アイナナライブの事で、部外者が思う事

 こんばんは、しがないオタクです。

 アイナナが燃えてることで筆を執りました。

 そもそも私はアイナナのオタクでも何でもないのですが、フォローしている方々のツイートから、何やら燃えているということを知りました。

 あれこれツイートを追いかけてみていると、何かと酷い(言葉が選べず申し訳ない)ことがあれこれ起こっているようなので、部外者なりに見た今回の件についてを綴らせてもらえたらと思います。

 簡潔に言わせていただくとすると、

 当日ライブに行って、コロナの諸症状が出ていると思われた方は躊躇せず保健所へ連絡、PCR検査を受けてください。

 これから書く内容については、あくまで外部の人間、アイナナファンではない人間から見た今回の騒動についてのまとめなので「外部の人間が出しゃばって言うんじゃねえ」系の意見については、スルーさせてください。

 ただ傍から見て、すごい界隈だな…とドン引きしていた自分がいたのも事実です。

 しかし、これはあくまで一部のファンが起こしている悪い振る舞いだろうと思っています。そう信じたいと思っています。これは留意していただけると助かります。

 ただこのログで、何かしら推し活を見直す機会などにしていただけますと幸いです。

 長いです。
読みたいところで目次を活用して読んでいただけますと幸いです。

※⑥以降は私の意見なので、読まなくて良い場合はスルーでお願いします。

※あれこれTwitterにて情報を抜粋して書いています。情報などで誤用などありましたら、報告お願いします。

 ①事の始まりは、1ファンのライブでの様子noteから始まった?

 詳しくは知らないのですが、アイナナライブがあってからとあるファンによるライブの様子を綴ったnoteが公開されてから動きがあったように思います。

 現在は削除されて、魚拓でのみ閲覧ができます。
 前置き(ライブに行くまで)が少し長いですが、要約すると当日のファンのマナーってどうなの?ということが綴られています。

・大混雑のさいたまアリーナそばの最寄り駅女子トイレ
・現地近くの大型施設を占領するマネージャーことオタクたち
・オタクたちによる大声での会話や笑い声、撮影大会
・感染爆発中のハグなどのコミュニケーション
・会場周辺で密集して騒ぐオタクたち
・拡声器を無視したライブ終了後のファンの行動
・べし(キャストさん)の不要不急発言

 現地での出来事で綴られた方が気になった点、そして他にも今までのアイナナ界隈であったファンの間での特性や性質についてを愚痴のような形で綴られていました。ファンの悪目立ちがすごかったそうです。

 読んでみて、「確かにコロナ禍でこれはやばいな」と、私自身もその方のブログを読んで感じました。

 私としては、この感染爆発時に開催するライブはかなり勇気のいるものだったでしょうし、運営が中止などにしなかったことから決行は不可避だったんだなと思いました。

 そうなると、運営側はファンができるだけ感染しないようにと対策をあれこれして万全に近い状態で臨まれていたと思います。しかしファンが会場側のルールであったりを守らず、ただ推しを推すためにどんちゃん騒ぎ、ファン同士会って和気あいあいとして感染対策を無視する、蔑ろにするのは違うだろうとは思いました。

「あ~、傍から見てそうだったんだ、気を付けよう」となるかと思いきや、そうはいかなかったようです。

 ②ファンたち、ブログ主にキレる

 ブログに対しては、なぜか非難が殺到していました。

 非難殺到後、ブログ主さんはブログを削除
 そしてその記事についての釈明を行われていました。


 非難の対象は、主にブログ主の⑴ライブ当日での行動⑵ライブに2日続けて参加したこと⑶ブログ内での口調が主な理由でした。

  ⑴については、当日会場近くでおにぎりを買ったことで非難されていました。これについては1人で食事をされていたようなので問題ないのでは、と感じました。大人数での食事は避けていますし、黙食ですぐに食べられたとも、おっしゃっていました。
 また、マックへと寄っていたことも責められていました。入り口前などにはアルコール消毒などもあったでしょうし、マスクをせずに会話をしていたわけではないでしょうから、最低限の対策はできていたと推測できますし、すぐに帰られたとのことなので、良いのでは、という印象です。

