英語外部試験と医学部
英検、TEAP・TEAP CBT、IELTSなどの英語外部試験を利用できる大学をまとめる。
外部資格により得られるメリットは主に四つ。
出願資格を得られる。(主に推薦入試)
得点換算が受けられる。(共通テストの点数を満点換算など)
加点される。
面接において評価される。
入学後には単位認定してくれる大学もある。
基本的には英検準一級以上が活用できるライン。最も一般入試での医学部合格には英検準一級程度は当たり前。
利用する際には成績証明としてコピーを認めず、原本が求められる場合もある。合格年度、原本の細かい指定や原本の追加購入には時間がかかることに注意。
英検の受験を考えているものは少なくとも年間三回行われるうち第二回までに合格していないとその年度のものは受験に使えない。計画的に受験スケジュールを立ててほしい。英検の面接対策はそう受験勉強を圧迫するものではない。むしろ英検のような試験でポイントを押さえて高得点を取るということを医学部志望者(特に科目数の多い国立志望)は身につけることは重要である。
英検の実施スケジュール
第一回 申し込み 3⽉中旬〜5⽉上旬
一次試験 5⽉下旬〜6⽉上旬
二次試験 7⽉上旬〜7⽉中旬
第二回 申し込み 7⽉上旬〜9⽉上旬
一次試験 9⽉下旬〜10⽉上旬
二次試験 11⽉上旬〜11⽉中旬
第三回 申し込み 11⽉上旬〜12⽉中旬
一次試験 1⽉中旬〜1⽉下旬
二次試験 3⽉上旬
IELTSやTOFLEはCBTなので受験機会は多い。ただ、受験費用は英検に比べて高く、対策も英検の方が立てやすい。
利用例↓(最新の情報は各大学の受験要項で確認して欲しい。)
一般入試
東京慈恵会医科大学 (判定優遇・合否参考)
順天堂大学 (出願資格/加点)
聖マリアンナ医科大学 (判定優遇・合否参考)
藤田医科大学
金沢大学 (得点換算/試験免除)
兵庫医科大学 (出願資格)
広島大学 (得点換算/試験免除)
福岡大学 (加点)
佐賀大学 (得点換算/試験免除)
鹿児島大学 (得点換算/試験免除),(加点)
推薦入試
東北大学 (判定優遇・合否参考)
筑波大学 (判定優遇・合否参考),(出願資格)
群馬大学 (判定優遇・合否参考)
埼玉医科大学 (出願資格)
順天堂大学 (出願資格)
東京大学 (出願資格)
帝京大学 (判定優遇・合否参考)
横浜市立大学 (出願資格/加点)
名古屋大学 (判定優遇・合否参考)
大阪大学 (判定優遇・合否参考)
関西医科大学 (出願資格)
広島大学 (得点換算/試験免除)
鹿児島大学 (得点換算/試験免除),(加点)
活用校は日本英語検定協会のサイトからも確認できる。英検だけでなくTEAP、IELTSもここで確認できる。
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