桜花賞2024 個人的なデータメモ

※すべて個人の見解です。
自分用にまとめているものなので、間違っている内容があったらすみません。

枠順について

14~18番で勝った馬は過去10年で2014ハープスター(単勝1.2倍)だけ。

14~18番になった1,2番人気馬の成績(過去10年)
2022 18 ナミュール 1番人気 10着
2022 16 サークルオブライフ 2番人気 4着
2021 18 サトノレイナス 1番人気 2着
2020 17 レシステンシア 1番人気 2着
2019 15 ダノンファンタジー 1番人気 4着
2017 14 ソウルスターリング 1番人気 3着
2017 15 アドマイヤミヤビ 2番人気 12着
2015 15 ココロノアイ 2番人気 10着
2014 18 ハープスター 1番人気 1着

1,2番人気馬に限っても14~18番になった場合、これだけ勝てていないので勝ち切るのは難しいのかなと思いました。
18番を引いたサトノレイナスがクビ差2着に敗れた際、鞍上のルメールさんが「18番、ありがとうございます。」とコメントしたという話もあります。

14~18番
ショウナンマヌエラ、エトヴプレ、セシリエプラージュ、マスクオールウィン、チェルヴィニア

騎手について

川田Jが現在2連勝中。
ややこしいですが、2012~2023年までの12年間、
関西に拠点をおいている騎手 or 短期免許騎手が勝利していて、関東拠点の騎手が勝ったのは2011年が最後。
2021年にソダシと桜花賞を勝利した吉田隼人騎手は美浦所属ですが、2018年秋から拠点を関西に移していました。
阪神JFを関東騎手が勝つことは珍しくないのですが、不思議な事に桜花賞では近年なかなか勝てていません。

これは勝手な妄想ですが、桜花賞までくると、G1を勝ち切れるほど強い馬はどこかのタイミングで阪神コースをより得意としている関西騎手に回ってきている。というパターンが多いのかもしれません。2022年の勝ち馬スターズオンアースは関東騎手二人を経由した後、関東馬ながら関西の川田騎手への乗り替わりでここを勝ちました。

このデータに関しては正直かなりオカルトだとは思います。
特にアスコリピチェーノに関しては北村宏Jが乗ってからも無敗なので乗り替わるタイミングもなかったですし。

関東拠点の騎手騎乗
アスコリピチェーノ、コラソンビート、セシリエプラージュ、マスクオールウィン

川田騎手
クイーンズウォーク

厩舎について

近年は関西馬も関東馬も勝っていて、東西でそれほど偏った傾向があるわけではなさそうです。
今回の出走馬のいる厩舎の中では、国枝厩舎の成績が優れています。

国枝厩舎管理馬が桜花賞に出てきたときの成績(過去10年)
2022 サークルオブライフ 2番人気 クビ差4着(16番)
2021 サトノレイナス 1番人気 クビ差2着(18番)
2021 アカイトリノムスメ 4番人気 クビ差4着(5番)
2020 マジックキャッスル 8番人気 12着(13番)
2019 レッドアステル 15番人気 14着(17番)
2018 アーモンドアイ 2番人気 1着(13番)

1~5番人気の馬が掲示板外に飛んだことは近年なく、桜花賞を得意としていると言えます。国枝厩舎は2009年にアパパネ、2018年にアーモンドアイで牝馬三冠を達成していて、牝馬戦全般に強いです。

国枝厩舎
ステレンボッシュ

コーナー通過順について

2017~2023年まで、7年連続で2~4番手以内の先行した馬が連対中。
()内はコーナー通過順

2023 9 コナコースト 5番人気 2着 (2-2) 
2022 6 ウォーターナビレラ 3番人気 2着 (2-2)
2021 4 ソダシ 2番人気 1着 (3-3)
2020 17 レシステンシア 1番人気 2着 (2-2)
2019 8 グランアレグリア 2番人気 1着 (3-1)
2018 1 ラッキーライラック 1番人気 2着 (3-3)
2017 10 レーヌミノル 8番人気 1着 (4-4)

連対した7頭はレシステンシアを除いて、1~10番を引いていました。
レシステンシアは後にスプリントG1でも前々で競馬するほど先行力のある馬。基本的には内目の枠からの先行馬が有利だと考えられます。
先行意識の高い騎手を狙うのもよさそうです。

