蒼魁杯総括
はじめに
みなさんどーもです!ENIXです!
今回は先日の蒼魁杯の総括とカッコよく書いてますが、運営して大変だったこととか、予想してた環境と実際に見た感想とかぼちぼち書いていこうかなと思います。上手くまとめられなかったらすいません🙇♂️。
1.運営について
最終的には皆様から好評いただきました第1回蒼魁杯でしたが、色々と紆余曲折あった大会でした笑。
まず参加人数。定員48人でイザジン登録してみたところなんと大会予定日の1ヶ月前に応募を始めたにも関わらず応募開始2日を待たずに全枠が埋まりました。正直「そもそも48人埋まるのか?」と仲間内で言われるくらいだったので、僕の予想は「埋まって32人だろう…1週間前くらいに全枠埋めるために奔走するんやろうな」と思っていましたが蓋を開けてみれば2日で全埋まり。参加者の方々には感謝しかありません。
ただ参加枠は埋まっていましたがキャンセルが出る可能性もあったので応募フォームを開けたままにしてたらその後もちょくちょくエントリーがあってキャンセル待ちができるほどになり、〆切の3/20ですら6人ほどのキャンセル待ちがいる状態でした。そこで運営で話し合い、「まあ最初の大会だし、参加枠広げちゃおう」ということでキャンセル待ちの方々に連絡して参加していただきましたが、そこでも多少のトラブルが起きて人数の増減が忙しなかったのが大会2日前くらいでした。本当にバタバタしすぎ笑。
タイムラインには「蒼魁杯の人数コロコロ変わりすぎじゃね?」などのツイートが散見して「すません、すません〜」って思いながら人数調整をしていました。本当にすいません笑。
まあなんとか偶数人数の参加者を確保できたので良かったです。次回は枠もっと増やしてもいいのかなぁとは思ってます。思ったより人数が来ることも分かったので笑。
次に大会当日にはなりますが勝敗記録。これ大変でしたねー。ほんっとに大変でした。1番皆さんに迷惑かけてましたね、すいません。
よくCSとかで使われる緑のやつ(名前分からないので誰か教えてください笑)の導入をするという発想はあったもののそれを吟味する時間が取れず当日は違う緑のやつ(Excel)+紙の二重確認を使って勝敗記録をしていました。
Excelって対戦のマッチングとかも出来るんですね、初めて知りました笑。
パソコン音痴の僕は全然出来なかったので運営の他のメンバーに丸投げしていました。するとなんということでしょう、担当メンバーのパソコンがぶっ壊れたではありませんか。
どうしよどうしよ、と思って白羽の矢が立ったのはうちのパソコン(ポンコツ)。「持ち物が飼い主に似る」とはよく言ったもので(言ってない)、使い主(僕)がポンコツなのでうちのパソコンもポンコツ、不安でしかありませんでした。
そして迎えた当日、なんとかうちのポコ(もうここからポンコツパソコンと打つのすらめんどくなったのでポコにします。)は動いてくれたのですが、そもそもExcelで対戦管理すると打ち込むものが多すぎる!!ポコであることすら不安なのに、人為ミスが起きやすい方法で行なったことは本当にダメでした。実際に何個か打ちミスがあってその訂正作業も大変でした笑。
そもそも僕はこの打ち込みに関与していないので実際の辛さは分かりませんが、隣で作業してたぱぱうえはあまりの辛さに血を吐いていました。汚かったです。
そのせいで人員が足りず、当日キャンセル待ちで来てくれたモルくんに運営を手伝ってもらってやっと回すことができました。本当にありがとう、モルくん。
結果的に予選は時間は押しまくりましたが、なんとか決勝卓が巻けたので時間通りに運営を完了することができました。本当に良かったです。
そういえば当日の問題といえば空調でしたね、空気自体の入れ替えは出来ていたと思いますが、1つの部屋に50人ほどの人間がいるなかで、冬とはいえ暑いことを予想出来なく、さらに何故か暖房がかかっていたことによって大会の途中までバカみたいに暑かったです…これは完全に盲点でした。3月末という中途半端な季節に公共施設を借りると空調も難しいのでそれも一考するべきでした。
とまあ色々あった運営サイドでしたが、今回は初開催だったのでそれを考慮すればまあ大きな問題も起きずに運営が出来たのかなと思います。参加者の皆さんには次回からの参考にさせていただける意見をたくさんいただいて有意義な開催になったのではないかと思います。
次回を行う上で、
・空調
・対戦マッチング媒体の確立
・人員の確保
・オポ計算方法の明確化
を最優先で検討したいと思います。また何かこうした方がいいよってご意見等あればどしどしDMの方にください!誹謗中傷以外は参考にさせていただきますし、前向きに検討していこうと思います!!
