いとのこ

INTJの創作家。色んな人と話してみたい。 面白いと思ったものごと、自分の考えについて…

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INTJの創作家。色んな人と話してみたい。 面白いと思ったものごと、自分の考えについて気ままに記述していきます。 文章のお仕事募集中です。何でも書けます。任せてください。 依頼はこちらから→itonoko1224@gmail.com

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固定された記事

お仕事募集中!

 実績も何もない私に仕事依頼なんて来るのだろうか? と思いつつ、仕事が欲しいのでテンプレートを埋めてみようと思う。 自己紹介  簡単なプロフィールと言われても何…

いとのこ
1か月前
8

書きたいことはあっても伝えたいことがどうも思いつかないので、今日はインプットの日と割り切ってみることにします。何度も休んで申し訳ない

いとのこ
4時間前
3

ツッコミの数だけ思考が生まれる~敵対的読書はいかが?~

 本を読んでいると、たまにとてつもなく共感値の低い文章に遭遇する。 「言いたいことは分かるけれど、それは言い過ぎでは?」「ちょっと主観が入りすぎでは?」「矛盾生…

いとのこ
1日前
8

拝啓、過去と未来の私へ。

 昔から話すのが苦手だった。 「自分の意見を言ってごらん」「何でも良いから行ってみな」こういう風に言われても、何も言えなかった。  本当に「何でも」話すと激怒され…

いとのこ
2日前
7

ちょっと今日の投稿は厳しそうなのでお休みということで……また明日楽しみにしていてください。申し訳ありません

いとのこ
3日前
1

本日小説投稿の予定ですが、もしかしたら全然違う記事を投稿するかもしれません。19時をお楽しみに

いとのこ
3日前
2

この世で一番怖いもの

「まんじゅうこわい」という落語がある。怖いものなんて無いという男を怖がらせるべく、「まんじゅうが怖い」と漏らした言葉を信じて男を怖がらせようとする噺である。オチ…

いとのこ
4日前
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否定は成長の父

 貴方は否定と肯定、どちらに身を置きたいだろうか?  私の主観では肯定を選ぶ人の方が多くなるのではないかなと思う。それもそうだ、否定ばかりされるのは決して気持ち…

いとのこ
5日前
5

朝読書のすすめ、または悪魔の囁き

 いつ読書をするべきか。 「そんなもん読みたいときでいいだろう」と思われるかもしれないが、決まった時間や決まったタイミングで行うことが習慣継続のコツらしい。故に…

いとのこ
6日前
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対話に飢えている

 最近哲学を学んでいる。といっても浅瀬に足を突っ込んでちゃぷちゃぷやっているだけなので、あまり期待はしないで欲しい。  学生時代、哲学は好きではなかった。という…

いとのこ
7日前
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孤独に本を浮かべながら

「趣味は何ですか?」 「休日は何をしていますか?」  今までされて困った質問ツートップである。  相手を知りたいからこその質問ということは理解している。しているの…

いとのこ
8日前
9

「ギバー」になりたくてもなれそうにない話

 世の中の人間を「ギバー」「テイカー」「マッチャー」に分けたとき、自分はどこに属するのだろうか。  自分は恐らく「マッチャー」だと思っている。「テイカー」ではな…

いとのこ
9日前
6

小説「或る夫婦の話」第四話

第一話 第二話 第三話  上司は望み通り深い深い溜息を吐いた。 「大体さ、お前口だけ共存とか言ってないか? 行動と発言が乖離しすぎだろ。共存って逃げ回ることでも…

いとのこ
10日前
2

とっかえひっかえ、移り気読書

 一日一冊本を読んでいた頃に戻りたい。  否、別に戻りたくはない(どっちだ)。  あの生活をもう一度したいというだけで、別に時は戻したくない。今の知識が失われるの…

いとのこ
11日前
18

共感について考えてみた

 相手の話には共感しましょう。  恐らく大多数の人が共感というものの偉大さを知っている、或いは説かれたことがあるだろう。  しかし私はこの共感というやつにいまいち…

いとのこ
12日前
6

誰がなんと言おうと希望の書~「なぜ銅の剣までしか売らないんですか?」~

 勇者が魔王を倒しに行くRPGを思い浮かべてみてほしい。ステレオタイプのもので構わない。否、出来るだけステレオタイプのものが望ましい。  貴方は、こんな疑問を抱いた…

いとのこ
13日前
5
お仕事募集中!

