とんこつきしめん


というタイトルにも関わらず、空気を読まずに辛麺をご紹介する静かなるヒロです。こんばんわ。


画像1


赤い。

これで(辛味)8倍です。

メニュー表記的には15倍がMAXです。

肩書きは「スーパー」

直訳で超辛い。

でも画像の辛麺は8倍だから、すごく辛い、という程度です。


見て分かる情報としては、ニラ、ひき肉、卵、そして唐辛子がふんだんに使われており、辛味が苦手な人からすると狂気の沙汰でしょう。

ちなみに姿は見えませんが、ニンニクがそのままの姿で煮込まれています。だいたい五片くらい。


とても辛いのですが、満たされる一品です。お腹も心も。


余談ですが、辛味という奴は「痛覚」の一種らしいです。つまり痛い思いをして食べてるわけですね。

つまり「辛いのが好きなんだ」という人がいたら「痛いのが好きなんだ」と思っちゃうのも致し方ないと言えるのでは?

――完全に語弊がある気がしますが、まぁ余談です。


余談のついでに雑談を。

ニンニクが入ってると言いましたが、実はニンニク増量も出来ます。バカじゃねぇの、って思うくらい増やしてくれます。

するとどうなるでしょう。

口がニンニク臭くなる? そうだな。

だが全も効果が出るのは翌日。


ニンニクが腸内の善玉菌すらも駆逐し、おならが止まらなくなるのです。


ビビるくらいに。

また、個人耐性の限界量以上の辛味を摂取すると、高確率で腹が唸ります。ぴーごろします。

我らは肉体の神秘の出口を灼かれ、トイレで神に祈りを捧げるのです。おお神よ。喉元過ぎれば熱さを忘れると言いますが、まさかここまでとは思いませんでしたぞ。

そして人は過ちを繰り返すのです。


でも僕は反省出来る人間(だと信じたい)ので、8倍以上は食べないようにしてます。このぐらいならへーきへーき。



さて。

大昔、辛味50倍を食べさせられた事があります。


先輩の言うことは?=ぜったぁーい。


もうスープとかじゃなくて、唐辛子のペーストつけ麺みたいなノリでした。味もクソもありません。ただひたすらに辛い。痛い。むせたら喉が死ぬ。


僕は無言で、憎しみの気持ちと共に麺を完食しました。くそぅ、俺は絶対こんなゴリラみたいな先輩にはならんぞ。


そして偉大な冒険を終えた僕に、先輩はこう言ったのです。



先輩「スープが残ってるよ??」


スープなんて残ってねぇよ。

ここにあるのは、赤い唐辛子だ。



僕「......店員さーん。すいません、ライスの大ください」


完全完食した僕は、濃ゆい乳酸菌飲料を一気飲みしました。頼むぞ善玉菌。お前だけが頼りだ。



翌日。

僕はトイレと結婚した。















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