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2022秋Day2デッキ解説《シャドウパラディン》【クラレット】【VGZERO】

どうもシルクです(挨拶)

今回は11月パック『竜皇覚醒』で大幅に強化された。《シャドウパラディン》【クラレット】の紹介記事。もしくは、day2で1回戦以外BANされて配信されなかった供養記事

難産になったので次回の予定は未定

現在のリストはCS使用リストから2枚代えたもの。(G2・G3のピン枠をそれぞれ変更)

GR10枚の重課金デッキ

点止め・ハンデスと性格悪い要素満載なので、取り扱いには気を付けましょう。

⓪用語とか俗語とか脳内呼称とか

・儀式<リチュアル>
シャドウパラディンのキーワードテキスト。
ドロップのG1の枚数を参照する。

・儀式カウント
現在の儀式の枚数のこと。

・儀式加速
意識的にドロップのG1の枚数を増やすこと。

・1st/2nd/3rd超越
一番初めの超越は1st超越
GB2テキスト解禁が2nd超越
究極超越できるタイミングが3rd超越

・生贄/弾
コストや効果でドロップに送る対象のこと。

・超越ボーナス
超越したときに発動するスキルのこと。

今回のクラレットなら
⑴コスト:CB1
⑵ドロップのG1を任意枚数山札に戻す。
⑶G1が2枚出るまで捲る。1枚を盤面、1枚を手札に加える。

・リクルート
デッキからのスペリオルコールのこと。

・ハンデス
手札破壊のこと。

・オグマ(する)[動詞]
「黒炎をまとう竜 オグマ」のテキストを使うこと。今回書きすぎてゲシュタルト崩壊気味。

①デッキ概要

『とりあえずオグマ、次にオグマ、最後はダメ押しのオグマ』

モルフェッサ・モリオンがドロップでG1扱いになるので、メインデッキのG1が21枚/40枚となり、儀式5の達成速度が飛躍的に向上。

オグマにGB2がついておらず、儀式5さえ達成できるなら、1st超越から使えばいいじゃないかという発想。ルアードでも1stオグマは可能でしたが、安定性が段違い。

ゲームの第一目標は上述の通り、1st超越でオグマの成立。そのためデッキ全体で、儀式加速とオグマの弾確保に特化している。

1st超越から相手のリソースへ圧をかける。
2nd超越以降もオグマで全ハンデス/相手の超越コスト確保の失敗を目指す。リソースを削った後に点を詰めることでゲームを畳みにいく。

夏のコントロールの王、所謂【0止めルアード】と異なる点がある。

・完全ガード・CC手段・山回復が有限
・☆3以上を作れないので3点からハメるプランが取れない

以上から、完全なコントロールは難しいと判断。
オグマでテンポを取って点を詰める方針に切り替えています。

【ルアード】は有利不利がはっきりしたデッキでしたが、【クラレット】は対応力のあるデッキとなり、Day2持込デッキとなりました。

クラン固定/デッキ編集可能ルールでは両デッキを投げ分けできると◎です。

②採用カード解説

※[ ]は記事内の略称

FV

揺籃の騎士 オスカー[FV]

・焼き耐性・ソウルイン・CC1・G1疑似サーチ

見た目以上に多芸なカード。かげろう対面は盤面に維持する。ソドブレを埋めてバイヴ/ノイッシュで出したい。

G1

竜刻守護者 エスラス[完全ガード]4枚

・発動するとバインド
・ドロップに2枚あれば1枚拾って、1枚山に返る。

ロングゲームを目指すのであればバインドされない完全ガードを選ぶが、クラレットでは完全ガードのリサイクル手段が、天空ルアードしかないため、儀式加速に貢献できるエスラスを採用した。

哀慕の騎士 ブランウェン[シシルス(互換)]4枚


・クラレットへのアクセス・手札の変換(儀式加速)

クラレットへの依存度が高いので最大枚数採用。
このデッキに限っては単に手札から超越コストになる以外に、手札のG1を超越コスト用のクラレットに変換することで、手札枚数の損失なく儀式加速することが出来る。また、山札が少ない状態で引トリガーを山札から抜く目的でも使用する。

黒翼のソードブレイカー[ソドブレ]3枚

・各種リクルートからSB1の1ドロー。

FVで盛ってバイヴは鉄板。
ライドで1枚、ダメージに1枚落ちる想定での3枚採用。4枚目よりは、モリオンと21000ラインが組める7000を優先した。超越ターンに山に欲しいので、マリガンではできるだけ返す。

秘薬の魔女 アリアンロッド[リアン互換]2枚

・手札の変換(儀式加速)

シシルスと同じようにアド損なく儀式加速が出来て、さらなるG1を引ける可能性がある。FVで完全ガードを盛ってドローするという動きも可能。初回オグマの再現率を重視して2枚採用。パワー7000あれば自由枠。

