Σリーグ第17節げんぶ選手インタビュー

L「6/18(日)Σリーグ第17節。今回はLuna de esperanza所属、げんぶ選手にインタビューさせて頂くことになりました。」

L「今まで苦しい展開が続いた中で、見事2勝目をあげられました、今の率直な感想をお願いします。」


(この半荘の視点配信)

この半荘の牌譜はこちら!

げんぶ「ここまでラスが続いていて、これ以上チームポイントを自分のせいで減らすのは嫌だなと思っていたのでポイントを持ち帰ることができてとても嬉しいです。内容も良くなっている感触があり、育成枠としての成長を見せられて一安心です。」

L「ありがとうございます、この半荘通して非常に素晴らしい打牌を見せてもらったと思います。」

L「早速お伺いしていきましょう。南場1局8m単騎での聴牌を入れていた場面、何回か選択肢もある気はしましたが、最終的にはダマでめあ・ともえ選手から討ち取られました。この時の思考をお聞かせください。」

8m単騎での聴牌
3p単騎でのドラ受けや1p単騎などせず出和了


げんぶ「8mは対面の9m切りが早いことからたまに山に2枚ぐらいいるかなと思っていましたが、あまり確証がない状態でリーチした結果山に0-1枚しかなく、追いかけてきた他家に放銃してしまうという展開だけは避けたかったのでリーチには踏み切れませんでした。1pあたりと単騎を入れ替える選択肢はありましたが、8mの方が山にいそうと判断して入れ替えませんでした。」

げんぶ「良形になった時だけはリーチするつもりで、8m単騎はダマだとそれなりに対面からの直撃が取れる可能性があるのではないかと思っていた+一番直撃できて嬉しいのはトップ目の対面なので、結果的には自分が思い描いていた結末の中で2番目にいい形になったかと思います(最善はもちろん良形になってリーチしてあがること)」

L「ありがとうございます、結果見事目論見通りのトップ目からの直撃となりました。続きまして南3局、東バックの一向聴から続け様に4mを打たれて聴牌をとるのかなと思いきやスルー。見事ドラ1mを引き入れ聴牌を入れられました。その後中神プロの立直も入りましたが見事押し切り東のツモ和了。この時のスルーの判断などお伺い出来ますでしょうか?」

4mスルー
見事成功ドラツモへ
見事2000オール


げんぶ「ドラの1mは絶対にチーするつもりでしたが、4mはまだ微妙に鳴きたくないかなと思って鳴きませんでした。最近こういった副露判断の基準を練っているところなのでなんとも言えませんが、1000オールと2000オールで価値がかなり違うのでもう2-3巡ぐらいは2000オールになる1m引きor1mチーを見たいと思っていました。運よくすぐに1mをツモってくれたのが良かったです。」


L「この2000オールがオーラスでのめあ・ともえ選手の条件を突きつけており見事なチーせずでした。」

L「続いた南3局1本場、自身が發混一色の聴牌から、ドラポンしためあ・ともえ選手に通っていない7sを止めて降りを選択されました。ドラポン以降ツモ切りが続いておりまだ聴牌されてない可能性もあるなか、実際は2-5-8sの聴牌が入っておりかなりあぶないところでした。この時どうして降りを判断されたのでしょうか。」


げんぶ「この局で常に意識していたことが、
①あがれるならもちろんあがるが、全力であがりに向かわないといけない点数状況ではなく、別に伏せても良い(むしろ流局時は開けたくなかった)
②対面のめあさんに跳満を打つとかなり点数状況が平たい+自分が2着目という状況でオーラスに突入することから、跳満は絶対に放銃出来ない(跳満だった時が最悪というだけで、満貫も当然打ちたくない)
③自分の手の点数が跳満クラスに放銃するに見合うだけの価値を有していない(満貫でも降りてそう、跳満以上はギリギリ7sだけ勝負しちゃうかも)
④めあさんの手が(特に索子と字牌が当たるケースにおいては)跳満の可能性がかなり高い
の4つで、これらを総合した結果当たると大体跳満であろう7sは押せないという結論になりました。終盤5pを切れば聴牌に取れる場面もありましたが、①の通りこの局は伏せようという意識が強かったため取りませんでした。」

L「点数状況と自身の手を総合的にみた1打ということですね、結果めあ・ともえ選手の和了牌ではありませんでしたが予想通り跳満の聴牌。場合によっては直撃をされてもおかしくない牌でありましたので、見事な判断でした。」

L「最後になります、トップ目で迎えた親番、めあ・ともえ選手に立直が入りました。しかし自身も平和の聴牌を入れて、無筋の4mを持ってきましたがしっかりと勝負。中神プロの2副露が入るも見事ツモ和了されました。このときの思考をお聞かせください。」

無筋の牌だが
しっかり押し切りツモ和了


げんぶ「この時の思考として、
①対面のめあさんのリーチがおおむね条件を満たしていそう(裏条件だとしても裏ドラ抽選を受けさせたくない)
②親の中神プロもほとんど降りないと思っていた(副露が入ってからよりその意識が強くなった)
③4着目のみるるんさんも降りる理由がない(はず)
④自分はめあさんに満貫を放銃しても2着で、放銃で2着順落ちることは少なそう
の4つがあり、これらを踏まえると出あがりもかなり期待できそうなことからこの局は(終盤に特殊な状況になった場合を除き)一切降りないつもりでした。めあさんに当たり牌の3mも引いたらノータイムで打っていたと思うので、無事にツモで決着を付けられたのは運が良かったです。」

L「見事押し切ってのトップでした。」

L「さて今回の活躍によりLuna de esperanzaは▲29.7の6位、地上復帰も目前へと見えてきました。Luna de esperanzaのファン並びにΣリーグ視聴者に向けて一言お願いします。」


げんぶ「ずっとラス続きで苦しかったですが、ようやく内容も結果も満足のいく半荘になって嬉しいです。これをきっかけに最近マイナス続きだったるなすぺに良い流れを呼び込めればもっと嬉しいです。
レギュラーシーズンももうすぐ終わってしまいますが、今後さらに爆発出来るようにまた力を溜めておきます。今後も応援よろしくお願いします!!」

L「ありがとうございました。Luna de esperanza所属、げんぶ選手のインタビューでした。」

Twitter@G_en_bu



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