2.環境読みと現実
さて、運営の固い話はここまでにして今回の蒼魁杯の環境考察をしていきたいと思います。まあこれも僕個人の意見なので鵜呑みにせず、是非いろんな方のお話を聞いて吟味することをお勧めいたします。
まず今回の蒼魁杯では、先日発表された5/1〜施行の禁止制限を取り入れたレギュレーションで行いました。
ですので今回制限を受けたアルパラ・イザイザ・紫起幻あたりは少なくなるだろうと思い、アルパラに抑えられていたキャスゴ、覇皇、起幻、創界神デッキ、とまあ過去環境のデッキ達が大多数なのかなと予想していました。
ではそれを踏まえて今回の大会のデッキ分布はどういった物だったのでしょうか?
Twitterでも掲載しましたが、これが今回の蒼魁杯のデッキ分布となります。
いや、赤白多すぎるやろがい!!!
正直驚きました、発売日とはいえ非公認大会。みんな自分の得意デッキ/慣れてるデッキで参加してくると思っていただけに、当日発売のこのデッキが蔓延ったこの結果は予想できませんでした笑。
とまぁデッキレシピ提出の際に心の中でさっきのツッコミをしたあと予選が始まって早速、赤白が次々と快勝していきました。
そうなんです、先ほどの台頭してくるデッキの予想で挙げた「創界神デッキ」の中には、このデッキも含まれるのでした。
2種類のゴッドシーカー、2種類の創界神、優秀な耐性、相手の耐性を無に帰す天照界放、全ての要素がハイスペックなこのデッキが今回のメガデッキで更なる強化を受けたのです。特にこの2枚、
この2枚によって今まで出来なかったバーストケア、創界神割りを容易く出来るようになりました。それによって既存の創界神対決になった際も相手の足場に干渉できるので有利を取れるようになっていました。
そんな感じで赤白の活躍が目立った予選でしたが、決勝トーナメントに上がった8人のデッキは以下になりました。
1位 赤白
2位 アルパライダー
3位 氷姫
4位 海賊キャスゴ
5位 赤白
6位 イザイザ
7位 グランツコン
8位 導魔
母数の多かった赤白は2枠、その他のデッキがバラバラで、次環境を集約したようなメンツとなりました。
個人的には母数2位かつ自分が予想していた覇皇が上がらなかったことが驚きでした。しかし、これの理由を考えてみると、覇皇は一見赤白に対して有利と見えますが、バーストの引き次第であったり早めに火山を張られたりするとしんどかったようです。元々白コンの火山クサナギが、覇皇はしんどかったので納得がいきましたね。
そして決勝トーナメント、壮絶な戦いの末優勝したのは
キャスゴでした!
蒼魁杯の第1回優勝は青デッキ!ということで主催者として大変嬉しかったですね!
優勝したsaru君!おめでとう!!