G2

竜刻魔道士 モルフェッサ[モルフェッサ]4枚

・初代儀式貢献するG2
・儀式3:14000アタッカー
・儀式3:ヒット時G1リクルート

山札ではG1にならないので、超越ボーナスの対象にならない。山札は増やしたいが、完全ガードが欲しい場合等に戻す対象に選ぶとヒット率を下げずに済む。

儀式3の単騎14000アタッカーとヒット時CB1リクルートのいずれも有用。オグマ後に殴る際、前列モルフェッサ・モリオンだけでバトルに入ってモルフェッサヒット後に、ダメトリあれば7000ブースト、なければ6000で良いので、ソドブレや完全ガードを呼んで追撃。エンド時にクラレットの生贄に回すのは定番プレイ。

モリオンスピア・ドラゴン[モリオン]4枚

・二代目儀式貢献するG2
・リクルートできる14000アタッカー

モルフェッサと異なり、山札でもG1扱いになる。そのため、超越ボーナスに引っかかるが、オグマの弾には成れない。

単体8000以上のG1が採用されていないため、ヘルヘイム後の16000以上のライン形成に必須となる。ヘルヘイムターンには山に複数枚戻しておきたい。

Vがクラレットでなくてもヘルヘイムにクラレット名称があるので、バイヴライドからでも呼び出すことが可能。

竜刻魔道士 ノイッシュ[ノイッシュ]4枚

・儀式3:生贄/弾用意
・オグマ後の盤面再形成
・条件付き14000アタッカー

儀式3で5ルックからG1以下を出せる。対象にはG1以外にモリオン・治ガ・FVが含まれる。
オグマ前後で弾の補給及び、再展開や完ガの生贄に利用する。
本構築では、完ガを出した場合にのみパンプ条件を満たして14000となる。
山札が少ないときはエンド時に山下へ返すことも選択可能。

竜刻魔道士 リア・ファル[リアファル]1枚

・儀式3で11000アタッカー
・SB1で同列生贄に1ドロー

オグマ直後に単騎でVに触るのがメインの仕事。バイヴ/ノイッシュをドローに変換できるが、ソウルの使い道は、ソドブレで純1アドの方が強いので使う機会は少ない。オグマ後に単騎でVに当たれる点で採用に至ったが、他のG2と異なり儀式カウントにはSBでしか関与できないので優先的にライドで使って消化する。

G3

覇道竜 クラレットソード・ドラゴン・リヴォル[クラレット]4枚

・メインV
・超越ボーナスでCB1で2アド
・GB2:G1を生贄で返し16000

後列を焼き払うオグマと弾を供給するクラレで持ちつ持たれつの関係。
超越ボーナスで戻すか表示されたカード+完全ガードの枚数=儀式カウントとなるので、表示された瞬間にドロップの完全ガードを数えると儀式カウントの把握が楽になる。

暗黒魔道士 バイヴ・カー[バイヴ]4枚

・生贄/弾用意
・オグマ後の盤面再形成

1枚目はFVとコンボで使いたい。
2枚目以降が手札にあればG1G2に期待して出すが、運に頼ると治トリガーが降るのはお約束。登場時効果のあとは完全ガードの生贄にすると綺麗。

暗黒大魔道士 バイヴ・カー[新バイヴ]1枚

・11000アタッカー
・ヒット時G1リクルート

モリオンを呼べば打点とセプが増える。
基本的にモルフェッサと同じ運用となりオグマターンに有効。

G0

イリーガル・アルケミスト[治ガ]4枚

受けデッキかつ、超越コスト13枚で超越コストには困らないので4枚採用

G4

黒炎をまとう竜 オグマ[オグマ]3枚

デッキテーマ

超越コストを払った時点で儀式2あれば儀式5は到達可能。逆に払う時点で苦しいならヘルヘイムに超越したほうが良い。

相手ユニットと合わせて5体以上退却で2ドロー貰えるように弾は用意したい。

全ハンデス+1以上生贄にすれば、受トリ(引)をケア。捲れるまで点を詰めて全ハンデス。

覇道真竜 クラレットソード・ヘルヘイム[ヘルヘイム]4枚

・Vアタック後最低2枚リクルート(Vヒット不問)

数あるリクルート系Gユニットに比べても高水準。
Gゾーン枠はきついが、ビートプランに備えて2セット採用している。ソドブレでドローや完全ガードを呼んで、次のターンに回収するなどリソースを伸ばす目的でも使える。2nd以降は4体呼べるのでラインを再構築できるが、山札が吹き飛ぶことに注意する。リクルートタイミングの都合上、トリガーを乗せるにはVアタック時点でモリオンか7000ブーストを置いておく必要がある。