 なお、一部医療機関によると、大人数での食事は避ける、黙食しすぐにマスクをと書かれていました。なので、ブログ主さんの判断は正しかったと思いますし、ここをオタクたちに責められる道理はないかなぁと感じました。

 ⑵については、本人の意思によるものだそうです。2日目なら落ち着いているかもしれないと思ったところ、そうではなかった。
 1日目の様子を見て、行かないこともできただろうなぁと思いました。

 ⑶については、本人が口が悪くなるかもしれないとブログを綴る前に前書きで書いていましたが、口調が見事にファンたちの逆鱗に触れたようです。
 ブログにそこまで言わなくても、という印象です。
 ただ確かに、3歳児などは言い過ぎだなと思いました。日ごろのファンに対する鬱憤もあったので、尚更感情的になってしまったのだろうと思います。

 ちょっと不思議だなと思ったのは、以下の点です。

 ブログに対して非難するファンは多いのですが、そのブログに共感する方は少なかったです。

 しかも、非難を占める割合は『口調が不快』やブログの書き方に対するクレームがほとんどで、ファンの行動やマナーに対して綴られていて「これってまずいのでは」と危機感を感じているものはあまり見られませんでした。

 明らかに感染者が日々上昇傾向にある中で、危機感を持つどころか「ライブの後味を悪くしている」「楽しく最後まで終われないじゃん」「他の界隈から悪い目で見られる」など、いろいろな身勝手な言動が見られました。

 ③感染についての謎のツイートが発出する

 そしてその日、アイナナのファンの中で、「感染しても医療機関にかからないで」や「PCR検査を受けると感染者に仕立て上げられる」などという謎の御触れが出ます。『アイナナ ライブ』などあれこれ検索するとまだ残っています。

 ここで部外者の人間としては「どういうこと?」です。

 ここが一番意味が分からないポイントです。
 感染を隠蔽しようとする謎の動きが一部ファンの間で起こります。それに加え、ライブ楽しかったね~!というたくさんの感想によって、注意喚起をしてくださっていたファンたちの声が流れていきます。

 感染の疑いがあるのなら、いち早く検査を受けるべきところを、そうやって病院に受診するなとそれでは逆に感染爆発を誘発しかねない危険な振る舞いだと思いました。

 ④感染者は出ている、けれど…。

 実際に、感染者がライブ後にちらほらと出ています。

 1人ではなく複数人出ているようで、Twitterの方で陽性だったことを語ったり、友人から連絡ないと思っていたら感染していたなどのツイートも見られます。

 また、cocoaアプリから濃厚接触者の疑いがあるという通知が着ていたので、当日参加していた人は気を付けてくださいと話す勇気あるファンが現れました。

 しかし、それを一部ファンは『接触通知が着ているのを拡散したらダメだ。医療崩壊の引き金になりかねない(一部抜粋)』と、反論。

 もう言葉を失いました。
 何で?そこは、感染者が出たから、自主隔離やPCRして防ごうよ!と拡散して注意していけばいいのに、どうして反対な言動をするのだろうと思いました。隠ぺいしようとしているのか?と思いました。

 濃厚接触者疑いを拡散しようとした方の判断は間違ってはいません。
「感染に気を付けてほしい」という思いから発せられた言葉でしたし、現に感染には気を付けていかなくてはならない状態にきています。

 それなのに、このように意見がかき消されてしまうのは、非常に危険かつ残念です。

 オミクロンは風邪じゃありません。

 ⑤症状が出ている人は、検査を。

 コロナかも?と感じられた方は、早めの検査をしてください。

 ライブで感染者なんて…と躊躇わずに早めに。以下、厚生労働省のサイトにおける対応方法です。

 また、オミクロン株の注意書きなども、お医者さまが出されています。
 以下は諏訪中央病院さまのまとめサイトになっていますが、細かくオミクロン株の特徴などもデータになって書かれています。

