第三期Σリーグ第6節第二試合
L「6/5(水)Σリーグ第6節。今回はLuna de esperanza所属のカモメ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
L「対局、お疲れ様でした。またしても3着、あと一歩という悔しい結果となりました。今の率直な感想をお聞かせください。」
カモメ「そうですね〜結果こそ個人3連続3着(苦笑)なんですが、対局が終わった瞬間や今(翌日)もなんですけど、負の感情は全く無くて。1つは3戦目にして初めて対局の最初から最後まで集中して打ちこめた実感があることで、過去2戦はやっぱりどこかいつも通り打てていないようなフワフワした感じがあったんですけど、ようやくΣリーグに慣れてきたのかもしれません。」
カモメ「2つ目は何よりチームが勝っていることですね。1戦目があすにゃむさんトップでエースとしてポイントを持ち帰ってくれていたので、気持ちとしても楽ですよね。全20節のうちの6節が終わって100pt超えのチーム3位で、良い位置に着けて戦えていると思います。」
L「チームも非常に良い位置に立てているのも非常に大きな要素というわけですね!それでは早速試合の方振り返っていきましょう」
L「まずは東2局2本場、789三色を見た手で守備力を確保しながら仕掛けていきました。その後2軒立直が入りながらも仕掛けていく選択をとられましたが、この局についてお聞かせください。」
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カモメ「この局は6巡目あたりで、ツモも効いていないしメンゼンだとキツイなというところで、4mを切って七対子か789の三色か役牌かを見るようにしました。そして9mをツモったところで七対子は見切って3sの対子落としに入りました。
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カモメ「元々だいたい後手になりそうな手だったので、全員に無筋の3sを今のうちに逃がしておいたというところですね。ここで字牌を消費してブクブクにしすぎると将来生きていけないと思っていました。後でNAGAの結果も見たのですが、ここで3sを切って三色本線で進める進行はカガシには肯定されていたので、こういう進め方もアリなんだ〜と思っていました。」
カモメ「10巡目に上家の夏八木玲衣さんからドラの8mが出たのでとりあえずチー。その瞬間2件リーチ、、、まあそうだよね(苦笑)と、この時のために字牌を抱えていて良かったな…となりましたが、次の瞬間、夏八木さんから出た7p。ここはかなり悩みました。時間も結構使っていたような気がします。1.2戦目の時は普段の段位戦のリズムでパッパパッパ切っていた気がしますが、この試合では要所要所で時間を使って考えることができていたと思います。まだ慣れていないですけど(笑)」
カモメ「牌姿に戻って、実戦では鳴きました。字牌を切りつつ進められて、5m2枚が2件リーチに現物になっていたのが大きかったですかね。ここが現物じゃなかったら鳴いていません。ただそもそも2件リーチの時点でスルーも普通にあるなあというところだと思います。鳴いて愚形しか残っていない一向聴ですし。また、親の夏八木玲衣さんが前巡にドラの8mを切り、2件リーチにだいたい通る7pをツモ切りだったので、まだ手を完全に崩していない可能性もありますね。鳴くことで消費する9pが全員に安全度の高い牌なのでそこもスルーした方が良いかもと思う1つの要因だと考えていました。結果は一発が消えて横移動だったので、まああの手から失点0ならいいかなというところでした。」
L「ありがとうございます、なかなか難しい場面で悪くない結果がついてこられましたね。続きまして南3局、ラス目で迎えた親番でカン5mの立直のみを即立直の選択をとられました。こちらの局についてお聞かせください。」
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カモメ「ラス目ではなく3着目ですかね?」
L「あっ、そうですね、南3局•••3着目でした」
カモメ「これは予め1sが埋まったら即リーチで行くと考えていました。親で役無し聴牌で嬉しい変化がドラの3mと高め三色になる7m、あと断么変化の4sというところで種類が少なかったので即リーチとしました。あとはトップ目の矢絣京さんが1副露していたのですが、上の2人は親リーチにはかなり行きづらくなるなと思っていたので、なんとか1人旅になればなあと思っていました。下家の刃金しろがねさんだけは点数状況的にライバルであり、リーチ者が上家で副露手にした時鳴きやすいので、粘られることもあるなと思っていました。結果、刃金しろがねさんから5m直撃しました。裏1枚が大きかったですし、1p直撃打ってしまうと結構ラスになってましたよね…」
