白昼夢の青写真 朗読劇

1人の少女の狂おしい愛が
偽りの楽園に世凪を閉じ込める
世凪の幸せを願った全ての人へ捧ぐ物語

まさか世凪を閉じ込める1人の少女が原作に1ミリも出てこない幸薄サイコパス文学少女とは思いもしませんでした。
普通に凛が世凪の為に件の楽園を作って
海斗 こんなの世凪の望んだ世界じゃないー
凛 グワー
世凪 エエンヤデ
って感じの話だと思ってました。
いい意味で期待を裏切られたと言えば聞こえはいいが個人的には少し肩透かしをくらった。
※1人の少女の意味が理解できなかった俺が文盲だっただけの可能性は大いにある。

ただ、件のサイコパス文学少女があまりにもこの作品のノイズになりすぎているのが肩透かしの大きな理由なのは間違いない。個人的にはまったく感情移入できなかった。しかもそのサイコパス文学少女が凛の真似事をしているのもかなりマイナスポイント。
また、すももとオリヴィアはそれぞれ今回の顛末についてコメントを残しているが凛については最後までサイコパス文学少女がアバターとして使っていた為、本物の凛からコメントがなかったのもマイナスポイント。正直朗読劇全体を通して本物の凛は一度でてきていないので凛好きとしてはかなり残念無念だった。
ただ、声優さんたちの演技や音楽(歌ってた子が17歳なの驚き)がとてもよかったのでそこは純粋に評価したいです。

50点

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