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「目を出す意味」C競を作ってて思うこと【C競トピックス】

あくまで情報でありたい

C競は現状、「あたらしい競輪新聞」という説明で販売しています。

ですが、配信でも度々お話しているとおり、私が本当にやりたいことは、競輪界で立ち遅れている予想に必要な情報の提供なので、実は予想、買い目の提供は、やりたいことに含まれていません。

ですので、私はC競の自由記入欄を「シグナルRightメモ」としております。「予想欄」ではありません。

ここは、あくまで私が伝えたいメモ欄であり、予想欄ではありません。
メモに予想を書くことがある、というだけなのです。

あくまでメモとして、おまけで予想や買い目を入れることがある、という考えなので、ケンしたほうがいいレースには平気で「ケン推奨」とか「遊ぶ余裕がある人だけ」と書き、買い目を書かないことがあります

それならば、買い目を書かないで展望的なことだけ書けば良いのでは? と思われるかもしれませんが、それも、競輪においては「違う」と思っています。

競馬のようにはいかない事情

競馬界隈では「予想」メインではなく、「情報」で勝負しているコンテンツが成立しています。私のC競も、本来そうありたいと思っているのですが、正直、競輪で、いや、競馬以外の公営競技では難しいことなのだ、と痛感しています。

たとえば、競馬で単勝2倍台の本命馬が軸として最適か? という問題があったとします。これに対し、有益な情報があったとします。

この場合、情報には充分な価値があります。なぜなら、平均二桁頭数の出走がある競馬において、有力馬が来るか、来ないか、が判断できるということは、実際の買い目を決める作業に占める課題を、かなり解決してくれることになるからです。

また、買い方は買う側の予算や思考に委ねやすいです。賭式の多さや、目の多さが競馬において様々な工夫を検討できます。ですから、本命馬が狙えるかどうか、だけでも充分な情報なのです。

しかし、これが競輪だとどうでしょうか? よほどの大混戦レースでなければ、軸の決まってるレースは結構あります。最大で9車、多くは7車です。たとえ、その人気選手が軸として最適であるとわかったとしても「相手は誰?」という課題が占めるウェイトは大きいのです。買い目を決める作業が、これではあまり進んでいない、ということが想像できるでしょう。

これは、ボートレースになればもっと顕著です。1号艇がアタマです。だけでは、多くの場合において予想になっていません。6艇しかいないのです、相手選びをしなければいけません。

ですので、競馬以外の公営競技においては、情報の価値を理解してもらえるまで至らなければ、実質予想を提供しなければ価値を認めてもらえないのです。

買い目に情報の解釈を込めている

私のC競で書いた予想目どおり買った的中報告も嬉しいのですが、アレンジされていたり、情報を見て私の予想と違った結論で的中したという報告がもっと来てくれるようになるのが理想だなあと思っています。

もちろん、そのために私はC競にあるラップタイムや、競走内容評価についてもっと説明していきたいと思ってますし、メモ欄に書く買い目は「C競の使用例」のつもりで書いています。つまり、情報に解釈を込めているのです。

未だに「競輪に時計は必要ない」というのはよく言われます。しかしそれは、たった200mの上がりタイムだけを取り上げた話です。そりゃ、そんなものだけで勝てるほどの相関関係は出てこないでしょう。

しかし、他競技がもっといろいろな計測や研究をしているなかで、競輪だけ全く進歩がないのです。茨の道ではありますが、わかってもらえるように、今後もガンバリマス。

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