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Pスタン規制されろ選手権(比較的公平性を考慮した部)

まえがき。

世紀末環境から初投稿ですどうもこんにちはシグマa.k.a.ウラメグbotです。
さて、前回のなるかみ構築記事には様々な反応をいただきまして大変ありがとうございました!
正直ふぁぼもRTも記事本体へのいいねも000で一週間ほど経ったら仮面ライダーオーズのOPを引用しながら自嘲するハメになると思っていたので皆様からの反応がいただけてとてもうれしかったです。
そこで本日は8月にも入ったということで、ここらでPスタンで次回規制されそうなカードを列挙していく、というノートを書いてみたいと思います!
大好きなんだよな、殿堂解除選手権。
それでは、どうぞ。

概要。

現在私が最も熱を上げてプレイしているのがPスタンダード。今日までに発売されたあらゆるカードを使用してデッキを構築することが可能なレギュレーションです。もちろんすべてのレギュレーションのカードを使っていいということは本来コンボされることを前提としていないカード同士のコンボが往々にして見られるということです。
さて、そんなPスタンの環境ですが、当然想定されていないコンボが多数発掘される魔境と化しております。
そして当然それらのコンボの中には、許されていいレベルの強さを超えたカード、もしくはコンボが存在します。
今回はそれらを当方が規定した「規制推奨レベル」に則りランク付けしていき、危険性をお伝えするというノートになります。

1枚制限編

ヴァンガードには段階を踏んだ規制が存在し、今現在最もオーソドックスなものが「使用枚数を1枚のみにする」この規制です。この規制を行う事によって「複数回使用することでアドを稼いだりディスアドを押し付けたりすることができる」カードを制限できます。


廃滅の虚竜

シンプルにコスト踏み倒しが強すぎる。

規制推奨レベル:★★★☆☆
このカードはライド時にオーダーのコストを踏み倒しつつ、パワーを得たりアドを稼ぐカードです。複数回にわたってライドをすることで複数回オーダーを使うことで悪さをします。
このカードは本来、Dスタンのカードの出力で想定されたカードなので、Vスタン、Pスタンに実装されている「パワーライズ・エリクサー」だの「剛腕の書」だの「夢に漂う星雲」といったヤケクソで作られたオーダー達を踏み倒すことを前提にはしていません。Vシリーズで新規のオーダーが作れない原因は間違いなくこいつです。まぁ出て来たとしても使われるかどうかは別ですが。
やっていることがそもそもインチキなので1枚規制が妥当と言えますが、こいつに関してはやってる度合いとしてはまだ優しい方なので許されそう、ということも含めて今回規制推奨レベルとしては★3つとしています。
此処が許されるか許されないかの基準点です。


罪魁女帝 ダークフェイス・グレドーラ

こいつの規制を望む声が多すぎる。

規制推奨レベル:★×100
こっちが大本命。廃滅メガコロというかこの世から消し去った方がいいまであるカード。たった1枚であらゆるスペリオルコール、果てはGガーディアンまで封殺する害悪の化身。ついでにアタック時に山札からG3をスぺコしてくる絶対に必要なかった能力もついています。
山盛りでうれしいっすね。^^
ちなみにメガコロニーのグレード3にはデスワーデン・アントリオンとかいうガチの畜生もいるので、こいつがフルパワーでぶん殴ろうとしてきた時はすべての終わりの時です。というか、相手のCBを奪ったりリアガードを無理やり踏みつぶしてきたり、こいつはカード化されるとロクなことしかしないのが最高にメガコロニーっぽくていいですね。いや全く良くねぇよ、やっていいことと悪いことくらい弁えて出直してきてほしいです。個人的には使用禁止ぜんっぜんwelcomeなんですけどまぁ一応様子見で1枚規制が必須だと思います。こいつは許されない、一生監獄で子育てしてろ。


