24年2月 中央競馬収支 1800円→132400円 回収率7355%

こんにちは。きぬと申します。
今月も買った馬券をまとめていきたいと思います。

2/4(日)
京都8R 4歳以上2勝クラス 芝2000m

◎8 セブンマジシャン→1番人気1着

単勝 ◎100円
計100円
→単勝的中
+70円

平場でいい感じのレースを見つけたのでここからスタート。
1月の収支が-470円だったので、それをちょっとでも返していければ。
妙味よりも手堅く買いたかったのでちょうどよかったです。
あんまり負け続けると病んで冷静な判断ができなくなってしまうので笑。

単勝1.7倍は普通なら美味しく無さすぎるのですが、このレースに関しては最終的に6頭立てだったのでこれでもかなりいいオッズだったと思います。
外差しの決まる馬場で外枠を引けましたし、セントライト記念での末脚を見せてくれれば問題なく勝ち切ってくれると思えました。世代の強さが疑われてしまっている現4歳の馬ではありますが、相手になりそうな馬も同世代でそっちは脚質的にも馬場が合っていない感じがあったので大丈夫なはず。

結果は◎セブンマジシャンが好位から外に出してあっさり差し切って1着でした。思った以上に楽勝でこれはもっと買っておけばよかった…!と思いました。


東京11R 東京新聞杯(G3) 芝1600m

◎9 ウンブライル→3番人気9着

単勝◎100円
複勝◎200円
計300円
→全ロス
-300円

まず、1番人気のマスクトディーヴァ、2番人気ジャスティンカフェはほぼ確定で後方からになる馬で開幕週の東京で率先して買いたいとは思えませんでした。

とはいえ逃げるウインカーネリアンは去年より斤量が重く、7歳ということもあり頭では買いにくかったです。去年も本当にギリギリでしたし。
こうなると馬場的にも内枠の前に行く馬を買いたいところですが、メンバーを見ると先行したい馬が多く、ウインカーネリアンが逃げるとキツめのペースで引っ張って前が潰れる印象もあり先行馬も不安。

なので中団で競馬する馬を買いたいと思いました。そこで同コースのG1実績があってまだ追込一辺倒にはなっていないウンブライルを選択。東京を庭としているルメールさんならペースを読んで少し出して中団くらいを取ってくれると思いました。長期の休養明けは不安でしたが、この手のクラブ馬が休み明けでもいきなり走るのはよく見る光景でそのパターンかなと。ウンブライルは阪神JFの時に騎乗した横山武史Jがスターズオンアース、ナミュール、エフフォーリア、タイトルホルダーを引き合いに出して「背中がいい」とコメントしていた馬でもあり、ここを勝ってヴィクトリアマイルまで狙えるかなと思っていました。

結果◎ウンブライルは9着。ルメールさんはやはり中団を取ってくれたものの、直線で伸びず。道中は勝ち馬のサクラトゥジュールとおおよそ同じ位置で走っていたのでもう少し伸びてほしかった。ルメールさんのコメントによると休み明けで気持ち面がしっかりしていなかった様子。他の上位人気のマスクトディーヴァとジャスティンカフェもやはり不発に終わったのでこれらを展開面で疑えたのはよかったのですが…ウンブライルも罠とは。

このレースで一番よくなかった点は複勝オッズがまずかったのに単複で買ってしまったところ。複勝が2倍を切っていて単複で均等には買えなかったので複勝200円、単勝100円でごまかそうとしたところはよくなかったです。
こういう開けてみないとわからない馬はどうせ買うなら単勝100円のみでよかったなとすごく思いました。


2/10(土)

東京6R 3歳未勝利 芝1800m

◎13 ショウナンナツゾラ→1番人気3着

単勝◎100円
計100円
→全ロス
-100円

まず、馬券は必ず先出しを心掛けているのですが、この日はTwitterからブルースカイに移住した日で、この日の馬券だけどこにも出していなかったと思います。トータルで負けてたら隠すのはイヤだし、どこかに上げないとなと思っていたのですが捲ったのでいいかなと思いました。

昨今のTwitterの攻撃的な空気に嫌気が差してしまい、ストレス発散で買ってしまった一番良くない馬券。
1番人気のルメールさんの馬が怪しそうだったので何も考えずに2番人気の武史君を買ってしまいました。レース直前にオッズが入れ替わり◎が1番人気になってイヤな予感が。あるあるですね。3着でした。
未勝利戦の武史君ずっと買ってればマイナスにはならないみたいな話もありますし、なんでもいいから馬券買ってレース見たいな~くらいの感じで買っちゃいました。
気分とかでついやっちゃうときもありますが、こういうのはできるだけなくしていきたいですね。ハズれたら次のレースで捲ればいいかという気持ちも結構ありました。

