第三次産業崩壊待った無し。コロナ狂想曲。


狂想曲。変化に富んだ自由な手法で作曲した器楽曲。カプリチオ。


何となく語感がいいから使ってみただけです。


さてコロナ。

ヤバいですね。語彙力が足りませんが、ヤバいですね。


僕はサービス業をしているのですが、その影響はとても大きなモノになってきました。

・会社の方針で飲みに出るのを自粛しなければいけない、という事で団体客の激減。

・実は飲むのがそんなに好きじゃないのに、付き合いで出なければいけない......そんな人達がコレ幸いとばかりにコロナを理由として飲みごとを控えたり。

・行きつけのお店が営業自粛したから、何となく足が遠のいてしまったり。

・出張禁止のため、県外のお客様が来なくなったり。(とあるケースでは飛行機に乗ること自体が禁止されたそうです)

そんな諸々の理由から、とにかくヒマになりました。


特に飲食店は可哀想です。食材のロスは経営的にも心情的にも切ないものがあるでしょう。。。


「そもそもコロナはインフルエンザよりも軽症で済むケースが多いらしいじゃん? どうせ感染する時は感染するんだ。俺は関係ねぇ」

という剛の者もいますが、それでも躊躇うのが経営者。

この時節、コロナに罹患した人がいる、なんて噂が立ったらどんな職業の方でも距離をおかれてしまうでしょう。そしてソレこそが、第三次産業がダメージを受けている最大の理由。

「自分が病気になるのはいいけど、自分のせいで会社や店に迷惑がかかるのが怖い」

だから今は外に出るのを控えよう、ってね。


分かる。

まぁ、分かる。

当然の判断だし、当然の気持ちです。


しかしそんなお客様の気持ちはさておき、開店すれば赤字必須なこの状況。

店を開ける是非が問われているわけですね。

体力がある会社なら、苦難を耐え、それでも意地を張りながら戦う選択が取れます。

あるいは戦略的撤退を選択し、状況を見定めるまで耐え忍ぶ。仕事ないけどスタッフの給料どうしよう??

どちらも正解で、不正解。どちらにせよ結局は大半が赤字です。

そもそもこんな時期に「飲みに来てください〜」なんて直球の勧誘出来るわけないじゃないですか。KYの極地かよ。


この状況が長引けば長引くほどに、世の中の多様性は消えていくのでしょう。

戦い続けて、それでも終わりが見えず、体力を失っていく者ばかり。

後に残るのはオカネモチか、流行りとセオリーに乗っかって意気込む新人サンだけ。


一刻も早い終息を願いつつ、それでもこの状況は続くんだろうな、という諦観。


苦しい時ですが、みなさん頑張りましょう。




僕は精算の度にため息どころか「あはは☆もうやってらんな〜い!」と笑いながら、それでも自分に出来る事を探して行こうと思います。




特効薬はよ。







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