Σリーグ第三期第8節 カモメ選手インタビュー記事



L「6/16(日)Σリーグ第8節。今回はLuna de esperanza所属のカモメ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
 L「登板お疲れ様でした、いやぁーあと一歩、勝利は目前といったところで悔しい2着。今の率直な感想をお聞かせください。」

カモメ「今日も最後にトップ持って行かれてしまいましたね笑笑 2着と3着が多いのは自分らしいっちゃ自分らしいのですが、また次頑張ります笑」

L「次回の登板を期待しています、それではまずは東3局1本場東をポンして対面から立直が入ったこの局面についてお聞かせください。」

カモメ「4巡目に上家のPDGONさんから切られた4pはスルーしました。赤5pが出て行くのと、残った形も悪いので急いで鳴く必要は無いということでスルーしました。対面からリーチが入りましたが、7巡目に赤5mが入って、發が鳴けたら満貫の一向聴になったので、ここは押して行こうとなりました。この後下家のラヴィットさんからもリーチが入りましたが、自分からかなりドラが見えていたことが大きく、1s切りを後押ししてくれました。ここの和了は気持ちよかったですね〜」

L「見事に押し切った素晴らしい和了でした。」

L「続いて南2局1本場、これはかなり積極的な仕掛けのように思えました。この局の思考をお聞かせください」

カモメ「良いのか分からないのですが、ここは控室配信の反応はどんな感じなんだろうって楽しみにしてましたw   仕掛けたからには断么ではなく清一色です。メンゼンで進めると一盃口のある二向聴なのですが、現状自分にドラが無く、リーチのみ愚形になることもある手だと個人的には評価していました。そして、上家が切り順的にドラ色の染めをやっていそうで、しょうもないリーチのみの聴牌をした時に、不利なめくり合いになる状況にならないかと考えていました。だったら和了れば満貫スタートの清一色にした方が押し引きも分かりやすくなるのかなと。上家は筒子をラフに下ろしてくれそうだしということで発進しました。1つ難点なのは中盤に萬子の456と落としていくことになるので、リーチが入った瞬間終わってしまうというところですね。親リーチ、対面のアルシーさんのリーチともに9p暗刻落としをするつもりでした。親は8pが早いですし、対面には元より安全牌が1つも無いですからね。」

カモメ「その後、11巡目に上家からドラの1sが余った瞬間の8sツモ。索子が余ったので一旦字牌を切りました。12巡目に下家のラヴィットさんから少考して打4s。これはラヴィットさん来てるなと察知できました。おいおいおいなんだその4sはと(笑)  これのおかげで14巡目の7pツモで打8pとして放銃回避できました。8sと生牌の北が浮いていたらもう無理なのでベタオリになりました。」

索子の余った仕掛けに4s

カモメ「赤アリで中盤入る段階で自身にドラが1枚も無いとやっぱりドラドラ持っている人が1人か2人くらいはいて、その分普段より警戒しますよね。あと、自分が高そうな仕掛けをすることで、やっぱり自分もまだやっているぞとアピールになって対応してくれます。アルシーさんが最終巡目にかなり時間を使って筒子を切っていたので、それなりに私の仕掛けも見てくれていたんだなと感じました。こういう時に余計に対応させたり、ミスを誘発することで横移動を狙えるといったこともあるので、隙あらば使っていきたいですね。」

L「なるほど、他家の影響もある鳴きだったのですね。」

L「続きまして南1局3本場、下家が抜けた状況で更なる立直、さらには上家からも追いかけ立直が入りました、この局についてお聞かせください。」


カモメ「一旦5sを切ってすぐ出た白。ここがこの半荘で1番悩みました。控室でも意見が割れていました。局収支で見ると間違いなくポンテンを取る選択だと思うのですがスルーしました。決め手になったのは点数状況です。下家のラヴィットさんが少し上に抜けて、対面のアルシーさんが1人沈みの状況になっています。ここで自身が放銃するとラス目の標的にされますし、ここのめくり合いに勝てると大きいのは当然なのですが、まだトップまでは遠く、オーラス親があるのでそこまで良い位置でいた方が良いと考えていました。鳴くとゼンツになるので、酷い目を引くことが無いような選択をしました。ラス回避ルールだとオーラス親はめちゃくちゃ嫌なのですが、Mリーグルールのオーラス親は全員超接戦でない限りは、ゆっくり本手を仕上げる猶予ができると思っていたので。PDGONさんにツモられましたが、オーラス頑張るかという気持ちでした。」

L「確かに難しい場面だったと思います。」

L「続いて南2局、こちら下家2副露の場面、こちらは7s4mツモギリと切っていくのですがこちらはアシスト込みといった形なのでしょうか」

カモメ「そうですね。4mのところは形なら6sなんですが、とりあえずアルシーさんにラスを確定させておけばオーラス怖いもの無しの状況を作れそうだったので、親のアルシーさんに通っている6sを残して、通っていない4mから切りました。途中からラヴィットさんはほぼ25mだろうなと思って取っておきましたが、親が仕掛けたところで2mを打ちました。」

L「最後になります、トップ目にたてた南4局1本場、場面で發のポンから積極的に仕掛けていかれました。この局の思考をお聞かせください。」


カモメ「最後の最後にこの局が微妙だったかもしれませんね。オーラス6000オールでついにトップ来るかとなったところでした。下家のラヴィットさんに満貫ツモ条件が残っており、手は作らないとなと思っていました。全力で和了に行くならPDGONさんの1mチー発進からもあります。ただ手牌を短くするのもあまり良くない状況で、役牌を1鳴きするのか、4sはチーなのか、いずれもスルーするのか、ここだけは鳴くのかなどのバランスがとても難しかったです。後でチームで話し合った結果、いずれもまだスルーが良さそうというような話になっていました。そしてラヴィットさんにドラ単騎一発ツモ、、今日が5戦目で1番トップが取れていそうな半荘だったのでちょっと悔しさはありますね。」

L「ありがとうございました、さて今節を終えて57、.2ポイントの3着となっております。今節の感想と視聴者の方へ向けてメッセージをお聞かせください」

カモメ「そうですね。るなすぺは毎期序盤は上位にいられるけど、そこからトップを取れずジリジリ停滞する展開が多いらしくて、今回もそんな感じなんですね(笑)  実はこの試合はラヴィットさんから同卓したいという依頼が来ておりまして、2試合目に出させてもらいました。こういう因縁の対決みたいなのって断りはしないんですけど、だいたい2人でラス争いするイメージあるんだよなあと思っていました(笑) トップ争いの展開になったのは良かったですが、最後のはやりすぎですよ…😅 次回のるなすぺも応援してください!」

L「ありがとうございました、Luna de esperanza所属カモメ選手のインタビューでした。」

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