3.これからの環境と対策
それでは最後に、蒼魁杯の環境から今後の環境についてと特筆すべきデッキに3つほどに対しての対策をまとめて終わろうかなと思います。
僕個人の意見としては、以下のデッキたちが今後の環境操作をしていくと予想します。
Ⅰ.赤白
今回の1番のダークホースだった赤白でしたが、カードパワーがとにかく高いです。先ほど軽く触れたように今までバーストや創界神に触れなかった以前までの弱みを新規カードで克服し、対策カードが対策にならなくなってしまうこともしばしばです。フトダマを出すことで氷刃血解ケア、ダイナスティで絶甲&アレックスケア、というように汎用の受け札に対して止まりにくいというメリットが大きいです。
そんな赤白対面に刺さるカードは、ゴッドブレイクなどの創界神のシンボルを消したりそもそもを破壊したりするカード達です。赤白というデッキは2種類の創界神が採用されることにより安定感が増しましたが、逆に序盤に創界神のシンボルを消されることによって自分の足場が不安定になりがちです。
また、召喚時を多用し、手札がとても増えるため、グランウォーデンツヴァイが出てくる前の段階には召喚時やハンド増加時のバーストが刺さりやすいです。
さらに、オモイカネのノーコスト召喚でゲームスピードを早めることが多いのでゼロカウンターが刺さることが多いです。蒼魁杯決勝トーナメントでは導魔の方が赤白メタとしてヴィクトリーファイアを採用していました。
ヴィクトリーファイアはゼロカウンターでオモイカネなどをボトムバウンスするだけではなく、フラッシュ効果で火山を破壊するなど大活躍でした。イザイザに対してもゼロカウンターは刺さりが良いので今環境では特に採用を悩ませるカードになってくると思います。
○おすすめ対策カード
→ゴッドブレイク、宇宙世紀憲章、ドラゴンズミラージュ、砂海賊神ファラオム、カリュブデス号女神顕現、ヴィクトリーファイア(rev)
Ⅱ.キャスゴ
第1回蒼魁杯優勝のデッキタイプになります。詳しいことは優勝したsaru君のnoteを読んでいただいた方がいいと思うので割愛いたしますが、メタがない限り殆どのデッキに負けることがないという強みがあります。
安定した置き場、豊富なドロソ、確実なフィニッシャーの三拍子が揃ったこのデッキは環境を間違いなく操作することでしょう。
そんなキャスゴ対面に刺さるカードは、なんと言ってもLOメタのカード達です。ゴッドブレイクやメビウスリングなどのフィールドマジックや、ヴィーゼルのようなトラッシュに落ちる前に効果を発揮するカードがこのデッキに対しては強くなります。そのためこのカード達を採用すれば良いのですが、最近の構築を見ているとメタ要素1枚だけという構築を多く目にしますが、以前のようなキャスゴの母数がアルパラの影響で少なかった時とはもう違うのです。正直ヴィーゼル2枚くらい積まないと止まりません。なので個人的にはLOメタは2枚以上構築に組み込むことをお勧めします。
しかし、それでデッキの事故が増えたら本末転倒なので、しっかりとデッキと相談してメタを組み込むようにしましょう。
○対策カード
→ゴッドブレイク、ヴィーゼル、アフターイメージ
Ⅲ.覇皇
蒼魁杯では2番目の母数であったにも関わらず決勝トーナメント入りを果たすことが出来なかった覇皇ですが、このデッキも今環境では暴れることになるでしょう。ボンシャスワテセクバズが制限入りしたことで創界神デッキが生き返りましたが、その創界神デッキの中でも盤面コントロール力に長け、攻めも受けも万全なこのデッキは特に環境に増えることでしょう。零が制限入りしてはいますが代わりにキンタローグベアの採用が増え、対創界神に対しては隙のない構築になりそうです。
また絶甲や氷刃などの汎用受け札をサーチ出来るためストレスなく採用できることも優秀です。
そんな覇皇対面に刺さるカードは火山をはじめとしたヘイトネクサス系です。いくらサカターノベアや零が採用されているとはいえ、それをサーチするのは低コストの序盤スピリットやネクサス達なので、それを妨害することで相手の速度が落ち、こちらのゲームメイクがしやすくなります。
また、赤白と同じく召喚時を多用したり創界神がメインの足場であったりするため、召喚時バーストやフィールドマジックが刺さりやすいです。また、御盾が引けてない序盤はスピッツァードラゴンが刺さるので、バーストが開く可能性がある時は召喚に必要な2コアを残しておきましょう。
○対策カード→スピッツァードラゴン、砂海賊神ファラオム、ゴッドブレイク
以上の3デッキが特に次環境で有力となるデッキになると予想しています。
ですが最近ではグランツコンというアグロデッキが台頭してきてもいます。自分はあまり詳しくないので、下のnoteがおすすめになりますのでこちらをご覧いただけると良いと思います。
また、先ほどあげたキャスゴはこちら、
それから、赤白に関してはこちら、
また、今回特筆はしていませんがイザイザについてはこちら、
がおすすめになります。
最後に、初めての非公認でたどたどしい進行でも温かく進行を見守ってくれた参加者の皆さんに感謝しつつ、次回も多くの参加者を迎えての開催を期待して今回は筆を下ろします。
本当にありがとうございました!!
あと、今回拙い文章ではありましたが、もし投げ銭していただけると今後も忙しくても蒼魁杯のイベントレポートを続けていきたいなと思いますので、お気持ち程度の投げ銭いただけるとありがたいなぁと思います。すいません。
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