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CB1100納車した


某道の駅まで転がした
漢の空冷4発

いよいよリッターバイクのオーナーになった。
今年57になるのだが、ちょうど去年の今頃は大型二輪の教習に通っていた。
その当時は一年後の俺がまさか空冷4発リッターバイクを買っているとは思っていないだろう。

俺は人生100年などという寝言は信用しない。そんな年寄りばかりが長生きしても世の中いい事は何もない。医療費と年金費がかさむだけ。なので遅くも79歳までに死ぬ予定であと20年で何をやるべきか、何ができるのか。逆にやらないと決めたものは何か。先を急いでいる、やるべきことを早く取り組む。その一つが大型二輪であり、実際にリッターバイクに乗ってみるという事だった。

それにしてもなぜ空冷なのか。毎週末に近隣レッドバロンを3軒ぐるぐる回ってみる中で、当初はCB1300辺り(水冷)を普通に考えていた。80万円台、できあがり乗り出し90万台なら相場だろうと。

仕事場の知人が空冷2気筒1800のハーレーに乗っているのを知り、え、まさかの空冷?無理でしょと思っていた。しかしリッターバイクを色々眺める中で、もはや絶版の空冷マルチ。俺の残り終活記録を考えたら、やはり漢の空冷一択だろうという話になってきた。そこでレッドバロンでは「空冷4発」を軸に車種を絞り込んだ。

そこでいくつか出てきた候補のひとつがXJR1300だ。俺は磐田のヤマハ本社に行き、看板の前でXJRと写真を撮ってくるという構想も持っていた。知人がヤマハスタジアムにYAMAHA2輪で行って博物館を見学して写真を撮ってきた話から俺もやろうと思ったからだ。紆余曲折で結局XJRは無くなってCB1100という結果にはなったので、何もCBでヤマハ発動機の本社に行っても仕方ないだろうという話で多分CBでは磐田には行かないと思う。

ここでXJRの話だが、所謂ネイキッドの奴が乗り出し90万円台なのに対し、1200Rという異色のが乗り出し60万だった。96年式でカウル付き、当時最先端の指向性があったのだが、先走りすぎて当時は売れなかった?らしい。レッドバロンE店の若手店長が、空冷4発で安く乗るならコレもアリですねと。
前のCB400を売った50万を種銭にするのでコレもいいかとは思ってはみたが結局はボツだった。

閑話休題。
とにかく納車を受けて、さて家まで無事に帰らないと。おや?この感覚は何?まずは跨った時の軽い感覚。そして走り出しのスムーズ感。教習車NC750と比べた滑らかさ。5速リターンだが普通に国道走るのに4速でも十分感。
そして思った。終活の一里塚に空冷マルチリッターバイクが間に合ったわと。

続く






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