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シルク出資馬確定!出資馬の期待度&血統的考察。

今年もシルクの募集が無事に終了しました。ほぼ即日完売でしたね!今後も激しい争奪戦が繰り広げられることは必至でしょう・・・

そんな中でも、今年出資できた6頭を紹介させていただきます^^

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それでは、一頭ずつ解説させていただきます。

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父ロードカナロアに母の父アグネスタキオンの配合。

姉は7戦2勝の3歳現役牝馬、ファシネートゼットがいる血統。父はヘニーヒューズで、デビュー戦は7月の中京開催。新馬、1勝クラスと連勝し19年の兵庫ジュニアグランプリでは1番人気に支持されました。結果こそ3着と敗れましたが牝馬ながら3着は大健闘と言っていいでしょう。

ファシネートダイアの19の話に戻りますが、父がロードカナロアに変わったことで、芝へのスピード能力が高くなることが期待できます。当馬は牝馬ですので母母父のカーネギー(サドラーズウェルズ系)の血が良いアクセントになりそうです。

続いて、馬体の方ですが、まだ筋肉にメリハリは無いものの、寸の詰まった体型でトモの厚みも充分。血統構成から予想できる通りの短距離タイプで間違いないのではないでしょうか??牧場での評価も高く,初期馴致も順調だそうです。

仕上がりの早さと、芝のスピード能力を武器として早くから活躍できると期待できる一頭です。1.5次募集まで残ったのは不思議でした。

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デビュー時期:7月~9月

距離適性:1000~1600M

勝ち上がり期待度:80% ※あくまで個人の見解です(笑)


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父モーリス×母父アグネスタキオンの配合。

兄弟には目立った活躍馬はいませんが、当馬の最大の魅力は馬体のバランスの良さと言えるでしょう。出資を決めた方ならわかる方も多いと思いますが、5/14生まれで馬体重も395㎏と、数値で見ると物寂しい印象でしょうが、まだ小柄にもかかわらずボリューム感たっぷりのトモはとても魅力的です。父がモーリスで母系には名牝エアグルーヴがいる良血。血統構成的には晩成型と予想しています。デビュー時期こそ早くはないでしょうが期間内にはキッチリ勝ち上がってくれると予想しております。

続いて、馬体の方ですが、重厚な血統の割には寸が詰まっている印象・・・1200Mをこなすスピードもあるとは思えない。当馬は、非根幹距離得意を得意とする馬に成長しそうですね!

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デビュー時期:10月~12月

距離適性:1400~2200

勝ち上がり期待度:80% ※あくまで個人の見解です。


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父ルーラーシップ×母父マンハッタンカフェの配合。

兄のニードルズアイは全く同じ配合で、ダートデビューで2着。それ以降は決め手を欠き、勝ち上がれずに未勝利で終わっています。血統構成的にダート適正は無いと見ていますが、重厚な血統構成で見た目からもパワーがあるように見えますからダートをメインで使われたのでしょう。最後に芝を使っていますが、短距離の為参考外と言えるでしょう。

そしてシルク馬であるエルスネルは父がロードカナロアという配合で、ニードルズアイには足りなかったスピード能力を強化した配合でデビューしましたが母系のマンハッタンカフェが強く出たのか?残念ながら未勝利で終わっています。

サンドミエシュの19の話に戻りますが母系はマンハッタンカフェ×Monsunの配合でかなり重ためな血統構成となっております(笑)さらにルーラーシップが加わりトニービンの血まで入っています。上記の2頭が失敗していますが、ここ最近の各競馬場で欧州型の重たい血統が馬券に絡むことが多く、当馬がデビューするころには更にその傾向が強くなると予想しています。なので当馬も勝ち上がる確率は充分にあると見て出資を決めました。

馬体の印象ですが、現段階ではメリハリが無く、余り好印象ではないです。只、馬体重は現段階で470㎏あるので今後の成長に期待。

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デビュー時期:8月~10月

適正距離:1800M以上。

勝ち上がり期待度:50% ※あくまで個人の見解です。

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父ルーラーシップ×母父ステイゴールドの配合。

父がキングマンボ系なので母系のステイゴールドの影響を強く引き継ぐ馬に成長しそうです。まず母系であるステイゴールドのセールスポイントは馬場不問で強いメンタルを持った産駒が多い種牡馬です。そしてステイゴールド系の一族は馬体重が小さくても、強いメンタルで活躍する馬が多く当馬もデビュー時には比較的小柄でデビューすることになることでしょう。アドマイヤリード、メロディーレーン、シルクで言えば、マルーンエンブレム。これらの馬はかなり小さめです。当馬は初仔となりますが、祖母のジャッキーテーストの一族からはソコソコ勝ってる馬が多い印象で、素質は充分秘めてる一族だと思います。牝馬という事で母系が欧州型であることも好印象です。

馬体の方ですが全体的にまだ筋肉量は乏しいが、ふっくらとした馬体でこれからの成長に期待できると感じています。

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デビュー時期:10月~12月

距離適性:1600M~2400M

勝ち上がり期待度:65% ※あくまで個人の見解です。


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父ディープインパクト×母父フレンチデピュティの配合。

兄弟にはジャパンカップ覇者のショウナンパンドラがいる血統。言わずと知れた超良血馬。近走の産駒成績や、高額な募集価格を懸念したのか、1.5次募集まで残っていましたね。動画を見た方ならわかると思いますが抜群に素晴らしい馬体と言っても過言ではないでしょう!前の横幅、体幹の強靭さ、トモのボリューム感どれも素晴らしく、今年募集されたシルクのディープインパクト産駒の中では一番と言えるでしょう!まずディープインパクト産駒牡馬の好走条件として、馬体重が480㎏以上、母系に米国型ノーザンダンサー系、ミスプロ系の血。これらが挙げられますが、当馬は最新の情報では現在442㎏。デビュー時には480近くまで増えていることでしょう。こんなに簡単に言えることではありませんが、G1を充分に狙える一頭ではないかと期待してしまうほどの出来です。これから怪我なく順調に育ってくれたら、楽しみに思える馬ですよ^^

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デビュー時期:8月~10月

距離適性:1600~2400M

勝ち上がり期待度:80% ※あくまで個人の見解です。

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父オウケンブルースリ×母父サンデーサイレンスの配合。

母系はサンデーサイレンスにアンバーシャダイとなかなか古い血統で毎年シルクに来る変わり種募集馬ですね^^血統の渋さとは裏腹にトモにいい筋肉がついている印象を受けます。重賞まで顔は出せない血統構成ですが、下級条件で楽しませてくれる可能性はあります。父がグレイソブリン系ですが、ノーザンファーム育成でどう成長してくれるかとても楽しみです。

適正は重たい芝がベスト!ローカルコースなんかも好相性かもしれません。

馬体をみても、父のようなステイヤー感は有りません。意外とマイルまでこなせてしまいそうに感じます。

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デビュー時期:10月~12月。

距離適性:1600~2600M

勝ち上がり期待度:40%


以上で今年の出資馬についての考察を終わりにします。最後まで見ていただき有難うございました!この記事が面白かったらぜひいいねしてください^^

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