お仕事募集中!

 実績も何もない私に仕事依頼なんて来るのだろうか? と思いつつ、仕事が欲しいのでテンプレートを埋めてみようと思う。

自己紹介

 簡単なプロフィールと言われても何を書けばいいか分からないけれども……。
 文章を書き続けて十年以上、実績は無いけれどそれなりの文章力はある……と自分では思っているけれど他人の目から見たらどうかは分からない。
 よく読む小説はファンタジーやミステリーだけれど、純粋なミス

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書きたいことはあっても伝えたいことがどうも思いつかないので、今日はインプットの日と割り切ってみることにします。何度も休んで申し訳ない

ツッコミの数だけ思考が生まれる~敵対的読書はいかが?~

 本を読んでいると、たまにとてつもなく共感値の低い文章に遭遇する。
「言いたいことは分かるけれど、それは言い過ぎでは?」「ちょっと主観が入りすぎでは?」「矛盾生じてない?」等々、至る所にツッコミを入れたくなる。そういう本に出会ったときは、少し気が滅入る。
 しかしマイナスな面ばかりでもない。それどころか、大きなプラスに転じる可能性すら秘めている。

 先日Audibleを聴いていたときのことだ。中

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拝啓、過去と未来の私へ。

 昔から話すのが苦手だった。
「自分の意見を言ってごらん」「何でも良いから行ってみな」こういう風に言われても、何も言えなかった。
 本当に「何でも」話すと激怒される家庭環境だったというのもあるが、昔から自分の気持ちを口にするのはどうにも向かなかった。
 あまりにも自分から話さないので、何も考えていないと思われていたかもしれない。実際は全くの逆で、私の頭の中は常に言葉で溢れていた。
 私を泣かせて先

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ちょっと今日の投稿は厳しそうなのでお休みということで……また明日楽しみにしていてください。申し訳ありません

本日小説投稿の予定ですが、もしかしたら全然違う記事を投稿するかもしれません。19時をお楽しみに

この世で一番怖いもの

この世で一番怖いもの

「まんじゅうこわい」という落語がある。怖いものなんて無いという男を怖がらせるべく、「まんじゅうが怖い」と漏らした言葉を信じて男を怖がらせようとする噺である。オチは有名なので語るべくも無いとして、序盤に若者たちが言い合う怖いものは虫、動物、実在しない物と多種多様である。
 さて、貴方は何が恐ろしい?
 私は何より「確証バイアス」が恐ろしい。

確証バイアスとは
 ある持論に対して、持論を支持する証拠

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否定は成長の父

 貴方は否定と肯定、どちらに身を置きたいだろうか?
 私の主観では肯定を選ぶ人の方が多くなるのではないかなと思う。それもそうだ、否定ばかりされるのは決して気持ちの良いものではない。
 しかし否定が一切無い環境も、それはそれで恐ろしい。

 その昔「全肯定bot」なるものが流行った。今もあるかもしれない。
「朝起きて偉い」とか「生きてて偉い」とか、そういう類の文面をbotの個性に合わせて改変して投稿

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朝読書のすすめ、または悪魔の囁き

朝読書のすすめ、または悪魔の囁き

 いつ読書をするべきか。
「そんなもん読みたいときでいいだろう」と思われるかもしれないが、決まった時間や決まったタイミングで行うことが習慣継続のコツらしい。故に読書にかける時間はさておき、読書を始める時間はいつも同じ方が良い。
 別に習慣化しなくとも本くらい読めるだろう。そういう人も居る。何なら私自身そう思っている。しかし実際のところ、精神が不調に傾きすぎると、本を読むことが出来なくなる。文字を文

