ELEGOO (Arduino)で始めるマイコン入門 3:Arduino IDEのインストール

さて、前回の記事でマイコンボードの説明を行いました。今回はパソコン側の準備を行っていきます。マイコンボードには、見てわかるようにディスプレイもキーボードもついていません。そこで手持ちのパソコンと接続をして、パソコンからマイコンボードにプログラムを送信し、実行します。

Arduino IDE

Arduino IDE (Integrated Development Environment) はArduino専用の統合開発環境です。このIDEを使って、Arduinoのプログラミングとその送信などを行います。
では実際にインストールしてみましょう。
このリンク (https://www.arduino.cc/en/software)をクリックし、DOWNLOAD OPTIONS からMacかWindowsを選び、クリックします。Windowsの場合は、上側のWin 7 and newerを選びます。クリックするとSupport the Arduino IDEと出て、寄付を要求されますが、JUST DOWNLOADをクリックし、ダウンロードを開始しましょう。ダウンロードができたら、起動します。Windows アプリストアから入手しても、ダウンロードしても同じものが起動します。

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起動するとこのような画面が開きます。

では、マイコンボードとパソコンを接続してみましょう。接続をすると、下のように緑色とオレンジのランプが付きます。

IMG_20201128_134434 - コピー

パソコン側の準備を進めましょう。まず、

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ツール→シリアルポート から、マイコンボードが繋がっているポートを選択します。今回はCOM5ですね。そしてマイコンボードの種類も認識されていることが確認できます。
 次に、シリアルポートの上を見ると、ボード:Arduino Uno となっていると思います。これは初期設定なので、今使っているボード名である、Arduino Mega or Mega 2560を選択しましょう。

ここまでできれば、プログラムを書き、保存を行い、スケッチ→マイコンボードに書き込む を選択することで、プログラムをコンパイルし、マイコンボードに送信してくれます。(コンパイルとは、皆さんが書いたプログラムをマイコンボードで実行できる形に変換することです)

では、次から実際に素子をつなげ、プログラムを書いていきます。

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