東京7R 3歳1勝クラス 芝1400m

◎ 4 ソンシ→1番人気1着

単勝◎300円
計300円
→単勝的中
+210円

◎ソンシは前でいい脚を使うタイプの素質馬で内前有利のこの時期の東京は好条件なはず。前走は展開が向かない中、クビ差で負けたものの明らかにこのクラスの馬ではないと思いました。この馬が内のいい枠をもらった中、他の有力馬が外めの枠を引いていたり、出遅れ癖があったりといろいろと条件が嚙み合っていない感じがあったのもプラスだと思いました。
休み明けの中内田厩舎×川田騎手×先行馬でもあり、ここは鉄板と考えいつもより厚めに買いました。
結果は◎ソンシが王道の競馬で3馬身差の圧勝。安心して見ていられる内容でした。
先週のセブンマジシャンを鉄板と思いつつもなんとなく厚く買えなかった反省を活かしていつもより厚めに買うことができてよかったです。



2/11(日)

東京11R 共同通信杯(G3) 芝1800m

◎ 8 ジャスティンミラノ→4番人気1着

〇  9 ジャンタルマンタル→1番人気2着
▲  7 パワーホール→9番人気3着

△ 4 ミスタージーティー 2番人気7着
☆ 5 ショーマンフリート 6番人気10着

単勝◎ 200円
3連複 〇-▲-◎,△,☆ 3点 100円ずつ 
3連単 ◎→〇→▲ 1点 100円
計600円
→単勝+3連複+3連単的中
+131,120円

去年のJC以来の現地観戦だったのでものすごく気合いを入れて予想したレースでした。この時の細かい予想を全部書くとすごい量になってしまうので、全部は書けないのですが…
ざっくりと共同通信杯は普通のレースのようにその時集まったメンバーで行っているのではなく、
毎年クラシックを目指せる素質馬を厩舎が選んで出してきているレースだと考えていて、毎年同じような傾向になりやすい=データがハマりやすいレースだと思っています。

具体的なデータをいくつか挙げると、
有力馬はダービーを見据えている素質馬なので逃げ馬以外はハナに立ちたくない。本番で折り合いを欠いてしまうと意味がないので控えて教育したい。
→逃げ馬が単騎の場合、展開をコントロールしやすくスローになりやすい。(過去5年の中で逃げ馬が4回馬券になっている)
→新馬で逃げて圧勝したパワーホールを軸に。逃げて底を見せたことはないし、近2走は自分の競馬ができていなかった。
ノーザンファーム天下の時代に決して良血とは言えない馬を独特のローテでひっそりと賞金を積ませて、毎年のように3歳G1に参戦させてくる昆厩舎所属なのも不気味。(近年だとマテンロウオリオン、マテンロウレオ、トップナイフなど)他に逃げたい馬もいないし、ここは他の馬が無茶できないのをわかった上でスロー逃げを狙ってきているはずと思いました。

上記のように内前有利の馬場で逃げ馬がワンチャン狙いでスローにしてくる。
→後方から大外ぶん回しは後にダービーを勝つような馬でも届かない。
(21シャフリヤール3着、23タスティエーラ4着)
過去5年の勝ち馬がすべて4角5番手以内で、出遅れ癖のある馬や先行力のない馬は勝てない。

2012年にゴールドシップが共同通信杯→皐月賞のローテを開拓しました。
その翌年の2013年以降、11年連続でノーザンファームの馬が必ず馬券になっています。基本的にはここをステップとしてクラシックで通用する有力馬が仕込まれているはず。
→ノーザンファームのジャスティンミラノ、ミスタージーティー、ショーマンフリートを相手に。
金子さん、サトノさん、ダノンさんなどの有名オーナーが強いレースでもあります。もちろんそれだけではありませんが、この3頭の中でその他諸々一番自分のデータに合致したジャスティンミラノを1着に。

本当にやらしい話ですが、公開情報が少ないこの手の出世レースでは迷ったら妙味と相談しながらオーナーの所有馬を見比べて、できればG1常連の太いオーナーの馬を選ぶのがいいと思っています。
冠名で過剰に人気していたら話は別ですが…