征天覇竜 スタンバース・ドラゴン

お世話になっております。

規制推奨レベル:★★★★★
現代なるかみの出力をバグらせている主犯格カード。ちなみにこのカードが出るまでなるかみのGユニットはほぼ死滅していました。
シンプルなリアガード除去性能ドロップを使うデッキへのメタ性能なぜか付属するハンデス。どこを取っても弱いことが書いてないGユニットが環境で暴れないわけもなく、このカードを対策するためにリアガードを展開しない動きが一般的になっていきます。環境に与える影響としては甚大なんてレベルではなく、グランブルー等このカードの登場によって不利な戦いを強いられたデッキは大勢存在しました。
こんな状況下で、運営はスタンバースに何を用意したか。それは「さらなる強化カード」でした。
そのカードの名前は「ボーイングソード」と「エクスターミネイト」。いずれもスタンバースとの相性は完璧。さらにボーイングソードはその後「ボーイングセイバー」へと進化しシンプルに能力が凶悪化。これらのカードを採用した「抹消者」デッキは現在各大会でその使用者数が増加しています。さてここから何を止めるかと言えば元凶のスタンバースを1枚規制にして、大量バインド、大量ハンデスの連鎖を断ち切るしかない、というところでスタンバースの1枚規制は妥当と言えるでしょう。


超次元ロボ ダイザウラス

どうして雑にドライブを増やせるんですか?

規制推奨レベル:★★★★☆
ディメンションポリスの上振れ要素増加マシーン。自前でも火力が出せますが、それはあくまで付属品。このカードの本命はドライブ増加にあります。
このヴァンガードのドライブ増加効果は、条件さえ満たせばどんなカードにも付与できる汎用性の塊のような能力です。
例えば「星葬のゼロスドラゴン スターク」にこの能力を付与すれば、能力によって1ドライブ×3=3ドライブになるところを1+1ドライブ×3で6ドライブ、2枚使えば9ドライブもできる化け物に魔改造できます。それだけで済ませてくれればもちろん良くないけど良かったのですが、現代Pスタン勢がその程度で満足してくれるわけがありません。今度目を付けられたのは「天を射抜く超神機 エクスギャロップ」。そしてその使用方法はディメンションポリスの伝統芸こと「完全ガード破壊」です。
使用するカードは「天を射抜くエクスギャロップ」「オペレーターガール リンカ」「ダイザウラス」それからVのパワーを8万以上にするためのカード(「ダイアーム」や「コマンダーローレル」など)です。詳細は省きますが、本来エクスギャロップはアタック終了後にスタンドし、ドライブチェック-4するので二回目以降のアタックはドライブできないはずなのですが、ダイザウルスの能力によって6ドライブ→2ドライブと何故か手札ロス0でスタンドしながらドライブチェックを行なってくるようになります。WHY?????
あまつさえそのドライブにはリンカの影響で常に「グレード3が捲れた瞬間に相手のガード値及び完ガを破壊する」効果が付属しているのでこちらは8回のドライブでグレード3が捲れないことをお祈りする運ゲーを強いられます。ただし、直ちに禁止するべきかというと、冒頭で言った通り上振れ要素の補強に使うためのカードなので、極力出力を抑えるためにまずは1枚規制にして様子を見たいですね。まぁ個人的には絶対放置したらやらかすと思っているのでいつ1枚以下になるかどうかの秒読み感はあります。
 

1枚規制編はこの辺りで終了です!こんな化け物があと数枚あります。
Pスタンって楽しいっすね!!!!!(皮肉)


選抜規制編

この部門は「2枚合わせて使うことで莫大なシナジーを生む行為が強すぎる」もしくは「相手に負わせるディスアドバンテージが莫大でゲームに著しい影響を与えかねない」2種ないし複数種類を選び出して規制を行う部門です。


スタンバース&ボーイングセイバー

進化元の全てを過去にした凶悪竜
(スタンバースは上記参照)

