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「だんな様はひろゆき」を読んで

「だんな様はひろゆき」というマンガに出会ったのは友達がイイネしていたこのツイートからだった。

ひろゆきさんは切り抜きのYouTubeを観て知っていた。その中に、ひろゆきさんが配信している部屋に奥さんが入ってこられるという場面を集めたものもあって「かっこいい奥さん」「でへでへなひろゆきさん」というイメージがあってなんかなごむ夫婦関係だなと思っていた。

Twitterのお名前に「だんな様はひろゆき」発売中と書いてあり、Renta!ですぐ検索をかけた。

日常を4コママンガで書いたものでクスッとおもしろい。最近強い口調や主張のものは動画でも文体でも距離を置いており、穏やかなものを受け入れがちである。

価値観や性格の違うもの同士が結婚し共同生活する。そんな中、相手のおやっ?と思うところをネタにおもしろく昇華していて、今までいろんなことあっただろうがやっぱり理想的な関係だなと思った。

本の中に自分に合わない(個人的な嗜好)と「嫌い」「まずい」は違うというお話がある。自分にとっての感じ方と相手にとっての感じ方は違うのに雑な言葉の使い方をしないほうがいいということである。

深く考えずに言葉がでてくるがゆえに気軽に言ってしまう。しかし、単語、言い方ひとつで不用意に相手を不快にさせてしまう。自分が簡単に使えるからではなく、相手に伝える以上丁寧な言葉選びが思いやりだ。語尾の上がり下がりも気を付けたい。自分への戒めにこの部分をピックアップする。

この他にもゆかさんの「人生で何が大切か?何が好きで幸せを感じるか?」自分の軸を思い出す結婚式の話、自分の居場所の解釈なども書かれていた。結局あらすじなどマンガ部分以外を何度も読み直していた。

私だったらなんだろうなと自分の軸を知る必要があるな。そう思いながらマンガを読み終わった私は台所に行ってスポンジの水気をきった。


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