本質と差別化、のような
職場のチームのみんなと話していて、システムエンジニアの仕事について考えていた。今後は学校でのプログラミング教育もあったりで、より多くの人がプログラミングに触れることになるかもしれない。そんな中で、専門職としてシステムを作っていくとはどういうことなんだろう、と。
今のところの考えとしては、システムを作るだけなら、きっとプロでなくてもできるだろう、と。だから、作ったシステムを他の人に渡して、自分がいなくなった後もシステムを使い続けられるようにすることが、プロとそうじゃない人たちとの違いになるのかな、という気がしている。
もちろん、これはかなり理想の話で、現状僕らが関わっているものでも、魔改造的なことをして騙しだまし運用しているシステムもあったりはする。
ただ、そう思う反面、やっぱりシステムエンジニアの本質は作ることだよなぁ…という思いは強い。システムを使い続けられるようにすることは、あくまでオプションだとは思う。ただそのオプションが難しいというか、コツがいることなので、結果として差別化の要因になっていくんじゃないかな、と。
他の業界ではどうなんだろう。たとえば、料理のプロとか。これは「料理の質」が本質であり差別化要因でもある、といえるかな。こういうところならわかりやすくていいんだけれど。。。