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【延泊】第1段階の修検で落ちてしまった。

多分これを読んでいる方は同じように修了検定で落ちた、あるいは落ちるのが不安でネットで検索してやってきた方がほとんどではないだろうか。

私はタイトル通りつい数時間前に修了検定を受験し、無事(無事ではない)不合格をいただいたので反省も込めて感想を書く。参考になれば幸いです。

修了検定を受けた時の状態

筆者は、うまくいけば2週間ほどで免許が取れる合宿免許に中学時代の友人と申し込んだ。新幹線で北関東にある教習所へ行き、合宿開始から9日目にあたる今日、第1段階最後の山場である修了検定を受験した。

私と友人は特別車に詳しいわけでもないのにMTで申し込んだため、最初はクラッチが何かすらよくわからず苦戦していたがなんとか修了検定までストレートで達することができた。お互い学科試験はある程度真面目に勉強しており本番前に受ける模擬テストでもいい点数を出していたため、技能さえ受かれば晴れて仮免が受け取れるだろうという状態にあった。

修了検定、開始。

朝から修検の技能試験が始まった。よりによって私はトップバッター。友人は私の次だった。

私の教習所では、試験時に後部座席に次の人を乗せるというルールがあったため、私は緊張の中友人と教官を乗せてアクセル(とクラッチ)を踏んだ。

試験前安全確認の方法や発進の仕方などを友人と一緒に確認していたため、かなりぎこちないながらもなかなか悪くないスタートを切った。まずは直進で40km/hを出し、最初の関門「クランク」へ足を踏み入れた。(実際には足ではなくタイヤだが)

初手、やらかす

まずは右方向へ90度直角に曲がる。これはなんとかうまく行った。さあ、あとは左へ90度曲がればクランクを出られる。今まで通りやれば絶対いける・・・!

「あっ」

気づいた時には向かって右側の縁石にのりあげ、車体がポールと接触しているように見えた。

「まさか・・・
今までクランクでミスったことないしこのままバックすればやり直せるよね・・・」

一瞬なんともいえない間が空いた後

「これ、当たっちゃってるね」

と、助手席の教官から一言。
「これってもうダメですか?」と咄嗟に聞くも、教官は何も答えず「バックして」とだけ答えた。

クランクでのポール接触は一発アウトであると事前に強く言われていたため、そこで私は敗北を確信した。

一応試験は続く

もう終わりですかと聞くと、一応コースは走ってと言われたため半ば放心状態でクランクを抜け、コースへ復帰した。

もうこの時点で何をやっても試験は不合格しか待ち受けていない。後ろで見ている友人は何を思っているんだろう。延泊決定だ。そんなことを一瞬考えたが時すでに遅し。平常心を装ってS字カーブ、見通しの悪い交差点、坂道発進などを淡々とこなした。

もう、何も緊張することはないためリラックスできたのか、クランクでの接触以降は(自分の認識的には)全てうまくいった。

その後

試験後は次の番である友人に運転席を交代し、一人ロビーへ戻った。

終わった。延泊決定だ。せっかく学科試験勉強したのに、受けさせてすらもらえない。お金も延泊や再試代などで2万近くかかることがわかり、悔しさで少し涙がこぼれてしまった。

友人を含むほとんどの人が技能試験に合格し、学科試験へと向かっていった。一方で私はもう何もできない。バスで宿泊先に帰り、この記事を書いているというわけだ。

敗因(言い訳)

言い訳としてはクランク内でスピードを出し過ぎてしまったことが失敗の元凶だったように感じる。トップバッターで緊張していたこと、ついついハンドル操作に気を取られたこと、1回目の右折がうまく行って気が抜けたこと、最早言い訳でしかないがさまざまな要因が引き金となって、ついクラッチを押す左足から力が抜けてしまったのだ。アクセルは軽く踏んだままであるため、思いがけず加速してしまい、そのままアウトというわけだ。

本当に情けないし、悔しい。

まとめ

以上、40分ほどで修了検定の有様を書いた。明後日受ける再試験では流石にミスれないので余計プレッシャーがあるが、とにかく頑張るしかない。

無事仮免許を交付され、早速今日から路上教習をしているという友人からの連絡を聞くと強い悔しさと焦りを感じるが、現実を受け入れるしかない。
一度とはいえ重大なミスを犯した私が全て悪いのだから・・・

路上で人を巻き込んで事故るよりはマシと考え、勉強代として追加費用を支払い、これからはもっっっっっっっと安全運転をするよう精進します。

同じように落ちてしまった方、もし読んでいたら次こそは合格しましょう。

今回は以上です。


追記

無事2日後の修了検定で合格をいただきました!

自動車学校卒業に向けて頑張ります。



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