虫展のススメ
コンテンツ的に少し苦手な部分もあるので少々行くか迷っていた展示でしたが、知り合いがSNSにアップしている動画を見てやはり行くことに。そんなに虫嫌いではないですが多少恐れていた気持悪さみたいなものはなく、むしろ美しさに惹かれ感動することの方が多かったので久しぶりにnoteに文字をおこしてみました。
たまたま都合により月曜日がオフだったので、人が多すぎる土日を避けることができました。
9月に入ったというのに、東京は三日連続夏日。
21_21 は六本木ミッドタウンの裏の公園内にありますが、何日目かのセミが元気よく鳴いていて展示入り口の完璧なBGMでした。
副題が「デザインのお手本」であるように植物や生物からは多くの学びを得ることができることは既成事実であり、私が展示に来たかった理由の一つ。
もう一つは、コンクリートジャングルで過ごしすぎて疲弊した心を癒すために来たんだと思います。
興味ある人には実際に見に行ってもらいたいので、だらだらと内容を晒す気は無く抜粋だけ。
一番驚いたのはこれ。
人間が一種類(生物学的に本当にそうなのか???とは思う)に対して、昆虫は300~1000万近い種類がいて植物やその他の動物の数と比較すると左画像の円グラフくらいの割合になるらしい。
しかも300~1000万という広過ぎるレンジ。。特定されてない種類もたくさんいるんだろうな。研究に終わりは来ないですね。
右画像の歴史に関しては想像つかない時間の差ではあるものの驚きはしなかった。
3億年レベルの先輩だからこそ自然界で適切な進化を遂げてきたし、人間が見習うべき理由だと思います。
これは展示の一部ですが、楽器から三角コーン、車のパーツ、放棄など。下部の説明で無視のどんな特徴が活かされているのかが書かれている。
元から虫の生体や特徴を活かして作られたのか、後付けなのかはわからなかったが、すごく実用的な例で面白かったです。
プロダクトデザインなんかに関わる仕事をしている人は、参考になりそうな内容も多かったし、これきっかけで視野が広がることもあるかと思います。回し者ではないですがオススメです。
他にもコンテンツは多く都会に住んでいたら疎遠になりがちである「虫」について幅広く知ることができる展示でした。
展示のいたるところに掲示されている虫コラムも面白かったのですが、個人的に好きだったのが、こちら。
養老語録。養老って人間よりも長く存在してる虫を大切にしようってことかな??
哲学的ですよね。
全体を通して自然の偉大さと自分の小ささを知ることができる展示でした。
おやすみなさい。
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