アルコールという名の毒を


僕はお酒が飲めませんでした。

すぐに酔う体質で、味もあまり好きではなく。

特に「酔って乱れる人間」が苦手だったので、そのような無様な振る舞いを自分はしないように心がけていました。


しかし、何がどうしてこうなったのか。

今では立派なアルコール依存症です。

まぁ理由は色々ですが、美味い酒と出会ってしまったのが最大の原因でしょう。

そう、この世には不味い酒と美味い酒が存在していて、美味さを知ればマズさも許せてしまうようになるものなのです。

例えるなら苦手だったピーマンが、チンジャオロースにするとめっちゃ美味いやん? その流れで肉詰めピーマン食ってみたら、「生のピーマン美味っ!」て境地に至る。みたいな。

だもんで、今ではどんな酒も飲めるようになりました。好き嫌いはあるけれど。


話がそれた。僕の得意技だ。

閑話休題。

我。酒精依存症也。


ただここで問題なのは、自分が

「アルコール中毒ではないからセーフ」

と思ってしまっていることなんですよね。

「手が震えてないからセーフ」

「ガンマの値が300程度はザコ」

「てか、飲まなくても平気だし」

みたいな。

死んでないからかすり傷、理論です。


でもコレは、依存症は、きっと死に至る病なんでしょうね。


依存症とは複雑なものです。

しかし、依存症の一言でまとめる様はとかく雑。


まー、毎日飲んでるんだから僕は立派なアルコール依存症でしょう。

必要がなくても飲む。

習慣で毎日欠かさず飲む。

更には、一人で宅飲みして二日酔いを引き起こすこともしばしば。

――こう書くと、間違いなく病気ですよね(笑)


自認は治療の第一歩。


僕のアルコール許容量として、一時間でストロングゼロ500mlを二缶が丁度いい具合です。

ウィスキーだと、ハイボールにしてボトル4分の1くらいかな?

アルコール量にして70グラム。

明らかに飲み過ぎである。

お医者様によると、一日20グラムが適量らしいので、実に赤い彗星である。


そんな生活を続けていれば、そりゃいつかは限界を迎える。年齢を感じる。

伊達に二十代で通風発症してねぇよ。


でも、健康で長生きしたい。


というわけで、この2日ほど酒を抜いてみました。代わりにお茶を飲んでます。


するとどうでしょう。


①緩かったお腹が即完治

②あの一週間続いた胸焼けも即完治

③寝て起きたら疲れが取れてる!

④寝る前の飲食を控えたため痩せた!

⑤あと金も使わずに済んでる!


という、メリットしかねぇよクソが。なんで俺は毎日酒を飲んでんだよ!! という感覚を得ることが出来ました。


アルコールは毒。

きちんとそれを認識して、付き合っていかないといけないんだなぁ、としみじみ実感しましたとさ。



本日は勤労感謝の日。

仕事は休み。


――――今夜の酒は、きっと美味いぞぉ!!




結論

健康も、ストレス発散も、どっちも大切だ!!



......ほどほどにしときます。



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