Σリーグ第三期第14節 カモメ選手インタビュー

L「7/14(日)Σリーグ第14節。今回はLuna de esperanza所属のカモメ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
 L「登板お疲れ様でした、今節は2着。チームにプラスを持ち帰りました。今の率直な感想をお聞かせください。」

カモメ「そうですね。レギュラーシーズンも終盤に入ってきたところで、1戦目のこーたろさんのデカトップと私の2着で首位奪還できたのは、結果としては上出来なのではないかなと満足していますね! 」

L「見事な活躍でした、それでは試合の方に振り返っていきましょう。」


L「まずは東1局、立直と仕掛けに挟まれ安牌に窮したこの場面についてお聞かせください。」

カモメ「七対子赤赤の一向聴になっていましたが先制リーチを受けて七対子では厳しいということでオリていた局面ですね。下家の親のどらさんが回らながら、直前にリーチに両無筋の6s切りで聴牌なのかなあと。そして対面のうめちゃんがチーしており、序盤の3p→3p→2p全て手出しを見ていたので索子の染めをやっているなと思っていました。この瞬間6sは2人には確実な現物ですが、うめちゃんに対して間に合っているのかどうか悩みました。」

カモメ「字牌7種が全て見えていたのでこの瞬間清一色で聴牌していたらということを考えて6sは消えました。すると残りの候補が2m、5p、6pあたりでしょうか。3pが3枚見えで25pがワンチャンス、2枚切れるということで5pにしました。
この局は放銃は避けることができましたが、親のどらさんにドラ3を和了られてしまいました。実は後で麻以麻いの配信を見に行ったら、この局についてどらさんの驚きの発言があって、今まで自分には無かった考え方だなあとびっくりしましたね。」

L「なるほど、どら選手の発言も含めて是非控え室配信も見てみたい場面ですね。」

L「続いて東1局1本場、親立直に対して一向聴となったこの手牌で1シャンテン取らずの3pを選択されました。この局について教えてください。」

カモメ「そうですね。2pは比較的行きやすいし、一旦西を切って一向聴にするのもあるところでしたね。ただ、直前に上家のもろみ〜さんが2mを押しているという情報が大きくて、西を後に残しておきたいというのと、2pすら将来的に出ていくのが微妙かなと感じたので完全撤退にしました。」

L「ありがとうございます、続きまして東3局、親番の筒子仕掛けに対してこの手牌、ここを筒子勝負していく形を取られました。この局についてお聞かせください。」

カモメ「この対局東場に関しては私は後手になる展開が続いていて、初めて自分が和了れそうな手が来ていた局でした。4巡目に親の2pポンの直後に生牌のダブ東を切ったところは、まだ自分の和了が見られそうだったので先に危険な牌を被せる選択を取りました。2副露になると一気に切りづらくなりますしね。
7巡目の6p切りも、2副露ですがまだ筒子の数牌は余っていない、そして七対子の筒子待ちでは話にならないということで勝負しました。」

カモメ「9巡目の1mツモで七対子赤よりは、一盃口のあるメンツ手の方が和了を見込めるので6s切りになりました。七対子赤にする時はだいたい5s待ちになりますが、やはり待ちとして心許ないですね。七対子とメンツ手の天秤になる時にドラが既に対子になっているかは判断材料の1つになると思っていて、重なっていなければメンツ手にした方が安定するのかなと考えています。この6sがどらさんに1000点放銃になりましたが、親の高打点を和了られるくらいなら全然OKと考えていました。」


L「ありがとうございます、お次はご自身も悩まれたとお伺いしました東4局、3sを持ってきたこの場面でツモ切りを選択されたこの場面お聞かせください。」

カモメ「両面カンチャンと言われる形ですが4sが3枚切れなのを見て3sを切った局面ですね。ただ巡目もそこそこになって来ており、6mに比べると3sな方が安全度も高く瞬間の聴牌の受け入れ枚数も1枚分多くなるということで悩みました。私は4sが残り1枚しかないし、58m引きで広い一向聴にした方が良いのではないかということで3s切りました。ドラドラあって形も良く絶対取りこぼしたくないと思ってたので58mの受けもギリギリまで見たいと考えていました。ただ次の巡目に中を持ってきて6mと入れ替えたので、だったら前巡の3sは残しておいた方がよかったかな…とはなりましたね(笑)」


L「最後になります。3着目からの立直に対し、1シャンテンとなったこの場面ですが、この局面に対してお聞かせください。」

カモメ「下の2人はほぼラス回避になるので、このルールだと押し得だということで真っ直ぐ7mを切りました。2段目の最初でペン3mが裏目になったのは少し痛かったですが、断么にならない部分で、後手になってもガンガン押し返していける状況ではあったので、副露もできるようにということでペン3mを外していました。
結果はどらさんが既に聴牌していて、もろみ〜さんから和了りました。現状ライバルチームの牌まにがラスになるのは、今後のレギュラーシーズンを戦っていく上でも非常に大きいので、価値ある2着だったと結果に満足しています。」

L「ありがとうございました、さて今節を終えて438ポイント、とうとう1着に立つことができました。今節の感想と視聴者の方へ向けてメッセージをお聞かせください」

カモメ「今日でるなすぺは第1節以来の首位に立ちました。このようなリーグ戦をやってて首位チームに属するというのはなかなか無い経験なのでとても嬉しいです。理想としてはさらに引き離して、レギュラーシーズン最終番にはるなすぺは仕方ないかと逃してもらえるくらいの位置まで行けたらと思います。次節がランキング上位チーム同士のの直接対決になる非常に重要な1日になりますが、そこをなんとか乗り切りたいですね。るなすぺを応援したいただいている方、いつもありがとうございます! 次節もよろしくお願いいたします!」

L「ありがとうございました、Luna de esperanza所属カモメ選手のインタビューでした。」


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