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対話に飢えている

対話に飢えている

 最近哲学を学んでいる。といっても浅瀬に足を突っ込んでちゃぷちゃぷやっているだけなので、あまり期待はしないで欲しい。
 学生時代、哲学は好きではなかった。というか倫理の授業が本当に嫌いだった。単純に授業もつまらなかったし、「哲学者ってなんでこんな喧嘩ばっかしてるんだ?」と思って敬遠してしまった。一通り教科書を読んで、これは納得できるこれは納得できない、と一人で脳内会議をしては自分の創作に打ち込んで

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孤独に本を浮かべながら

「趣味は何ですか?」
「休日は何をしていますか?」
 今までされて困った質問ツートップである。
 相手を知りたいからこその質問ということは理解している。しているのだが、「何故大して親しくもない人間に私のプライベートを教えなければならない?」という思いがどうしても先行する。お前はどこかの王族か?
 そして仮にエベレスト級のプライドの高さを押し込めて質問に答えたとて、またしてもくだらない質問が返ってく

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「ギバー」になりたくてもなれそうにない話

「ギバー」になりたくてもなれそうにない話

 世の中の人間を「ギバー」「テイカー」「マッチャー」に分けたとき、自分はどこに属するのだろうか。
 自分は恐らく「マッチャー」だと思っている。「テイカー」ではないと思いたい。「ギバー」にはなりたいが、正直なれそうもない。が、別になれなくてもいいかもしれない。
 今日はそんな話をしたい。

そもそも何の話や 当たり前のように「ギバー」「テイカー」「マッチャー」なんて使い出して面食らった方も居ただろう

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小説「或る夫婦の話」第四話

第一話

第二話

第三話

 上司は望み通り深い深い溜息を吐いた。
「大体さ、お前口だけ共存とか言ってないか? 行動と発言が乖離しすぎだろ。共存って逃げ回ることでも口実つけて避け続けることでも無いんだぞ? 手を取り合って生きていくために互いの出来ることを共存って言うんだよ。分かってるか?」
「……分かってますよ」
 男は口を尖らせた。
 二人は人里離れた山奥からこの喧騒溢れる人間社会に移り住んで

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とっかえひっかえ、移り気読書

とっかえひっかえ、移り気読書

 一日一冊本を読んでいた頃に戻りたい。
 否、別に戻りたくはない(どっちだ)。
 あの生活をもう一度したいというだけで、別に時は戻したくない。今の知識が失われるのはまっぴら御免である。

 子供の頃は学校の図書室で本を借りて翌日その本を返し、また別の本を借りるという生活をしていた。以前どこかで話した気がする。
 昔から読む本の傾向はあまり変わっていない。ミステリーかファンタジー小説が大多数。字の小

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共感について考えてみた

 相手の話には共感しましょう。
 恐らく大多数の人が共感というものの偉大さを知っている、或いは説かれたことがあるだろう。
 しかし私はこの共感というやつにいまいち疑念を抱いている。それは私の中の感情でもあるし、よそで「共感」と言われているものについてもだ。
 そこで今回はこの共感というやつを深堀してみようと思う。

そもそも共感とは?
「weblio」によれば、共感とは「他人の意見や感情などにその

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誰がなんと言おうと希望の書~「なぜ銅の剣までしか売らないんですか?」~

 勇者が魔王を倒しに行くRPGを思い浮かべてみてほしい。ステレオタイプのもので構わない。否、出来るだけステレオタイプのものが望ましい。
 貴方は、こんな疑問を抱いたことは無いだろうか。
 どうして、序盤の街から強い武器や防具を販売しないんだろう。
 どうして、敵を倒したらお金が手に入るんだろう。
 どうして、勇者と奉り上げておきながら、国王は大した金銭も装備も寄越さないんだろう。
 今はこんな定型

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