馬体重について

13年連続、前走時点で体重460kg以上の馬が勝利しています。
マイルG1でスピード勝負になるので勝ち切るにはこの時点である程度の馬格が必要と考えられます。諸説ありますが。

前走時点で460kg以上
アスコリピチェーノ、クイーンズウォーク、チェルヴィニア、ステレンボッシュ、スウィープフィート、ライトバック、イフェイオン、マスクオールウィン、テウメッサ、ショウナンマヌエラ

460kg未満
コラソンビート、セシリエプラージュ、エトヴプレ、セキトバイースト、キャットファイト、ハワイアンティアレ、シカゴスティング、ワイドラトゥール

また、過去10年で前走と桜花賞当日の2走連続でプラス体重だった馬は
0-0-0-12と全滅しています。

母数が少なく、この条件に当てはまった馬は人気薄が多いことから信憑性はあまりありませんが、2016年のメジャーエンブレム(1番人気1.5倍)は2走連続プラス体重で4着だったので気にしてみてもいいかもしれません。
当てはまる馬に人気薄が多いことやそもそも1頭もいない年もかなりある(2023,2019,2018,2015年)ことから、ここまで順調に来ていれば引っかからないということかもしれません。

前走+体重
チェルヴィニア、スウィープフィート、コラソンビート、ライトバック、セシリエプラージュ、マスクオールウィン、テウメッサ、シカゴスティング

阪神JFの成績について

過去10年、阪神JFに出走して6着以下に敗れた馬は0-0-0-26と全滅。
阪神JFと同コースで同じメンバーとの再戦になる上、他にも強い馬が増えるため単純に巻き返しが難しいものと思われます。
反対に阪神JF1着馬の成績は2-3-1-2で馬券にならなかった2頭も
2022 サークルオブライフ 4着(16番)
2016 メジャーエンブレム 4着(2走連続+体重)
と他のデータで避けることができるものでした。
今年の桜花賞に出走する阪神JF1着馬、アスコリピチェーノは9番で前走マイナス体重なのでとりあえずこの二つのデータには引っかかっていません。

阪神JF 6着以下
スウィープフィート、キャットファイト

阪神JF  1着
アスコリピチェーノ


重賞実績について

過去10年の勝ち馬10頭は、
①右回りマイル重賞で1~2着
②阪神JF、朝日杯FSで1~3着
③無敗で重賞初出走(2020デアリングタクトのみ)
のどれかに当てはまっていました。

①右回りマイル重賞1~2着
アスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、スウィープフィート、イフェイオン、マスクオールウィン、セキトバイースト

②阪神JF、朝日杯FSで1~3着
アスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、コラソンビート

③無敗で重賞初出走
該当なし

非該当馬
クイーンズウォーク、チェルヴィニア、ライトバック、セシリエプラージュ、エトヴプレ、テウメッサ、キャットファイト、ハワイアンティアレ

チェルヴィニアは①~③のどれにも該当しませんが、右回りの阪神JFに出走しようとはしていたので悩ましいところです。

新馬戦の成績について

これもややオカルトですが
過去10年の馬券内1~3着馬、30頭のうち29頭は新馬戦で1~3着でした。
例外
(2014年 ヌーヴォレコルト3着 新馬クビ差4着)

また、過去10年の勝ち馬全頭が新馬戦で連対していました。

新馬戦を勝つ馬は強い。という言葉がありますが、順調さが求められるクラシック初戦では早く勝ち上がって本番に備えることが大事なのかもしれません。

新馬戦で1着
アスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、ライトバック、ワイドラトゥール、ショウナンマヌエラ

新馬戦で2着
クイーンズウォーク、チェルヴィニア、エトヴプレ、セキトバイースト、テウメッサ

新馬戦で3着
スウィープフィート、コラソンビート、イフェイオン、シカゴスティング

新馬戦で4着以下
セシリエプラージュ(10着)
マスクオールウィン(4着)
キャットファイト(6着)
ハワイアンティアレ(7着)

データ推奨馬

◎ステレンボッシュ
〇アスコリピチェーノ(騎手データのみ減点?)

3着穴候補
☆イフェイオン
右回り重賞1着、内枠先行、関西騎手騎乗、前走マイナス体重、体重460kg以上、新馬3着、社台F生産馬、社台RH所有等。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


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