規制推奨レベル:★★★★★
令和が誇るモンスタータッグ。前述のスタンバースの強いところを「抹消者 ボーイングセイバー・ドラゴン」によってさらに倍プッシュします。
スタンバースの「効果によって元のグレード3に戻ってからバインドを行う」という効果を最大限悪用したのがこのコンボになります。このコンボの凶悪性は「事前にリアガードを準備できる点」「二回目以降のスタンバースの効果を補強できる点」があります。スタンバースの効果が起動なので、ボーイングセイバーの効果でパワーを増加させるリアガードを準備できるのがとても柔軟です。そしてバインド枚数を増やせるのでシンプルに次回以降のスタンバースを使う際のハンデス枚数が増やせます。デッキ解説でも言いましたがクソコンボALL OVER THE WORLDです。
さらにこのカードは「抹消者 ドラゴニック・ディセンダント」と組み合わせることでさらに凶悪になります。ディセンダントはライドする際に「ターン中はライドする抹消者の能力を得た状態で存在する」のですが、なんとこの際得た効果は超越後も保持し続けるという裁定を得ています。つまりボンバーからディセンダントにライドしても問題なくこのコンボが使えます。何ならスタンド能力により相手への圧力が倍では済まない程に高まります。上振れの極みですが、ここまでくるとクソコンボを超えてなんと形容すればいいか私をもってしても全くわかりませんし、こんなコンボ規制されても一つも文句は言えません。規制されたら諦めてボーイングソード使ってください。


選抜制限はこの1組ですが、もっとヤバい組み合わせも存在すると思っています。ぜひ「このカードたちは規制した方がいい」と思うものはご意見お寄せ頂ければと思います。


使用不可編

この部門は「1枚でもデッキの出力をバグらせる」レベルのカードを一切使用できなくさせる規制です。現行の規制では最も重い処分となり、過去には「豊水尊神 イチキシマ」「伏魔忍獣 ヌエダイオー」など単一で文字通りレベルの違う動きをして見せるカードや「風炎の獅子 ワンダーエイゼル」や「混迷の星輝兵 ジンク」などデッキの出力をバグらせるカードなどが禁止制限の被害を受けてきました。最近では一時代を築いた「ドラゴンナイト ニザール」の規制が記憶に新しいですね。


不死竜 スカルドラゴン

このカードのパワーは常軌を逸しています。

規制推奨レベル:★★★★☆
平成の遺した負の遺産。俺たちの平成が醜かった理由の一端はこいつが担っています。
なんといってもシンプルなパワー増加能力が問題で、どうしてこいつがパワー5万とか6万とかで殴ってくるのかって言えばV初期の前に寄せられた雑なパワーバランスの下で刷られているからというのが理由です。その時期からこいつは単機32k↑でぶん殴ってくるイカレクソゴミバグカードでした。
その代わりノーマルコールできないという縛りがありますが、そんなもの現代グランブルーには障壁でも何でもありません。メインVに据えられることが多い「べあとりす」はもちろん、フィニッシャーとして評価されている「バーソロミュー」との相性は格別で、ガード制限下で何回もこのクソデカ骨トカゲがドロップとリアガードを反復横跳びしてくる様は、思わずこちらも反復横跳びで相手の顔面に連パンしかねない、リアルファイト開始待ったなしの最凶攻勢です。
こんなカードはさっさと締め出した方がいいと思います。まぁただ今のグランブルーって全体が満遍なくヤバいので、1種類禁止にしても止まるもんじゃないんですが、こいつが消えることで確実にパワーラインは抑えられると思います。


時空竜 ミステリーフレア・ドラゴン

まずターン中なら任意のタイミングで出せる
Vスタン式超越がおかしい。

規制推奨レベル:★×5000
ギアクロニクルをバグらせている張本人。バインド枚数19枚なら早々達成するのは難しかったんじゃないかと思います。ただこいつ「バインドしたカードのグレード」を指定してくるんです。
Pスタンのギアクロニクルと言えばご存じ『時翔』能力の宝庫。自らバインドし、下のグレードに変化する能力がこのカードと相性が悪い訳もなく、ほとんどノーリスクでバインドのグレードを稼ぐことができます。
ただしこの辺りで「手札が整ってないと基本的に早期着地は不可能」とか皆さんおっしゃると思うんですけど、基本的にPスタンのコンボは手札が整ったら死にます。その上リカバリーの方法も現代ヴァンガードには無数に存在するので言うほど早期着地は不可能ではありません。騙されないで!
むしろ手札整ったら確実に殺されるコンボを許せるか許せないか、皆様はどちらでしょうか?ぼくは許せません。
あ、EXターンを獲得されたら次のターンに本物のGユニットが飛んできて確実に死ぬので諦めましょう。対戦相手に断ってからなら、帰り道にある美味しい飯屋を確認しておくのもいいでしょう。時間は有限、有効的に!
(※編注/実際に行動に移しても私は一切責任を取りません。あらかじめご了承ください。)