ジャンタルマンタルを2頭目の軸に選んだのはデータよりは直感に近かったです。同馬はデビュー時からとにかく関係者の評価が高く、朝日杯の勝利もフロックではなく本当に強い馬のはず。川田さんも朝日杯後のコラムで「来年も期待できる」と語っていました。しかし、勝ち馬の傾向に合致しない点があまりにも多く、今までのローテ的にも1800以上は距離を伸ばしたくはなさそう。左回りの東京もどうか。他に適正の合った強い馬がいなかった、もしくは不発だった場合には勝つかもしれませんが、ここまで温められてきたクラシックを目指す中距離質の素質馬とぶつかった場合に勝ち切るのは厳しいだろうと思いました。それでも先行力はあるし、このレースで最も重要な位置はとってくるはず。少なくともパワーホールが残るような展開になった場合、川田さんの性格的に控えすぎて無敗の2歳王者で人気薄の逃げ馬を差し損ねるような競馬はしないと思いました。このような理由でパワーホールがくるならジャンタルもいるという理由でこの2頭が軸、しかし3連単ではジャンタル2着、パワーホール3着固定のひねった買い方をしました。

結果は単勝、3連複、3連単全部的中でした。
データ、調教、騎手、厩舎、生産、パドックなど、今まで学んできたことがたまたまかもしれませんが嚙み合って、目の前のレースが脳内で描いていた通りの展開になって10万馬券を1点で当てられたのが予想をしている人間として本当にうれしかったです。
ジャスティンミラノのパドックがよかったので、PATでも一応買っておこうと思って直前に単勝を100円買い足しました。たらればすぎますが、こっちでも3連単とか買っておけばよかったです笑
もっと簡潔にまとめるつもりだったのに長くなってすみません。



2/18(日)

東京11R フェブラリーS(G1) ダ1600m

◎ 11 キングズソード→4番人気5着


単勝◎ 100円
複勝◎ 100円
計200円
→全ロス
-200円

最初にメンバーを見てあらゆる路線から先行馬が集まったなと感じました。さらにスプリント路線の逃げ馬ドンフランキーが外枠に入ったことから主張してハイペースになると予想。
上位人気のオメガギネス、ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデは前で競馬したい馬で展開的には買いたくないなと思いました。
4番人気のキングズソードは差しタイプでG1実績もあり、前が崩れたらかなり美味しい位置にいるはず。じわじわ加速するタイプで東京の長い直線も合っていると思いました。オッズも4番人気単勝9.4倍、複勝も2倍以上ついていてこのレベルの馬がこのメンツで展開が向く中、差しを得意とする岩田望来騎手で単複で買えるのは美味しいと考え、単複で買いました。

結果は直線で詰まって伸びきれず◎キングズソードは5着。最後まで伸びてきていただけにこれは残念でした。管理している寺島先生も「4角からさばきの差が出ました。」とコメントしていて、やはり捌ける人が乗っていたら着順も変わったのかな…と思うところはあったのですが、そういう騎手が乗っていたらおそらくオッズ妙味がなくなって単複均等買いはできなかったはず。
もしトップジョッキーが乗って捌けていたとしても、ハマってしまったペプチドナイルまで届いたかは疑問ですし、複勝だけ当たって結局ガミって負けていた気がします。こういうリスクも込みで妙味を感じて買っているので納得しています。
レース自体は前崩れしながらも勝ったペプチドナイルは前目にいた馬。2着は芝馬、3着は人気薄の追い込み馬。というとても予想が難しいレースで、これは何回やっても当てられなかった気がします。考えていた展開は合っていたし、上位総崩れで赤オッズの人気馬で掲示板に載ったのはキングズソードだけ。妙味を考えて馬券を買うことはできたので、ハズレはしましたが自分の馬券に納得はできました。なにより先週当たったからといってここで大きく勝負しなかったのが一番よかったです。



2/25(日)

中山11R 中山記念(G2)芝1800m

◎ 9 エルトンバローズ→2番人気7着

〇 3 ソールオリエンス→1番人気4着
▲ 13 マイネルクリソーラ →13番人気5着


3連複 ◎-〇-▲ 1点 100円
3連単 ◎→〇→▲ 1点100円
計200円
→全ロス
-200円

中山の開幕週ということで前目の競馬ができて、小回り1800、古馬戦の実績もあって器用な◎エルトンバローズを軸に、血統的に道悪も大丈夫な気がしました。ここが一番罠でしたが。。。

〇ソールオリエンスはどうしても後方になってしまう馬で、脚質的にここは合っていないだろうとかなり疑っていたのですが…
当初〇に考えていたソーヴァリアントの+22kgが直前に判明し、さすがにこれはおかしいと判断。
2レース前のデイジー賞でティンクという馬がスローの前残りの中、大外ぶん回しで3着に突っ込んでくるのを見て、これは能力が違えば後ろからでも来てしまうなと考えました。
余談ですが、ティンクはソールオリエンスと同じ勝負服の馬で、雨の中大外ぶん回しで突っ込んでくる姿を皐月賞のソールオリエンスと重ねてしまいました。1枠1番だったし…

