Σリーグ第3期第4節カモメ選手インタビュー

L「5/29(水)Σリーグ第2節。今回はLuna de esperanza所属のカモメ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」
 L「対局、お疲れ様でした。今節も後一歩というところで、またしても3着という悔しい結果となりました。今の率直な感想をお聞かせください。」


カモメ「そうですね〜、オーラスの展開としては前回と一緒のような感じになったのですが、前回と比べると今回はまだやりようはあったなと。トップは分からないけど連対はかなりできたんじゃないかという感じがあって、より悔しいですね。」

L「前回よりも悔いが残る試合となりましたが、こちら振り返りをお伺いしていきます。」

L「まずは東1局、難しい手牌を見事に仕上げリードした場面になります、こちらの進行についておきかせください。」

カモメ「最初筒子の混一色になるのかなあと思ってたら、ツモが良くてリーチ行けそう!という感じになりましたね。アサダスズメさんから出た1枚目の發もスルーしました。ただ、メンゼンへの切り替えがあまりできていなかったのか、發を鳴いた場合の副露進行した時に雀頭候補があった方がいいなというのがよぎり、9mをかなり引っ張ってしまいました。6巡目のところは打9mが良いでしょうね。結果的には69mでリーチ棒も回収して和了れているのがツイてましたね。」

L「振り返ると違う選択肢もあったというところでしょうか、ともあれ見事な和了でした。」

L「続いて東3局、杵月のあ選手の立直が入りこの手牌、降りているとよもやの一人ノーテンといった局になりました。こちらで何かお話をしたいところがあるとお伺いしたのですがどのようなところでしょうか?」

カモメ「この局が今回の半荘の中でも良くなかったところの1つですね。16巡目にアサダスズメさんの切った3sを簡単に合わせてしまいました。それがどらさんに鳴かれて3人聴牌を取られてしまいました。」

アサダスズメ選手の聴牌打牌3s
合わせた結果どら選手の聴牌へ

カモメ「私の手は聴牌はほぼ無理だったので、であれば他の人に聴牌入れさせないように立ち回るべきでいったん南を切れば良かったなと。ここがこの半荘で1番後悔が残る選択だったと思います。」


L「続いて1本場、ドラ3のチャンス手ながら副露が入り速度が間に合わなそうな手牌から聴牌までおいつき3人聴牌となりました。この局についてお聞かせください。」

カモメ「この局は配牌でドラ暗刻でもちろん和了りたい手だったのですが、他のブロックがキツいという感じでした。そんな中、下家のどらさんが白を仕掛け、赤5sのツモ切りが入り、その後9mポン打北。この時点でどらさんの手は打点が中くらい以上の聴牌かもなあくらいに思っていました。親だったのでダブ東の孤立がかなり切りづらかったです。(とはいえ、自身もドラ暗刻で役が欲しかったので切るタイミングは無かったのですが…)」

カモメ「とりあえず東は切らずに比較的安全そうなところを切りながらクイタンでの押し返しを目論んでいました。そして11巡目、東どうかなあ〜でも東じゃないこともあるしドラ3あるし!で東を打ちました。ダブ東で当たったらごめん!という感じで笑 最後は3人58m待ちで聴牌でしたね笑」

L「見事なプッシュ、そして聴牌取りでした。続いて東4局、方和了一通の聴牌に取り、親立直をかわし見事和了を勝ち取りました。この局についてお聞かせください。」

カモメ「私はドラが2枚以上ある手は鳴いて和了れないかなと考えてるんですけど、一通を見て568pの8pをしぶとく残したのがうまく行きましたね。3mのポンテンは即取るつもりでした。3mとドラ7mのシャボも弱いですし、4pは残り2枚ですが親の杵月のあさんの現物だったので、リーチが来ればワンチャン和了れるかなと思っていました。あとはフリテンにならないでくれ!ですね笑」 

カモメ「そして親リーチが入って一発目のツモが1m。これが大きかったですね。いくら現物待ちとはいえ、無筋掴んだら降りるつもりだったので、その直後に4pが出て和了れました。この和了は感触ありましたね…あったはずなんですがね…笑」

L「親立直をかわしいよいよトップに向けてあと少し、というところでしたね。」

L「さて南3局、ドラドラのチャンス手ながらまたしても周りが2副露して追いついていない手牌でした。こちらの局について教えてください」

カモメ「下家のどらさんが親でトップ争いで競っているという状況でした。自身で和了ってかわしたい気持ちと、どらさんの手を進めたくない気持ちがあって、鳴かれない・当たらない牌を切りながら匍匐前進するような感じで進めていました。自身の手も役牌の北があって形も悪くなかったので和了を見るようにしていました。」

 カモメ「11巡目に4pと7pが孤立の牌姿になりました。一応4pと7pで一筋と換算して切る選択もありましたが2s対子落としで降り気味の選択にしました。どらさん以外にアサダスズメさんが萬子と索子を晒した2副露をしており、上家の杵月のあさんの8pと3pが通過していたので、やはり47pが濃そうだということ。そしてドラ1枚見えており2000〜3900放銃でもちょっと痛いこと。他の方がアサダスズメさんに放銃する可能性や、ツモってくれたらどらさんよりは上の点数でオーラスを迎えられるので、降りても良い展開になることがありそうなこと。これらの理由からやめる選択になりました。結果は横移動で良い結末になりました。」

L「最後になります、オーラス南4局0本場、和了トップの場面から聴牌できず一人ノーテンという悔しい結果となりました。こちらの局について教えてください。」

カモメ「前回と同じようなオーラストップ目だけど、30000点ちょっとだから全然捲られることがあるというところで、なんとか2着以上はという気持ちでした。」

 カモメ「もちろん和了トップなのですが、形が結構キツくて、中盤になっても形がなかなかまとまりませんでした。もちろん原因は最序盤スリムに打ちすぎているという点はあるのですが、点差の小さいトップ目だから、ここで手詰まって満貫放銃だけは帰れないという気持ちが強すぎてこのような選択になってしまいましたね。この局の進行の是非はまたチームメイトと相談したいところです。」

カモメ「そしてポイントとなった17巡目の6m切りですね。私のツモはあと一回で一向聴でしたが、ここで自身の聴牌を諦めて完全撤退するという選択肢もありました。特にラス目の親の杵月のあさんからリーチが来ていないということもあり、ノーテン流局にかける選択もあったなというところですね。この6m切りで全員に聴牌を入れられました。これは痛かったですね…」

この1打で他家全員の聴牌という結果になってしまった

L「さて今節が終わりLuna de esperanzaは37.3の5位、悪くない位置につけています。Luna de esperanzaのファン並びにΣリーグ視聴者に向けて一言お願いします。」

カモメ「そうですね。私は3着3着と微妙な結果ですが、チームメイトも3着多くて、まだ1戦もラスを引いていないので、そこを前向きに捉えて行こうという感じの雰囲気ですね。咲-Saki-が好きな仲の良い方たちもたくさん見てくださっているみたいで、次は勝ちたいですね!」

L「ありがとうございました、Luna de esperanza所属、カモメ選手のインタビューでした。」


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