計はちょっと面倒だけど後で見返すのも楽しかったりします。

今回の集計結果

※赤セル=その日最もワイプが多かった
※青セル=その日の最大進捗
※黄セル=DDoSでまともに練習できなかった日
※抜けるだけの教皇庁については教皇庁側にワイプ数のみカウント(ワイプ割合には含まない)


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