IDOLiSH7「RESTART POiNTER」
※この文章は「クリスタ木曜」というラジオにて私が曲紹介の為に書いたものをそのままコピペしています。読みづらいと思います。すみません。
「RESTART POiNTER」
IDOLiSH7
アプリ『アイドリッシュセブン』
簡単なあらすじ
父親の経営するアイドル事務所「小鳥遊(たかなし)芸能事務所」で働くことになった主人公が、所属する7人組男性アイドル「IDOLiSH7」のマネージャーを担当することになり、彼らをトップアイドルに成長させるために奮闘するストーリー
様々なアイドルものを見てきた私だからこそわかる、アイナナは等身大の人間がアイドルになっていく話なんですね
全体的に一人一人が抱える悩みとかが重すぎるし生々しい。かつ、アイドルとしても困難が常に付きまとっている。
初ライブで3000人を収容できるハコを確保したのにお客さんが指で数えられるほどしかいなかったり、
台風の中、路上ライブを決行したことで七瀬陸というメンバーが持病(ぜん息)で倒れてしまったり……。
デビューのかかった音楽番組の本番中に、いつもはしっかり者の和泉一織というメンバーが、歌詞を飛ばして、デビューの話がなくなったり……。
初手から怖いくらい上手くいかないんですよ。
今回選んだ、このリスタートポインターという曲なんですが、アイナナは大前提として良い曲しかない中、私が忘れられない曲なんです。
先程名前をあげた、喘息持ちの七瀬陸くんがセンターを務めているんですが、いざなんとかデビューする!ってなったタイミングで発売される曲は彼の体の負荷を下げる為にセンターを交代することになるんです
代わりにセンターになったのが、これまた先程名前を上げた、しっかり者の和泉一織くん。
一織は陸の才能を誰よりも感じていて、誰よりも伸ばしたくて、誰よりも世の中に見せたくて、だからこそセンター代役を受け入れます。
その結果デビュー曲は大成功!
冠番組も始まって、いい感じ!!
……とはいかず、メンバーはそれぞれの新たな問題に出会っていきます。
とあるシーンでマネージャーである主人公にこんな言葉がかけられます。
「この時期は気をつけて。アイドルを苦しめるのはいつだって、好きの感情なんだよ。」
アイドルは人を喜ばせることに長けているからこそ、人の感情を人一倍受け止めてしまうんですね。
だから、例えば
「一織くんのセンターめっちゃいい!」
という客観的に見ればポジティブな好きの感情も、センターを代わってもらった陸くんからしたら「俺じゃなくてもいいのかな」という気持ちになったり
冠番組で司会という才能が開花したメンバーも、「他のメンバーにも喋らせてほしい!」とかいうファンの言葉で自信を失ってしまったり
アイドルの脆さがどんどんと溢れてくるんです
でも、それでも彼らは止まることは出来ない
もがいて、ぶつかって、その結果、少しずつ理解し合って、まえをむいていきます
「100人に愛されるお前じゃなくて、お前に愛されるお前になれ。そしたら1万人がお前を愛するようになる。」
「オレを変える勇気も大切だけど、オレでいる勇気も大切だっていうこと。」
ここら辺はとても好きなセリフです。
そして迎えた次の新曲で、センターをもう一度陸くんに戻すことに。
その曲がこのリスタートポインター。
ゲーム内でストーリーを呼んでいたら急にこの曲の動画が始まって、鳥肌が止まらなかったです。
YouTubeでも見れるから見てくれ!
センターの陸くんを振り向いて見上げる一織くんの顔を見たら感動間違いなしなので!
えー、総括しますと。
アイドルはどんな困難や悩みを抱えていても、ステージに立てば笑顔でファンを喜ばせる。
それは好きだけじゃ成り立たない、立派な仕事。
人間として未熟だとか、そんなものはステージの上じゃ通用しない。
覚悟を持ってアイドルとして成長していくアイドリッシュセブンを、ぜひ皆さん知ってください!!
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