カバー曲

自分、コーヒーが好きなんです

で、ちょくちょく近所の自家焙煎珈琲豆専売(喫茶はナシで豆売のみ)のお店に豆を買いに行くんですが、そこでよくNHK-FMを流してるんですね
ご主人いわく、以前は地元の民放FMをよく流していたけれど、キャスター(っていうんですか? 司会というかメインで話をする人)が変わってからあまり聞かなくなった、今はNHK-FMが面白い、と

自分も仕事が休みの日にラジオつけっぱなしで本を読んでいたりすることが多いのですが、たしかにイイ! >NHK-FM

朝はクラシック、昼頃には昭和歌謡とか演歌とか、午後にはまた色々……

で、午後の時間の「歌謡スクランブル」って番組で今週は「カバー作品集」って特集やってたんですね

今日は、ちょうどその時間にお店に行って、かかっていた曲が小泉今日子の「木枯しに抱かれて」を男声で歌っているのが流れてて、「これってアルフィー?」ってご主人に聞いたところから、「たかみーってもっと声高くない?」「でも後ろで桜井さんがコーラスしてるようにも聴こえる」とかいう話から、「ひと昔くらい前、女性の歌を男声が歌うカバー曲とか流行りましたよね、徳永英明とか」「たいていはカバー曲よりオリジナルの方がいいんだけど」「作詞作曲した人が歌うのとか、例外はあるけど」って流れで「竹内まりやの『駅』は元々中森明菜のために作った曲なんだけど、明菜の方は……」とご主人
言われてみると、自分も知識としては知っていたけれど、中森明菜が歌っていた「駅」が全く思い出せない……あの頃はレコード(CDじゃなくレコードの時代だった)を買ったり友だちから借りたりしてカセットテープに録音して、ほぼすべての曲は聞いていたはずなのに

で、帰ってからYouTubeで調べたら(たぶん違法アップロードだろうけれど)それらしいのがあったので聴いてみたら、うん、たしかにこれは中森明菜の歌だけれど、竹内まりやが歌う「駅」の情感もへったくれもない「中森明菜の歌」になっている
これは記憶に残らないわー

明菜の歌としては全然悪くないんだけど、後年(今とか、だ)あの曲が中森明菜の歌ではなく竹内まりやの歌として世間一般に認識されるのもむべなるかな、と

当時十代だった中森明菜には、あの曲の背景を想像して歌うことは難しいというか無理だったんだろうな、と
逆に、アラサーアラフォーくらいの頃にあれをもう一度売り出したら、どうなっていただろう? と思ったり

中森明菜つながりで言えば、来生たかおとか、ね
楽曲を提供した先と、作詞作曲した人とでずいぶん雰囲気が違いますよね

あと、関係ないけど井上昌己の「魚座たちの渚」ってすごくいい曲で、なんか声のトーンが当時の松田聖子っぽいんだけど、それはさておき、作詞作曲の芦沢和則さんのバージョンもとてもよいです

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