Σリーグ第3期第二節 カモメ選手インタビュー

L「5/22(水)Σリーグ第2節。今回はLuna de esperanza所属のカモメ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
 L「初登板お疲れ様でした、今節は後一歩というところで悔しい3着という結果になりました。今の率直な感想をお聞かせください。」

カモメ「そうですね。結果こそオーラストップ目で迎えてからの3着ということで、少しモヤっとはするのですが、何より対戦した方が強い方たちばかりでとても楽しかったです! 早く次の登板日が来てほしいです!」

L「ありがとうございます、とてもやる気に満ち溢れていますね!それでは今回の試合を振り返っていきましょう。」

L「まずは東1局、空振りにこそなりましたが、中の対子落としから見事断么九平和の手に仕上げ2-5sの立直となりました。
こちらの進行についてお聞かせください。」

カモメ「ここは私は正直やり過ぎたかなと思っていまして、一旦4s切って次巡3pの横にくっ付いたら中対子落としもあるかなとは思いますが…   中ポンして1000点の手で相手の手を潰すことも大きいのですが、東発3巡目で3pと4s横に伸びてのメンタンピンの大物手を逃すのもどうなのかなと考えて中を切りました。この局面についてチームメイトからは、素直に中ポンルートにするが、ツモが8pではなく6pだったら中対子落としもあるかなという意見がありました。69p受けで9pが来たら結局メンピンですからね。」


 カモメ「次にカン4p聴牌で3p切って聴牌を外した局面だったのですが、場況の悪いカン4pというのもありましたが、何より4s周りに自信があったので外しました。他家3人とも序盤に1sが切られており、索子の下の場況が良く、また、自分が4sを持っているので、4s横にくっつけば和了はかなり見込めるかなと思っていました。3s引き聴牌は結構感触あって、対局が終わってすぐさま山に何枚あったか数えました笑 25sが4枚、3sもまだ3枚山にありました。これは和了りたかったな〜笑」

L「見事な手に仕上げただけに、和了したい手でしたね。」

L「さて続きまして南2局、9sポンから積極的に仕掛けを駆使し、見事ダブ南の和了に繋がりました。
この局についてお聞かせください。」

カモメ「配牌でダブ南対子があって、他の数牌の形も悪かったので副露手になるなあと思ってました。3巡目で1mが重なって対々もあるなあと思いながら8mを切りました。ここは89pのペンチャンに手をかければ、次巡も迷わずペンチャンを払い切れるのですが、9pが親の現物で、89pを縦に引いた時の対々のポン材が優秀なので、中張牌のカンチャン待ちで重なってもポン材としては弱い萬子の中張牌を切っていく選択を取りました。」

 カモメ「次に8巡目の西ツモのところですが、先に2mを切って2sポン打西にするとかなり混一色に見えるのに対し、西を切って2sポン打2mにすると、『あなた染まってないんじゃないの?』と思われるのかなと思っていました。特にこのメンバーだとそこまで見ているだろうなと笑 とはいえ現状ダブ南のみの一向聴で流石に3mツモ&チーは逃せないということで西を切りました。」

L「ありがとうございます、他家からの見え方も気にしながらの進行をしつつ、見事和了されました。」

L「続くオーラス0本場、和了トップという状況でしたがライバルの親番も近く、目一杯に構える進行とはされておりませんでした、この時の思考をお聞かせください。」

カモメ「和了トップではありましたが、難しかったですね。南は親の現物かつ重なれば役牌なので残しました。7巡目で3mが場に2枚見えたところで7mを切りましたが、1mの方がよかったのかなと思います。3m入った時の平和を重く見ましたが、その3mが残り少なく、7pが567の三色を見て残していたのに、三色が無くなってしまいますからね。そして稚児さんにツモられました。後で見ましたが、白スルーお見事でしたね。」

L「そして南4局1本場、赤赤のチャンス手ですが親番の稚児選手から先制立直が入りました。結果放銃とはなりましたがこの局についてお聞かせください。」

カモメ「11巡目の7m切りのところですが、7mは一応現物ではないので、より安全に2sか8sを切っていると結果的には放銃は無かったかもしれませんね。ただ7mはほぼ通る牌だし、現状一向聴で聴牌した時に追っかけリーチでトップを見るのに見合う手だと思ったので7mを切りました。そして3sから入って聴牌しました。7sはドラ跨ぎでかなり嫌なところですが、リーチしてツモ直でトップの69s待ちだったので7s切ってリーチしました。この聴牌形になったのならリーチした方が良いかなと思っています。」

L「ありがとうございます、残念ながら宣言牌7sは放銃となってしまいました。」

L「最後になります、南4局2本場3着目のライバルからの先制リーチが入りました。前に出たい局面ですがさらにはトップ目の親番からもかかり非常に難しい立場にさらされました。この局についてお聞かせください。」

カモメ「この局が始まる時は、オーラストップ目で迎えたのに3着あわや4着まであるという状況になって、何かまずいところあったかなあとなりましたね笑」
 カモメ「中神さんからリーチが入って、『うわあこれ3着なるのか…』と、しかも満貫放銃でラスになる状況なので、リーチ入った瞬間冷や汗がすごかったですね笑 ただ冷静に見ると降りてもまあ3着だし、現物が5sだけで形の良い一向聴だったので、しばらく押すしかないなとなりました。8巡目にドラの7mを掴んで、ここは悩みました。筋ではあるので押す人も多いところかなと思いますが、裏ドラ含めて満貫打ってのラスはやってないと思い、一旦現物の6s、5sで回ることにしました。」
 カモメ「稚児さんからもリーチが入って、降りきれるか?と焦りましたが、ほどなくして中神さんがツモ和了りました。終わった瞬間はオーラストップ目から3着か…と悔しさもありましたが、今は切り替えてラスまで落ちなくてよかったと思っています。チームメイトからも『カモメさんが1番トップ取りに近い選択をしていたと思う』と言ってくれて、次は取り返したいなと思います。」


L「ありがとうございました。さて今節は3着という結果となりましたが、今節の感想と視聴者の方へ向けてメッセージをお聞かせください」

カモメ「そうですね。Σリーグのデビュー戦ということで、対戦メンバーの方、裏方で配信や広報をされてる方、配信用のイラストなどを用意してくれる方など、いろんな方面からリーグを盛り上げるために尽力されてる方や熱意のある方がたくさんいて、その中でこの舞台に立てている自分というのがちょっと信じられないですね。このような場所で麻雀を打てる環境を用意していただいて感謝しています。Xでも応援していますという言葉をかけてくださる方がいて、るなすぺ控え室配信にも見に来てくださっているので、応援に応えられるように、私なりにΣリーグを盛り上げて行きたいと思います!ありがとうございました!」

L「ありがとうございました。Luna de esperanza所属、カモメ選手のインタビューでした。」




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