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【インゼルTC】 2023年募集馬「オーレアミスト(ジンジャーミストの22)」について評価考察

はじめに

こんにちは。silencebitです。
2023年10月よりインゼルサラブレッドクラブ(以下、「インゼルTC」と表記)にて始まった2022年産駒のうち、11月23日時点で残口があり、一般募集されている21年産の1歳馬を、自分なりに解説に加え、多少の自己評価も交え、レビューとさせて頂きます。
※ただ、自分もこの業界のプロではなく素人ですので、その目線、独自視点での記述になります。この点なにとぞ御了承ください。

今回はNo.2「ジンジャーミストの22」です。
あまり専門的でもない内容かと思いますので恐縮ですが、出資を検討されている方には、よろしければ当ブログがこれから出資馬選定の一つの参考にでもなれば幸いです。

尚、掲載しているデータおよび写真に関しては、インゼルTC様より許可を得て掲載しております
(本ブログは有料配信とさせて頂いておりますが、当方はインゼルTC様とは利害関係は一切ありません。あらかじめ御承知ください。)

当ブログは、以下の構成とします。



【基本情報】

父 ゴールドドリーム  母 ジンジャーミスト(母父Bernardini)
ノーザンファーム生産                     
牡馬 黒鹿毛 @9.6万円(475口)友道康夫厩舎(栗東) (予定) 

生月日 4/16 体重439kg 体高154.0cm 胸囲175.0cm 管囲20.5cm (9/12測定)
※2022年当歳ミックスセールにおいて4,510万円(税込)で落札

 

インゼル情報(2023年11月3日付、一部抜粋)
「現在は週3日屋内坂路コース(900m)2本、ハロン18~20秒のキャンターで登坂しており、ロンギ場では走行フォームの確認も行っています。この時期の1歳馬としては馬体がしっかりとしており、4月生まれなので、この先の乗り込みで厚みのある筋肉をつけることで父親似の幅のある馬体に更なる成長を遂げると思われます。現在の馬体重は434kgです。」

 

父ゴールドドリームはHalo系で、母父Bernardiniバーナーディニの血統構成は、インゼルで現在一般募集されているマジックヒューマー22の父Catholic Boyカトリックボーイと、(かなりざっくりですが)同配合
Catholic Boyは芝、ダートの馬場を選ばない万能性をもつ競走馬でしたので、本馬も父はダート馬ですが万能性を期待されて配合されたのかもしれません。
実際、カタログでは「ストライドの大きなフットワーク」を特長として記載あり、芝でも十分通用するCatholic Boy的な二刀流の競走馬になっていくのかもしれない可能性を秘めています。

Catholic Boyは13戦7勝、トラヴァーズS(ダート2000m)やベルモントダービー(芝2000m)勝ちなど。芝とダート双方でGⅠ勝ち。

 

本馬を評価するにあたって、ポイントとなる点がいくつかあります。

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