天空を舞う竜 ルアード[天空ルアード]3枚

・儀式3:G1リクルート
・山の微回復
・☆2生成

生贄にできるのは儀式持ちのみ。
山に戻す二枚はFV、ノイッシュ、ペアが組めない完全ガードが候補

覚醒せし竜皇 ルアード[覚醒ルアード]1枚

⑴相手のG3が全公開
⑵相手の手札が1枚以下
⑶ゲームを捲る逆転の一手

上記どれかで使用する。儀式7のフィニッシャー
手札2枚を捨てると単騎32000となり、治ガード貫通の☆2が突き刺さる。3点から詰める場合6000以上のブースト+3捨て以上で41000の治ガード貫通が組める。アタック時の1ドローは強制かつ、4ドライブとなるのでLOに注意する。超越ボーナス前に過剰にG1を捨て、ボーナスで山札に戻すとLOがケア出来る。

決めに行くときは大胆に手札をブン投げましょう(自戒)

ハーモニクス・メサイア[ハモ]1枚

・義務

③採用候補だった面々

G1
アビサル・オウル
ルアード専用に見えて、天空ルアードで無理なく呼べて、無理なくCCまで繋がる。デッキの構成からCCが必要ないミッドレンジ速に仕上げたので不採用。

アビス・サモナー
クラレット専用のCC手段
コストでの退却にしか反応しないのでオグマでCCできないのが残念。アビサルと同じくCCは不要と判断

ライトエレメンタル ピーカ
焼き耐性
FVを一度使うと盤面に戻すのが難しいので、焼き耐性ユニットが他に欲しければ採用候補。

G2
屈強の騎士 グロヌ
CSではオグマターンのアタッカーとして採用していたが、オグマを撃った後にG1用意するのが苦しいということに気付いていなかった。Day2レシピ登録してから数日間真っ先に抜きたかった。

荘厳の騎士 バルベリト
GBバニホ。オグマターンのアタッカー
リアファルがなければ採用していた

青閃の騎士 アドルフ
G1と同じくCCは不要と判断

闇夜の乙女 マーハ
5点両面セプだとヘルヘイムを使おうがオグマで焼き払おうが3要求だが、採用することでオグマから4要求が可能。ブーストが複数必要で用途が限られている為、採用は見送った。

髑髏の魔女 ネヴァン
シャドウパラディンの特権
オグマターンに単体パワーが低いのを気にして採用を見送った。入れるなら何かしらのCC手段は併せて採用したい。

G3
覚醒を待つ竜 ルアード
サブV候補
アビサルと併用でライド事故軽減できる。
ライドフェイズ前の儀式3発動→クラレットに乗り直すことでも超越コスト踏み倒しができるのはワザップ。

④ゲームプラン

アタックの有無について3パターン

A:ハモが誘発しないように1点ずつ与える
→いろんなクラン

B:力の限りぶん殴る
→なるかみ根絶者のドロップゾーン破壊クランや、手札に治トリガーが溜まって、ロングゲームが見込めない場合。

C:完全に点を止める(ハモ開かれてから殴る)
→ペイル・ギア等。CBを与えたときの動きが強いクラン。

1st超越先は2パターン
A:オグマ B:ヘルヘイム

オグマの項でも書いたが、儀式カウントを見て1st超越先は決めたい。【ルアード】のように「点止め"しか"できないデッキ」ではないので、状況判断(と気分)でプレイ指針をコロコロ変えることで勝率アップに繋がると思われる。

ただ、対面に来るとクソめんどくさいので流行らないでください。

⑤デッキ誕生小噺

・夏に猛威を振るった《シャドウパラディン》に強化が来た。デッキタイプとして確立されてた【ルアード】の強化から入り、ヘルヘイムとモリオンの追加でビートダウンも可能なものを作成。

・同時に超強化された【支配ぬばたま】が跋扈したので、16000Vで支配に対抗できる新クラレットが強い説が浮上。実際ボーナスで雑に2アドとれて16000で受けられるVが弱いわけがなかった。

・最低限の山回復も備えている為、メインVをルアードから新クラレットにすげ替えた【0止めクラレット】を作成(このあたりで旧クラレットが弱いことに気付いて解雇/まだ初回オグマする意識はない)

・モリオン含めて儀式加速して初回オグマをぶちこむ発想が誕生(0止め前提だったのでヘルヘイム0構築だった/モリオンの枚数は変動した)

・壁打ちしていて低CBで動いてくるクランに対してコントロールプランは【ルアード】との差が露骨に表れてキツいと判断。コントロールし切れる自信がなく、Day1は上振れ期待のぬばたまを持ち込んだ(※上振れした)

悟り

・(1枚目が光ったので3枚生成したヘルヘイムを何とか使いたいという想いから)ヘルヘイムの枠を4枠捻出し初回オグマからテンポ取って殴り倒すミッドレンジデッキに派生

スフィア吹き飛んだ

だいたいこんな感じで気が向いたら殴ったり殴らなかったりする【クラレット】が誕生しました。

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