Σリーグ第三期第7節カモメ選手インタビュー記事

L「6/12(水)Σリーグ第2節。今回はLuna de esperanza所属のカモメ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
 L「登板お疲れ様でした、今節はかなり乱打戦となった中、2着を勝ち取りチームにプラスを持ち帰りました。今の率直な感想をお聞かせください。」

カモメ「乱打戦の麻雀というのはあまり自分ぽくはない展開でありましたが(笑)、でもとても楽しかったですね。国士無双結構和了があったはずなんですよね…😅」

L「かなり期待した場面だけに惜しかったですねー!それでは今回の試合を振り返っていきましょう。」

L「まずは東2局0本場、国士無双の2シャンテンでかなりの押しっぷりを見せておられました。
結果は聴牌せず、雀頭がない形でかなり惜しい形てでしたが、かなり押していたと思います、この局の思考をお聞かせください。」


カモメ「5巡目のところで、3pを切ったのは索子の染めに見せたいというのもありますが、1番は親のゆうれいいかさんが4sを切ったので、筋の7sを後に残しておきたいという理由でした。」

カモメ「親リーチが入って、筋の7s、2pくらいは全然行くつもりで切りました。そして、9巡目ですね。ここで親リーチに対して無筋3枚で、ここは全然やめてもおかしくはない…いや、やめそうなラインかもなと思っていました(笑) 一応被り無しなので実質一向聴で、9mと9sが1枚も見えてなかったし、私はこの国士無双を和了逃す方がダメなのかなと思っていました。被りありの二向聴なら降りてますね(笑) 無筋3枚の中では5mが最も当たりにくいのかなと考えていました。片筋8mが通っていて1mが早いので、両面待ちなら25mが1番無さそうというところでした。」

カモメ「そして9sツモって一向聴になり、これで実質聴牌だからかなりチャンスはある!と思っていました。ただそこからなぜか進まない…   13巡目にゆうれいいかさんからツモ切られる9m。それロンになっているはずだったのに… この時かなり心に来てました。結構和了れてたんじゃないかと。」

カモメ「15巡目に4pをツモったところでおりました。9mが残り1枚になり、巡目も深いというところですね。4p自体はそんなに当たらないかなと思っていましたが、まだ7mも控えているので。最後の最後まで中張牌しかツモっていなかったので、国士無双13面待ちの一向聴聴牌すらしないの!?って、それしか考えられなかったです、、」

L「本当にあと一歩というところが遠い役満でした。残念ながら今回はお預けという結果となりましたね」

L「続きまして東3局、対面からの立直に粘りながら聴牌を取った後、さらに立直がかかりオリを選択した場面ですがこの局について教えてください。」

カモメ「この局については最終局面ですかね。3pを切れば聴牌という局面。河底の切り番でもいいのですが、3pが対面には現物で、下家のひょさんのリーチには現物ではないというところでしたが、よく考えたらかなり通る3pだったのかなと思います。下家のひょさんが粘って追っかけリーチをした局なのですが、道中無筋の7mを勝負して、最終リーチ者の現物の2pを切ってリーチしています。この2pって関連牌ですよねというのは打ってる最中には頭の中にありました。何にも関係無い牌なら危険7mより先に2pが切られているはずですから。ただそこから先に踏み込んで考えられていなかったです。2pが関連牌ということなんですけど、自分の目から2pと3pが全て見えています。これで3pが当たる時は単純両面しかない…それって2p関連牌にならなくない?となりますよね。245なら安全牌の2は危険な7mより先に切られているはずです。」

カモメ「2pが関連牌のパターンを考えてみると、
・224→2が4枚見えであり得ない
・234455→3が4枚見えであり得ない
・244
・246
・245667
→下の3パターンがあり得るけど、2切りリーチだから3が当たらないとなり、3pはほぼほぼ安全牌と言えます。」

カモメ「今の話は試合後、銀貨先生と話をしてて気づいたものでした。2pは関連牌というのは分かっていたけれども、そこから踏み込んで考えるというのをあまり自分がしてこなかった分野だなあと。私は相手の手牌構成とか全然読めないし、(正直なところ興味が無かったσ(^_^;))し、漠然とあの辺が危ないのかなあとか、河の濃度などを押し引きの基準にしていました。今回だと筒子やばそう→点数持ってる側だし安全に行っとくかで降りていました。しっかり読んでいるプレーヤーならこの3pは安全だと自信を持って切っていそうですね。(そうしていたらいつぞやのメタビートさんの生牌ダブ南切りみたいに、鋭い読み‼️みたいな感じで紹介されてたかなヽ(゚∀゚ )ノアハハ)。」

カモメ「ちなみになんですが、私が今期Σリーグのるなすぺというチームに選ばれて1番刺激を受けているところが、今の相手の手牌読みに関するテーマですね。私は本当に興味が無かったのですが、特に銀貨先生、げんぶさん、こーたろさんはそういう読みが好きであり、かなりそのあたりのことを普段から論理立てて考えて打つ方たちなので、自分って何も考えず打ってたんだなとなってます(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)  この局はとても学びになったなというところでしたね。  」

L「チームの皆さんとの交流の中で、良い刺激を受けておられるのが感じられますね(笑)Σリーグ期中にカモメ選手のさらなる発展に期待できそうです」

L「最後になります、オーラス親番、ラス目の立直に対してシャンポンの聴牌となりましたが、一旦9sを切る選択をされていました。この局についてお伺いさせてください。」

カモメ「そうですね。聴牌取ると6s切りリーチで9sが筋待ちになりますが、和了牌がラスト1枚なのでさすがにめくり合いでは厳しいなと。9s切りはリーチ者のひょさんにも比較的行きやすい無筋で、また、全然通っていないとはいえ、リーチに一発で両無筋を切っている対面のゆうれいいかさんにも安全で、まだ自身の手の復活も見て9sを選びました。控室配信でも9sが良さそうという話をしていたみたいで良かったです。ゆうれいいかさんがかなりフルゼンツモードになっていそうだったので横移動決着も期待していました。」


L「ありがとうございました、さて今節を終えて69.2ポイントの3着となっております。今節の感想と視聴者の方へ向けてメッセージをお聞かせください」

カモメ「前回登板に引き続き、ブレずにしっかり打ち切れたところは良かったと思います。最後僅差の2着だったので、形式聴牌取れていたら…というのもありますが、それはそれで展開が変わっていたかもしれないので特に考えていないです。応援してくれている方にはトップを取って帰るところをお見せしたいというのもありますが、また次の登板の時に頑張ります。ありがとうございました!」

L「ありがとうございました、Luna de esperanza所属カモメ選手のインタビューでした。」

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