【インゼルTC】 2023年募集馬「メイディーンの22」について評価考察
はじめに
こんにちは。silencebitです。
2023年10月よりインゼルサラブレッドクラブ(以下、「インゼルTC」と表記)にて始まった2022年産駒のうち、一般募集される21年産の1歳馬を、自分なりに解説に加え、多少の自己評価も交え、レビューとさせて頂きます。
※ただ、自分もこの業界のプロではなく素人ですので、その目線、独自視点での記述になります。この点なにとぞ御了承ください。
今回はNo.14「メイディーンの22」です。
あまり専門的でもない内容かと思いますので恐縮ですが、出資を検討されている方には、よろしければ当ブログがこれから出資馬選定の一つの参考にでもなれば幸いです。
尚、掲載しているデータおよび写真に関しては、インゼルTC様より許可を得て掲載しております。
(本ブログは有料配信とさせて頂いておりますが、当方はインゼルTC様とは利害関係は一切ありません。あらかじめ御承知ください。)
当ブログは、以下の構成とします。
目次
はじめに
【基本情報】
【5(6)代血統表】
【血統紹介 父系】
【母ボトムライン系血統解説】
【血統評価】
【馬体評価】
【総評】
【基本情報】
本馬は持込馬であり、初仔です。
持込馬は母馬が海外で種付けした後、胎児のあいだに日本に輸入され、日本到着後に出産された馬です。ですから〇外、外国産馬ではなく、内国産馬として扱われるので、付加賞金がきっちりもらえるのはいいですね。それでいて父が外国種牡馬、希少性も高いのも魅力の一つです。
所属予定は栗東の″ドラゴン″大久保龍厩舎。ディープボンドらを管理されていますし、過去にはチュウワウィザードも管理され、ドバイ遠征も経験済み。将来の海外遠征も実現可能な厩舎です。
血統は日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、父Nyquist、その父はUncle Mo、Indian Charlieと遡る血統です。
余談ですが、昨年の北米最強無敗マイラー、Flightlineフライトライン(父Tapit)の母父にあたるのが、この父父父のIndian Charlieです。
母方は母父Tapit。Flightlineの父はTapitですから、×母父Indian Charlieの血統構成は本馬メイディーン22と少し似ているところがあり、非常に興味深いものです。
将来、Flightlineの仔が出てきたら本馬と類似する血統構成の仔が出てくるんじゃないでしょうか。そういう意味では、Flightlineの仔を疑似所有していると思わせてくれる存在でもあります。
個人的には、ダート系でしょうが、芝でもしっかり走れる。「令和の"オグリキャップ"になり得る」、そう言えるほど超一流馬の可能性をもつ馬だと捉えています。
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