 以下、内容の抜粋です。諸症状がある場合は早めに検査、受診してください。

オミクロンの症状
主な症状と継続期間
流行地においての対応方法


 ⑥楽しければ良い、じゃない

 ここからは私の思う意見です。
 長いので、読みたくない方はスルーでお願いします。

 この時期のライブを「楽しかったから、結果オーライ!」って、言えるだろうかというところです。

 ここ数年、私自身まるでライブには行っていません。
フジロック、行きたかった。推しているバンドの音楽を生で聴きたかった。

 当時はデルタが流行っていました。
その中で、フジロックの運営さんは本当に頑張っていました。

 ですがやはり、県外からやって来る音楽ファンに会うことは非常に怖いと当時は思っていました。特に感染者が多い地域の人は、怖いと思っていました。

 罹るかもしれないと思い、たとえ感染者が二桁にまで落ちても「いや、まだだ」と。もう少しで東京に行ける!と喜んだ矢先にオミクロンです。

 オミクロンは、毒性は弱いが、感染力がとにかく強い。
 何より気を付けなくてはならないのが、後者の感染力の強さです。

 毒性が強かったデルタ株の時も超用心でしたが、オミクロンも変わらず超用心でした。感染力が強いという単語に正直ビビっています。今もです。

 仕事へ出る前の検温、職場に着いてアルコール消毒、帰宅後に手洗いうがいなどは相変わらず続けています。
 感染力が強い分、罹るリスクはワクチンを打っているとはいえ、デルタの時とは比べ物にならないくらいかもしれません。

 そうなると、危険を冒してまで、県外へ移動をしようとは思わないでしょう。

 例えば、です。
楽しいライブの休日を終えて帰って来れば、社会人であれば仕事がある
学生であれば、学校がある。

 もしも感染していたとして、それに気づかず普段通りに出勤して、職場の人間を感染させてクラスター、なんてなったら…。

 怖くないですか?

 私は怖いです。
 もしも自分が感染して、会社の一組織というか部署を休業へと追い込んでしまうかもしれない。企業が回らなくなる。学校なら、学級閉鎖。

 たった一つの趣味・娯楽で、ここまでリスクを取らなくてはならない。
 それでも行こうってなりますか?

 行ける人はいると思います。「楽しみだったし、推しに会えるんだ!」と考えることができれば、行けると思います。

 楽しさを優先で取れる時期は、まだ来ていません。
 一時期は楽しさを優先できるような時期がありましたが、オミクロンで一瞬にして終わりを告げています。

 もう感染者は右肩上がりの増加。まん延防止措置の対象が増えています。出ていない県を数えるのが難しいくらいに、感染者は日々増加しています。ただ楽しみたいという理由だけで、県をまたぐ往来を簡単にして良いものでしょうか。

 なので、私は趣味と呼べる活動(ライブの現地観戦、スポーツの現地観戦、県外の食べ歩き、コミケなど)はまだできていませんし、まだするつもりもありません。

 今は遠出を要する趣味は、不要不急になるんだろうなと思います。

 また、県をまたぐとしても、生活を侵害するような場合(衣食住を侵害するなど)は不要不急ではないと思います。

 趣味となると話は別になるだろうと思います。

そのため、キャストさんの「不要不急じゃないよ」発言についても、私は懐疑的です。

 エンタメ視点から見れば、ライブは必要であり、現時点でオタクたちに必要な活力でもあるかとは思います。それは感染者がある程度少ない状態で言えたらまだ説得力があるし、「そうか」と受け入れられる部分があります。

 しかし、当時は感染者数最多を連日更新するほどの感染を見せていました。そんな中でそれを言われても「いや、どう考えても不要不急としかならないだろう」となってしまいます。

 ⑦最後に

 最後まで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました。長々とお時間を頂戴しまして、感謝いたします。

 当日ライブにて、オミクロンに罹ったかもと思われた方は早めに検査し、受診など、然るべき対応をとってください。感染することは悪いわけではないです。ですが、自らが取った行動や決断の数々を、少しでも振り返る時間は取ってみてください。濃厚接触者疑いのある方がいたら、早目に連絡をしてあげてください。

 正しい危機感を持って、楽しくオタ活をしていきましょう。

 最後まで、ありがとうございました。

 



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