閃く波紋 オデュッセウス

時代に翻弄され続ける悪魔の子

規制推奨レベル:★×1兆
規制検討議論がユーザー間で開催される際、まず真っ先にやり玉に挙げられるであろうキング・オブ・不健全カード。許されないのはお前の方だよ。
このカードに「ライド」と記載されているせいで、Vコレのサプライズ枠だった「ジノビオス」がPスタン最強格のグレード3へと変貌を遂げました。マジで誰がこんな現状を予測できたのか。
「ヴァレオス」を併用したパワー固定によるダメージの通しやすさと「サヴァス」によるお手軽除去。そして豊富なアタッカーによる波状攻撃。
我々は今までスペライに関連したギミックが環境を破壊する歴史を目撃してきましたが、このカードがやっていることは最早ヴァンガードでやっていいレベルを超えています。以前はミルティアディスの実装と共に1枚規制とされた彼ですが、さすがに今回はそんなこと言ってられません。正直このカードのためだけに急遽規制掛けても全然妥当なレベル。これ以上語る必要もなく満場一致で禁止カードです。善は急げ。


使用不可に分類すべきカードは、ぶっちゃけてしまうと個人の感想強めに出てくる部分だと思います。ただ、上に挙げた3種類は不健全度合いが他のカードよりも段違いでマズいと思ったので、今回使用不可カードとして推奨いたしました。


おまけ 意見枠

ここからは、上記のシグマセレクションでは上がらなかったものの、皆さんから意見があったカードをサクッと紹介します。画像は各自で確認してくださいませ!

禁戒の忍鬼 ミズカゼ

規制方法→1枚制限
規制推奨レベル:★★★☆☆

ぬばたまが誇るフィニッシャーカード。そのコール制限能力は「シラヌイ輪廻」と組み合わせた時に最も効果を発揮します。シラヌイ輪廻の効果でコールした後にミズカゼを使ってもまさかのガード制限能力が発動するという鬼畜仕様。ただこのカードを失ったぬばたまが果たして生き残れるのかという疑問があります。ですので、複数ターンに跨って使用できないよう1枚規制にして様子を見る、というのが意見でした。

タレンティッド・ライノス

規制方法→使用不可
規制推奨レベル:★★★☆☆

グレートネイチャーが誇る、強力なガード制限によるフィニッシャー枠。緩すぎる条件によるお手軽ガード制限札がスタンド能力によって連続でアタックしてくる様は最早悪夢としか呼びようがなく、確実にゲームを決めかねないコンボとしてご提案いただきました。確かにこれは凶悪が過ぎる。ということで記載しておきます。

抹消者 ストライクダガー・ドラゴン

規制方法→FV使用不可
規制推奨レベル:★★★★★
現状の抹消者デッキ不動のFV。いわゆる「キルフシステム」と呼ばれるFVであり、このカードの他に「ヒセン」「ズイタン」を揃えて「ディセンダント」にスペライし、先攻3ターン目の超越を目指せるというカードです。確かに明確にスペライ軸を弱体化させたければこのカードをFVにできなくさせれば手っ取り早いですね。ただ、ディセのスペライはデッキから確定サーチなどもないし運次第になるので、なんとか……お目こぼし頂けませんでしょうか……ダメ……?ダメか……。


あとがき。

以上です。やはりあーでもないこーでもないと規制について考える時間が一番楽しいですね。私の好きなプロレスラー風に言えば「一番贅沢な時間」だと思います。
ストレス発散にはぴったりだと思いますので、皆様も自分自身での「規制されろ選手権」など決めてみてはいかがでしょうか?
今回の記事が面白かった!という方は、ぜひ記事へのいいね、ツイートへの
ふぁぼとRTをよろしくお願い致します。
それでは。

シグマ


当記事に使用しているカード画像は、カードファイト!!ヴァンガード公式ポータルサイト(http://cf-vanguard.com/)より、ガイドラインに従って転載しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。(C)bushiroad All Rights Reserved.


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