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シフカ極秘機密情報 第三十四稿「注目しているトレンドは?」

ナンテコトダー キミツジョウホウガ リュウシュツシテ シマッター

こんにちは、シフカです。まあ、漏れてしまったものは仕方ありませんね。
今回は、一緒にシフカに隠された極秘情報を見ていきましょう。

普段表に出ることのない社内スタッフの何気ない一面を切り取る企画です。本当の機密情報かとワクワクしている産業スパイの方のご期待に応えられる内容ではありません。ご了承ください。(スタッフ一同)

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我々は、社内調査の一環として、注目しているトレンドについて極秘調査することにした。流行とは「物事が河の流れる様のごとく世間に流布する」という意味を表す漢語が語源とされているが、その河の流れは年々スピードを上げ、ますます加速しているように感じる。あれだけネットを騒がしていた猫ミームを最近見なくなったのも、流れの速さを象徴しているのかもしれない。技術革新がもたらす新しい可能性やライフスタイルの変化、そして社会的な意識の高まりなど、様々な分野でトレンドは形成されるが、全てがインスタントに消費され、ショート動画のように溶けていってしまう。もしかしたら、今の時代はトレンドに流されず、自分たちの価値観を見失わないことの方が大切なのかもしれない。が、そんなことを言っていると今回の極秘調査がお蔵入りしてしまうので、トレンドをいち早くキャッチすることはビジネスマンの勤めということにしよう。流行に振り回せれずに流行を追いかけていこう!もう書くこともない、文字数稼ぎはこの辺にしておこう。

第34回は「流行」をテーマに今年注目しているトレンドについて聞いていきたいと思います。



🐡 チーフディレクター さか

AIを使ったパーソナライゼーション分野が注目されているということですが、ユーザ体験やUIの分野にどの様なインパクトを与えるのかに非常に興味があります。AppleのiOSはユーザーの操作や端末の使われ方に対して見えない部分で非常に細かい機械学習をした上で処理の最適化をしているらしいですが、我々が向きあう車載UIなどの領域やBtoB向けのUIの分野にも徐々にそういったアプローチが影響を与えていくのではと感じています。使う側に合わせて、最適化していくUI。新しく難しく面白い分野だと思います。



🐊 デザイナー なるせ

オープンイヤー型イヤホンです。AirPodsを皮切りに左右独立ワイヤレスイヤホン(TWS)が流行したのは数年前のことと思います。そこから音質を向上させる動きが各メーカーより見られましたが、在宅ワークの流れなのか「オープンイヤー型」と言われる耳を塞がないタイプのイヤホンが海外メーカーを中心に登場しました。骨伝導タイプは以前よりありましたが、スピーカーを耳の近くに配置するといったタイプの製品です。実際に何種類か購入し使用していますが、作業をしながら、ランニングをしながらと気軽に音楽を聴けるのがとても良いです。

最初は数千円もしないチープなものばかりでしたが、去年あたりからオーディオメーカーから本格的なものが登場しその動向を追っています。耳に入れるタイプ→耳掛けタイプ→イヤーカフタイプと、形状のトレンドも遷移してきていて、耳の負担を軽くし長時間使用しても疲れない方向へ進化していっているのが面白いです。最近登場したイヤーカフタイプを注文したばかりなので、手元に届くのが楽しみです。



🐑 シニアデザイナー かねこ

既にトレンドではないのかも知れませんが…AIの画像生成は気になってはいます。私はイラストレーターでもあるのですが、3DCGツールに昔からチャレンジしてはなかなか使いこなすことが出来ず「自分で描いたほうが早い!」と投げ出していました。が、この生成AI画像に関して言うと「自分で描く必要がないな…」と完全降伏状態です。目にするもの全てがAIで作られたものになって行くのだろうなと思っています。



🦉 デザイナー とよふく

最近、Adobeが提供しているMixamoというモーションデータを使って3Dモデルを動かして遊んでいました。その時に、用意されているモーションの数は多いものの、求めるピッタリな動きが無く困ることがありました。手入力でリアルなモーションを作成するのも限界があり、モーキャプ機材を用意するのもハードルが高いです。そこで、動画から動きを解析してデータ化する技術やサービス(MoveAIやQuickMagic、まだ論文段階のものなど)がもっと手軽になり普及してくれると嬉しいです。今後の発展に密かに注目しています。



🦜 シニアデザイナー すずき

最近注目しているのは「バッテリー家電」です。文字通り「バッテリーで動く家電」のことで、このところ新製品の発表が相次いでおり、先日も山善から新シリーズの発表がありました。

このバッテリー家電で特に注目しているのは防災用品としての価値です。例えば大地震が発生しても自宅が無事であれば生活は続けられるものの、もし停電になれば家電は使えなくなります。電気が無くても暖を取る方法はありますが、酷暑の真夏に室温を冷やす方法がこれまで事実上ありませんでした。人間は心頭滅却して凌ぐとしても、ペットは無理です。そういった際に使えるバッテリーで稼働するクーラーがあればと考えていました。バッテリー駆動では少し涼しい風が出てくる程度の製品しか無かったので、このトレンドが進んで高性能のバッテリークーラーが出てくることを期待しています。


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ナルホド ナルホド ツギハ ナニガ ハヤルカナ

今回の流出情報は以上になります。
もし良かったら、記事の感想やあなたが注目しているトレンドをコメントで教えてください。それでは次回の極秘情報流出でお会いしましょう。

こんな極秘情報が知りたいなども絶賛募集中です。


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