ヒシイグアスのそもそもの馬場適正、ソーヴァリアントの謎の馬体重増、今の実力が掴めないジオグリフ、とエルトンソール以外の人気馬が怪しく見えたこと、あとは重賞を勝てていないか、G1では厳しい馬が並んでいることを考慮してソールオリエンスなら勝ち切るのは難しくても、前残り馬場を無視して突っ込んでくるかなと思い〇にしました。道悪もこなせますし。

▲のマイネルクリソーラは東京2000の重馬場で上がり33.0を記録した道悪巧者。ですが馬柱だけ見ると道悪の時は相手が強かったり、とんでもない後方にいたりと嚙み合わず馬券になっていないことからバレていない感がありました。地味に前走の中山金杯で外枠から3着に入っているのもデータ的ににおう。いつか重賞を勝つ能力はありそうなスケール感があるのに13番人気なら買ってもいいかなと▲に。この雨の中ならエルトンソール以外の馬にも力負けしている気はしなかったです。能力差を感じない時はどうせなら大穴から。中山の津村さんも不気味。

結果は◎エルトンバローズは7着、〇ソールオリエンスは4着、▲マイネルクリソーラは5着と3頭とも馬券外に。エルトンバローズは意外と道悪が堪えたようでした。ソールオリエンスは自分の競馬をしたものの、前残りを差し切れず。マイネルクリソーラは健闘したものの出遅れて5着。さすがにソールオリエンスと同じような形になってしまうと苦しいですね。

これもフェブラリーSに続いてどうやっても取れなかったなと思いました。
ローテの詰まったノリさんを買う度胸はなかったし、ドーブネは道悪がよくないと思っていたし、ジオグリフはリスクの割にさすがに妙味がなさすぎる。来てしまったらしょうがない。こういうのを拾っているとトータルで負ける。(フェブラリーSのガイアフォース枠)と思ってしまいました。

強いて言えば、マテンロウスカイには気付くべきだったかもしれません。
東京新聞杯は強い競馬をしていたし、1月のノートに書いた中山中距離のノリさんに当てはまっていましたし…
今回はエピファネイア産駒ではありませんが、マテンロウスカイはモーリス産駒でこれもいわゆるロベルト系。

ノリさんがいつ来るのか予測するのはとても難解ですが、直近の重賞3勝は
24/02/25 中山記念 中山1800m マテンロウスカイ(モーリス産駒)
24/01/14 京成杯 中山2000m ダノンデサイル(エピファネイア産駒)
23/09/09 紫苑S 中山2000m モリアーナ(エピファネイア産駒)
とすべて中山芝中距離×ロベルト系となっているので頭で狙ってみるならこういう条件がいいのかもしれません。
これより前の重賞勝利となると。22/02/06のきさらぎ賞(中京芝2000m)マテンロウレオ(ハーツクライ産駒)となり中山ロベルト以外の条件だとだいぶ遡ることになります。
皐月賞に出てくるとされるダノンデサイルもこの中山ノリさんの条件に当てはまるので取捨が難しいですね。

2月の馬券はこの中山記念が最後でした。難しかった;


2月は1800円買って払戻しが132,400円。
収支は+130,600円、回収率は7355%でした。
マイナスだった1月から大幅に捲ることができてよかったです。

今月はとにかく共同通信杯で大きいのを当てられたのがとても大きかったです。これだけ現地の紙馬券なのでなんだかうさんくさくなっちゃうのがちょっと残念ですが…
予想を売るとかそういうことをするつもりはなく、ただただ自分用の備忘録として書いているので信じてくれる方だけ信じてくれればと思うことにします。馬券の写真は事前にSNSにアップしてましたし。

去年も大きいのが取れたのは2,3歳の芝中距離重賞で、それ以外は足を引っ張っている感じだったので、今年は2,3歳戦で勝負してそれ以外は軽くという方針で馬券を買っていたのですがうまく行って本当によかったです。

個人的に古馬戦になってしまうとみんな馬の能力や適正が把握できてしまっているので妙味がない。
→当たっても常識の範囲でとれるものではじわじわ負けやすい。

と考えているので、純粋に強い馬を選んでもまだバレてないから妙味がつく2,3歳戦が一番やりやすいです。どの馬も実績があって実力差が大きくない古馬重賞と違って、平場の馬と後のG1馬が一緒に走る点も当てやすいなと感じます。

今週もチューリップ賞、弥生賞と3歳重賞が2つもあるのでとても楽しみです。
ありがとうございました。


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