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ナイトランス参戦に伴う環境変化について

8月はナイトランスを回していました。



気付いたら9月でした。


・・・・・。

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こんにちは!ブレーダー ジークです。

ベイブレードXが始まって2ヶ月。
ブレーダー各々のベイブレードXについての理解が深まったこともあり、環境初期での使用ベイ (1ベイ、3デッキ共に)は徐々に固定化されてきました。

そんな中、8月新たなベイが登場しました。

それが……………


ナイトランス4-80HN!!!!!

エメラルドグリーンが美しい!


このナイトランスが登場したことで、ある変化が起こりました。

それは

「高重心」の要素が追加された

ということ。正確に言うと、

・ナイトランス
→メタル位置、つまり重心が他ブレードと比べて少し高くなった。

・HN
→Nよりも1mm高くなったため、ベイ全体の重心を上にすることが可能に。ついでに軸先もちょっとワイドになっているため、もはやNとは別物。

となります。
ラチェットには60か80という「高さの違い」はありましたが、早速ブレードとビットにも「高さ」の概念が追加されました。


ここでちょっと物理学のお話。(※めっちゃ脱線します)

そもそもコマは「歳差」「みそすり運動」「ジャイロ効果」などで説明される剛体の訳ですが、主に軸先(支点)の摩擦によって回転力が失われています。
ベイブレードにおいては、ベイ同士、スタジアムの壁との接触もそうですね。
回転力が失われると歳差運動が弱まり、大きなブレが生じます。ブレるとスタジアムと接触しやすくなり、更に摩擦が生じて回転力が落ち…やがて回転が止まります。

はいスピンフィニッシュ。

そして、一般的に「重心以外が全て等しいコマ」という条件下では、重心が高くなる(接地点から離れる)ほどみそすり運動の際に重力の影響を受けやすくなるため、倒れにくいが回転軸が安定しずらく・・・要はブレやすくなります。スタミナロスです。

ただし、ベイブレードには相手がいます。

強烈なカウンタースマッシュ(上から押し付けるような攻撃)を食らうと相手は当然バランスを崩し、スタジアムにも接触しやすくなります。

お父さんに頭をはたかれた時、「首折れた!」なんて思った経験ありませんか?あんな感じです(ほんとか?)

カウンターを分かりやすく言うと、
・ボクシングで殴りかかってきた相手の懐に潜り込み強烈な一撃を加えた
・野球においては投げたボールをバットでジャストミートした
ようなもんです。
これは作用反作用の法則が働くからですね。


さて、これらが何を意味するのか分かりますか?


ナイトランス、これやってます。


このナイトランスが初期環境に対してどう切り込んできたのか、主観マシマシで書いていきます。

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🔵ナイトランス雑感

→ヘルズサイズが得意としていた「スマッシュ→上から押さえつける」ことでスタミナロスを誘う戦法は、高重心のナイトランスではやりやすかった。

更に、カウンターを得意としているという触れ込みなだけあって、他ブレードと比較してもかなり弾くイメージ。
ただ、他ベイと比較すると、高くなった分ラチェット被弾数が多く、序盤ラチェットにアタックされただけ被バースト率が上がると感じた。
※ここが一般的なコマとベイブレードバーストXとの明確な差である。


🔵各ベイの立ち位置変化

▼ヘルズサイズ
→「ヘルズサイズ+Bが最も安定している」という意味では、不動の位置を確立しつつある。ただし、打点が高いナイトランスやHNに上を取られることが増え、ヘルズサイズ得意の「上から押さえつけてスピンフィニッシュ」が決まりにくくなったのは確か。
現状、ナイトランスの高重心によるブレのおかげでスタミナ面ではヘルズサイズに軍配が上がっているが、カウンターオーバー、エクストリームは侮れない。

という訳で、新たな択として、同じ高さになるヘルズサイズ+HNが流行る予感。
ヘルズサイズ+Bの安定感を削るべきかは諸説ありますが、ヘルズサイズ3-60HNは体感良かった、とだけ。

・・・LFによるラチェットバースト??
まだないんで知りませんね。


ドランソード
→対ナイトランスでカウンターでオーバーorエクストリームを食らう確率が高まったという意味では逆風。ただ、序盤に上手くラチェットに当てることが出来ればバーストフィニッシュに持ち込むことが出来るため、完全に不利とは言いきれない。また、ヘルズサイズに有利寄りという点も特に変わらず。

今まで以上に、序盤からラチェットに当てに行く立ち回りが要求されるが、相手も当然意識するので駆け引きに負けると一気に不利になる。
80のラチェット相手には、2〜3点(特にラチェットバースト)取れるように練習しておきたい。


・ナイトシールド
→ナイトランスよりもブレが大きくスタミナ面で不利。ただし、弾く力はナイトシールドも劣らず。
ちなみに、ドランソード受けとしてはナイトシールドに軍配が上がる。
ブレによる最後の一回りも期待出来るため、環境次第で立場逆転も有り得る。
今のところは下火になった気がする。


・ウィザードアロー
→多少軽めなものの、しっかり弾く、しっかり回るでヘルズサイズの次に安定している。軽いけど。

って思っていたのに、ナイトランスも安定してると来た。安定力だけで見たら、

ヘルズサイズ>ウィザードアロー>ナイトランス

だとは思っている。軽いけど。

ただし、ヘルズサイズ、ナイトランスには上を取られ微不利〜不利になりやすく、ドランソードには2、3点を取られやすいため、3機目に入れるかな?という立ち位置に。軽いし。

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という訳で、以上雑感でした。



・・・ん?ドランザーがいないって?

圧倒的なデータ不足(※再現性込みで)

ってところでお察しください。


・・・・・済まぬ。


次の記事では、100人ほどのフォロワー(当時)のアカウントが9万インプレッションを超えたティア表の最新版を公開致します!

いや〜、本当に迷いました。。。

そこら中で三つ巴になるので、ちょっと新しいパーツが出たらすぐ変わるくらいカオスな環境です。

初期特有の面白い環境なので、是非覗いて見てくださいね!

それでは、また!👋



追記

七色マルチがナイトランスを華麗に回してるところを早く観たいです。


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