舞台美術班③

こんにちは!
美術班の川口です

先日、卒業制作に添える副論文のためのプレ公演がありました!
大学の先生方やゼミ生にフィードバックをいただき、美術班の課題が少し見えました。

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絵画や写真作品などの展示物の、空間における主張が少し弱かったのかなと感じました。
それぞれの作品の良さを引き出すために、照明の当て方や展示物の位置を再考する必要があると思います。

個人的に感じたのは、観客と俳優の距離感の遠さです。
心の…という意味ではなく物理的な距離感です。
本公演では固定座席を設けず、お客様の好きな位置から観劇いただける形をとっています。(舞台上に10脚ほど椅子を置いており、そちらにも自由に座っていただけます。)
しかし作品の配置の関係上、お客様は壁沿いに輪を作るように座られるので俳優との距離が遠くなってしまうのです。
観客と俳優の距離感という観点においても展示物の位置を考え直すべきだと感じました。

また、そろそろ2月の公演にて上演されるB作品『私は何が言いたい』に向けての準備を始める予定です。
作品Aと作品Bは、会場や展示作品こそ同じものの、照明や舞台装置でガラッと違う空間に感じられるものになるはずです!
ご期待ください!

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舞台美術斑2回生の田原です!11月無事に公演終えることが出来ました。見に来て下さった方ありがとうございました。
色を塗ったり組み立ての補助をしたり、できることは少なかったですが、作品の創作に関わることが出来て嬉しく思います。公演後に俳優と作品がもっと交わる方がいいという意見が出ました。開演後に俳優が言葉を話し始めてから、観客の方の注目が展示作品から俳優だけになっていると感じたので、展示作品の位置を俳優と同じ存在感を放つ所に置けたらなと思います。

公演後、用意していたフォームに感想を何人かの方に書いていただきました。人それぞれの感じ方や着眼点の違いがあって観客の方からの見え方を知ることができ、とても参考になりました。しかし、展示作品に関する感想が少ないなあと感じたので2月の公演では11月の公演以上にいただけるようになればいいなと思います。

2月の公演では品Bで作品がライトアップされて雰囲気がガラッと変わると思うので楽しみです。


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