カモメ「リーチした局面なんですけど4s埋まっていた時がどうしようかなと思っていて、断么で役があるんですけど…うーん…いやでもたぶん即リーチしてそうですね(笑) やっぱり変化の種類少ないのでやはり聴牌即リーチになってそうです!」
L「見事な和了に成功し、続く1本場、北のポンから積極的に仕掛けを駆使し5800の和了へとつなげました。この局についてお聞かせください。」
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カモメ「今回のインタビュー記事には南3局が3局あって、どれも面白そうな局だったので取り上げてもらいました(笑) 中バックで北ポンで打6p。これは普段通り6pを切っています。カン7pの受け入れよりも9s縦引きでの対々和、8pの将来の鳴きやすさ、出和了のしやすさを重視しています。赤5mツモってドラの6mが使える形になっての5800聴牌。この8pは出るだろうとニヤニヤしていました(笑) ほどなくして和了ることができ、ラス目とも離れて、トップが見える位置まで来ました。本当にもう少しでしたね〜」
L「ありがとうございます、2連続和了と良い流れを持ってきた2本場、対面の矢絣選手から立直が入り、放縦となってはしまいましたがツモ三暗刻の仕掛けをいれておられました。この局の思考をお聞かせください。」
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カモメ「この局はまず配牌何切るがかなり難しかったです。ここで何切るかによって方針が違うと思うので。私は2mを切りました。」
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カモメ「リーチの二向聴だったので素直に字牌から行く手順とすごく悩みました。私はよくドラが2枚以上あったら副露手を考えるというを前回か前々回のインタビューでもお話した気がするんですけど、この手…1pのドラが対子であって、形が全て愚形残りで、メンゼンきつい…? 清一色か対々和じゃないか…!?となって副露で行くことを決めました。どちらかと言うと対々和が本線だと思いますが。役牌2種と12mと579sって端よりの牌で重なれば対々和の時にとても優秀な牌なのでそこが大きかったですね。副露手にするなら役牌は手に残っていた方がいいですしね。これが筒子以外の数牌が両面ターツがあったり、真ん中の456周辺でターツができていればリーチ手順になっていたと思います。今回配牌向聴数としては二向聴ではあったのですごい微妙なラインでした。」
カモメ「対面の矢絣京さんからリーチが入りました。リーチ後に赤5m.6mをツモり、47mがリーチ者の現物だったので将来チーしてツモり三暗刻の聴牌入れるのかどうしようかな…となっていました。そして夏八木玲衣さんから打たれる場に3枚目の7m。3枚目なら鳴いて聴牌取りそうというのが自分のバランスでした。ツモ専だけどツモったら6000オールということでチー、、ロン、、結果はかわされてしまいましたね。ただこの局は後ろの控え室からどう思われているだろうと思いながらも、この手は副露手なんだと進めて打ち切れてよかったと思います。」
L「ありがとうございます、最後はオーラスとなります。1000-2000のツモ和了でトップとなるこの局面で赤ドラの手が入りチーして聴牌をいれました。惜しくも夏八木選手にツモ和了となりましたが、この局についてお聞かせください」
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カモメ「そうですね。1000.2000ツモで3位から1位になるという状況で、メンゼンでドラ1聴牌したら即リーチするつもりでいました。6巡目に赤5mツモで断么ドラ赤でもOKという進行になり、聴牌まで行きましたが、夏八木玲衣さんに和了られてしまいました。この時和了形を見た瞬間、5mと6mの選択を当てられてしまったか…と思いましたね(笑)」
L「さて今節が終わりLuna de esperanzaは127.3の3位、かなり良い位置につけております。Luna de esperanzaのファン並びにΣリーグ視聴者に向けて一言お願いします。」
カモメ「ここまで12試合戦ってトップ取れる人がトップを取って、取れない人はラス回避して3着になってというかなり理想的な形でチームポイントを増やせているのではないかなと思います。リーダーの銀貨先生によると、るなすぺはこれまで序盤割と良い位置にいることが多いけど、そこから引き離さずズルズル行くことが多いと聞いたので、チームとしてトップが取れる時にはうまく掻っ攫って行きたいなと思います! 配信に来てくださっている方や応援してくださっている方、いつもありがとうございます!」
L「ありがとうございました、Luna de esperanza所属、カモメ選手のインタビューでした。」
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